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【ワシントン西脇真一】拉致被害者の横田めぐみさんの母早紀江さん(70)は27日午前(日本時間28日未明)、米下院の公聴会で拉致問題の早期解決を求めて証言した。家族会メンバーの米議会での証言は初めて。また、早紀江さんらとブッシュ大統領との面談は、28日午前11時(同29日午前0時)からホワイトハウスで行われることが決まった。
大統領は、05年6月に、脱北者で韓国紙・朝鮮日報記者の姜哲煥(カンチョルファン)さんを招き、約40分にわたり北朝鮮での生活などについて聞いたことがある。
公聴会で、早紀江さんはメモを手に、北朝鮮が02年に拉致を認めたのにめぐみさんら被害者を救出できない悔しさを時折涙ぐみながら訴えた。また、拉致被害は12カ国に及んでいるとしたうえで、「すべての被害者を助け出し、これからの人生を自由の地で過ごさせてやりたい」と、世界に向けて経済制裁の発動を呼びかけた。
今回の公聴会は、外交の諸問題を扱う「国際関係委員会」の「東アジア太平洋」「人権」の両小委員会の共催で、北朝鮮の人権問題がテーマ。これまでも脱北者らが証言している。早紀江さんの証言は、北朝鮮人権法に基づく予算措置などに反映されるとみられる。
毎日新聞 2006年4月28日 1時47分 (最終更新時間 4月28日 2時04分)
拉致問題:横田さん米公聴会で証言 米大統領と面談へ-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ【ワシントン=石間俊充】訪米中の横田めぐみさんの母親、早紀江さん(70)が27日午前(日本時間28日未明)、米下院国際関係委員会小委員会の公聴会で、拉致問題について証言した。
早紀江さんは「世界各国の被害者を助け出し、これからの人生を自由の地で過ごさせてやりたい」と述べた。米議会で日本人拉致被害者の家族が証言するのは初めて。
早紀江さんは冒頭、用意した文面を読み上げ、めぐみさんについて、「北朝鮮にいることが分かってから9年以上が過ぎたのに、まだ救出できない。なぜ助けられないのか、くやしくて、悲しくてたまりません」と心情を吐露した。
拉致被害者が、日本をはじめ、韓国や中国、タイなど12か国に及ぶことに触れ、「世界が心を合わせ、『拉致は許せない。全被害者をすぐ返しなさい。それがないなら経済制裁を発動します』とはっきり言ってほしい」と強調したうえで、「それが私たち家族の心からの願いです」と訴えた。
途中、証言席の後ろにいた弟の拓也さん(37)が立ち上がり、めぐみさんの小学生時代に家族で撮影した写真と、北朝鮮が提供した制服姿の写真を引き伸ばしたパネルを、証言に合わせて高く掲げた。
(2006年4月28日1時12分 読売新聞)
「拉致許せない」早紀江さんが米下院の公聴会で証言 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの母早紀江さん(70)が27日午前(日本時間同日深夜)、米下院外交委員会の公聴会で証言した。「めぐみはまだ元気であちらにいるのです。すべての被害者を助け出したい」と涙ながらに語り、拉致問題解決への米国の協力を訴えた。早紀江さんらは28日午前(同29日未明)、ブッシュ米大統領と面会する予定だ。
公聴会は、下院外交委の中のアジア太平洋小委員会と人権小委員会の共催で、北朝鮮人権法の実施状況を点検し、今後の政府の対北朝鮮政策に生かすのが目的。米国のレフコウィッツ北朝鮮人権特使に続き、早紀江さんが証言した。ほかに、支援団体「救う会」副会長の島田洋一・福井県立大教授、韓国人拉致被害者や家族らも証言した。
早紀江さんは、拉致直後のめぐみさんの写真を04年11月に北朝鮮側から提供された際、「まだ助けてあげられなくてごめんなさい」と写真に話しかけて涙したことなど、拉致被害者家族が直面した苦難の日々を語った。
めぐみさんの死亡診断書や遺骨などとして北朝鮮が提供した物証や証言について日本側が04年12月、「裏付けは皆無で全く受け入れられない」と判断したことや、今年4月に日本側のDNA鑑定で、めぐみさんの夫とみられる男性が韓国人拉致被害者の金英男(キム・ヨンナム)さんである可能性が高まった経緯にも言及。早紀江さんは「うそや偽りを言いながら開き直る態度に憤りを感じる」などと北朝鮮を非難し、経済制裁などで米議会や米政府に解決への協力を呼びかけた。
早紀江さんらが97年結成した「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」は01年のブッシュ政権発足以降訪米を繰り返して米政府高官や有力議員と面会し、拉致問題解決への米側の協力を働きかけてきた。今年3月にはシーファー駐日米大使が新潟のめぐみさん拉致現場を視察し、米国側の関心も高まってきていた。
asahi.com:横田早紀江さん、米下院公聴会で証言 拉致解決協力訴え?-?社会
