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金総書記、シアヌーク前国王と会談「親善的な雰囲気」

 北朝鮮の朝鮮中央通信によると、金正日総書記は8日、今年2月末から平壌に長期滞在しているカンボジアのシアヌーク前国王の宿舎を訪れ、前国王と会談した。

 同通信は、会談で前国王が滞在中の北朝鮮側の配慮に謝意を表明、金総書記は「親善的な雰囲気で話を交わした」と伝えたが、具体的なやりとりは不明。4月半ばにはシハモニ国王が公式訪朝したが、この際は金総書記との会談は報じられなかった。(共同)

(05/09 08:35)
Sankei Web 国際 金総書記、シアヌーク前国王と会談「親善的な雰囲気」(05/09 08:35)

特定失踪者調査会の放送に妨害電波

 拉致問題に取り組む特定失踪者問題調査会が北朝鮮に発信している短波ラジオ放送に対し、正体不明の妨害電波が発信され始めたことがわかりました。

 特定失踪者問題調査会では、去年10月から北朝鮮に向けた短波ラジオ放送「しおかぜ」を発信、北朝鮮による拉致が濃厚と判断した特定失踪者の名前を読み上げたり、家族からの直接の呼びかけなどを行ってきました。

 さらに、先月からの改編では、韓国語でのニュースや脱北した元工作員による放送を始めましたが、今月に入って、突然、正体不明の妨害電波が発信され始めたということです。

 妨害電波は「しおかぜ」の放送終了と同時に停止することから、特定失踪者問題調査会では北朝鮮が妨害電波を流しているとみていて、「確実に電波は北に届いている。現在、緊急に対応を検討しているが、今後、さらに頑張りたい」としています。(09日13:56)
特定失踪者調査会の放送に妨害電波

【拉致事件】金英男さんの母・崔桂月さんインタビュー

 「あちらのご両親もわたしたちと同じように子どもを失って、精神的な苦しみを味わってきたことでしょう。互いに大変だったでしょうねと慰め合えればと思います」

 日本人拉致被害者・横田めぐみさんの夫と判明した金英男(キム・ヨンナム)さん(拉致当時17歳)の母、崔桂月(チェ・ゲウォル)さん(82)は8日、めぐみさんの父が来韓するとの知らせを受け、同じ立場の相手をいたわる様子だった。めぐみさんの父、滋さんは今月1517日に韓国を訪問し、崔さんと面会する予定だ。めぐみさんと金英男さんはそれぞれ日本と韓国で北朝鮮に拉致された。二人は1986年に結婚し、87年にキム・へギョンさんが生まれた。息子と娘を北朝鮮に奪われた韓国の母親と日本の父親が、2829年ぶりに結婚相手の親と面会するというわけだ。

 だが崔さんがいたわりの表情を見せたのもつかの間で、息子を思いたびたび涙を流した。長女の金英子(キム・ヨンジャ)さんが「老人ホームの仲間たちと気晴らしにどこかへ行ってくれば」とカーネーションの花を持ってきたが、老いた母は遠くの空を見つめたまま涙を流した。

 「老いた親は皆、自分の子どもが自慢だというのに…」と、崔さんはため息を漏らした。

 「英子、どうして何の連絡もないんだろうね。また放っておかれるんではないのかね」

 先月、日本政府がDNA鑑定の結果、北朝鮮に拉致された金英男さんが日本人拉致被害者の横田めぐみさんの夫であると発表した。韓国政府も先月22日、全北大病院で崔さんと金英子さんのDNAサンプルを採取したが、最終結果の発表が遅れており、崔さんは日々焦燥感に駆られている。

 金英子さんは「英男は末っ子で、家族みんなからかわいがられていました。おつかいで父のタバコを買いに行ったりして…。息子を失った父は鬱火病(怒りを極度に抑えることで起こるストレス性障害の一種)で亡くなった。母は胸がつぶれる思いで日々を過ごしているというのに、鑑定結果がこうも遅れるようでは母が耐えられるか心配だ」と話した。英子さんによると、先月英男さんのニュースを聞いた後、崔さんの健康状態がかなり悪くなったという。

 崔さんは「昔は生活が苦しくて、食べたいものも満足に食べさせてあげられなかったことが心残りだ。とにかく今度は息子に会えるんだろうね」と聞き返した。

 横田滋さんの韓国訪問には、めぐみさんの弟哲也さん(37)と、「拉致被害者を救う会」の西岡力副会長が同行する予定だ。

 滋さんと崔さんは16日、拉致被害者家族会の事務所があるソウル市松坡区の漁協中央会講堂で開かれる「拉致被害者の送還と特別法制定を求める大会」で面会する予定だ。

 崔さんは横田さんとの面会のことを思い出して、「英男の娘(へギョンさん)の写真を見ていると、私の末娘のようだ。死んだとばかり思っていた息子が生きていて、結婚して子どもまでいたことが分かってうれしい。英男にはいつ会えるのかね」と涙ながらに話した。

アン・ジュノ記者
朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)