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衆議院の拉致問題に関する特別委員会は、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの夫である可能性が高い韓国人キム・ヨンナムさんの家族を、今月29日の委員会に参考人として呼ぶ方針を固めました。
政府は、先月、横田めぐみさんの夫とされる男性について、1978年に韓国で拉致された韓国人のキム・ヨンナムさんである可能性が高いとするDNA鑑定の結果を発表しました。日本の拉致被害者の家族は、今月28日に東京で開く大規模な集会に、キム・ヨンナムさんの家族など韓国の被害者の家族を招く計画です。これに合わせて、衆議院の拉致問題に関する特別委員会は、今月29日に委員会を開き、キム・ヨンナム氏の母親のチェ・ゲウォルさんと姉のキム・ヨンジャさんを参考人として委員会に呼ぶ方針を固めました。委員会では、横田めぐみさんの両親の滋さんと早紀江さんも同じ日に参考人として呼びたいとしており、来週16日に特別委員会を開いて、こうした日程を正式に決めることにしています。今回の参考人質疑では、拉致被害者の家族の思いを話してもらうとともに、拉致問題の解決に向けた国際社会の協調のあり方などについて議論が行われる見通しです。
NHKニュース 千葉市は、同市中央区栄町にある在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関連施設に対する固定資産税の全額免除措置を、06年度から廃止することを決めた。市の内部規定を改正し、免除措置の条件となる施設の利用、活動実態を厳しく判断した。朝鮮総連の関連施設をめぐっては、福岡高裁が今年2月、同税の減免を違法とする判断を示したことなどから、課税に転じる動きが全国的に広がりつつある。県内では、関連施設への減免を続けてきた他市でも利用実態の調査などが進められており、見直しの流れが今後広がる可能性もある。
福岡高裁は2月、熊本市の朝鮮総連関連施設について「公益のために利用されたかは大いに疑問」として、同市の固定資産税減免措置の取り消しを命じる判決を出した。同市は「憲法が定める法の下の平等に反する」などとして上告している。
この高裁判決を重く見た総務省は4月、全国の自治体に関連施設の使用実態把握と公益性を厳しく判断するよう求める事務次官通知を出している。
千葉市は4月、市税の「減免事務取扱要領」を改正。公益目的で税の減免が申請された施設に対し、現地調査や利用簿の確認、周辺自治会からの聞き取りなどを行って判断すると定めた。
市税制課によると、これまで税を減免してきた朝鮮総連関連施設は、県本部がある不動産管理会社「興成商会」所有の千葉朝鮮会館(中央区都町2丁目)と、同「コリアンビジネスサポート」社所有の土地建物(中央区栄町)、興成商会所有の土地建物(花見川区検見川町3丁目)。
このうち栄町の施設は、02年度から土地、03年度から建物について減免してきた。今年度も4月12日に減免申請があったものの、市は新要領に従って調査。「利用簿などが整っておらず、不特定多数の人が広く公益的に使っているという確証が得られなかった」として、同28日に却下した。5月12日現在、申請者側から異議は出されていないという。
一方、花見川区の施設からは4月24日、千葉朝鮮会館からは5月1日にそれぞれ減免申請が出され、現在市が調査している。5月中には結論が出る見込みだ。
総務省のまとめでは、3月末現在、全国の90自治体が朝鮮総連関連施設を「公益目的の公民館や集会施設」などと認め、固定資産税の一部または全部を減免している。ただ03年以降、水戸市や和歌山市、松山市など七つの自治体が減免を廃止。さらに福岡高裁判決後は、盛岡市が課税の方針を固めた。
県内では、千葉のほか、船橋、松戸、木更津、茂原の4市にも朝鮮総連の関連施設がある。4市は、昨年度まで減免措置をとってきたが、総務省の通知などを受け、課税も視野に入れた実態調査を進めている。
船橋市は、朝鮮総連関連施設を含め、公益目的で同税を減免している約200の集会所や自治会館などすべてを対象に、実際の利用状況を聞き取る方針。これまでは、一度認められた施設は毎年ほぼ無審査で減免してきた。全施設対象としたのは、「公平性も考慮したため」としている。
松戸、木更津、茂原の各市も使用状況を聞き取りするほか、施設利用簿の確認、現地調査などをする予定だ。ただ今年度課税するか、減免するかは結論を出しておらず、「最高裁判決や全国の動きを見ながら判断したい」と様子見だ。
ある市の担当者は「どんな決定をしても批判にさらされるおそれがある。しっかりとした論拠ができるまで、慎重にならざるを得ない」と説明する。
その理由は、在日朝鮮人も市税を払っている市民であり、こうした人たちが利用する集会所を公益目的でないと説明するのは難しい、との見方もあるからだ。その半面、「総務省の通知を受けて『減免継続』の決定は出しにくい」とも言う。
朝鮮総連側は全国的な課税の動きに反発を強めている。朝鮮総連中央本部は「政治的圧力による在日朝鮮人への人権侵害だ。憂慮している」としたうえで、「課税された場合、個別に異議申し立てなどをしていくだろう」としている。
asahi.com:朝鮮総連の税減免/千葉市が見直し - マイタウン千葉 韓国の米大使館がホワイトハウスの指示だとして、ブッシュ米大統領とレフコウィッツ北朝鮮人権問題担当特使(大統領特使)が立ったまま打ち解けて話す姿の写真を韓国のマスコミ各社に配布したのは、ブッシュ大統領が北朝鮮の人権問題に関連、韓国に対し、どれだけ大きな不満感を抱いているのかを雄弁に物語る「事件」だ。
写真の配布は、北朝鮮の人権に関する限り「レフコウィッツ米大統領特使の発言はブッシュ大統領の考えを代弁するもの」という深刻なメッセージを韓国政府、とくに盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に伝えているのだ。同特使は、北朝鮮の人権に沈黙する韓国を批判し、検証なしの北朝鮮への支援は、北朝鮮政権だけを助けるもの、と声を高めている人物だ。
北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の当事国が「北朝鮮は核を放棄し、残り5カ国は北朝鮮に経済支援を行ない、米国は北朝鮮との関係を正常化し、南北(韓国・北朝鮮)と米国・中国が平和協定の締結を協議する」という共同文書を採択したのが、わずか昨年9月のことである。北朝鮮の核問題がついに解決されるのか、と思われていた。
何が事態を反転させたのか。北朝鮮が提供した原因については、多くの専門家が意見を示した。しかし、米国の事情については十分な理解がない。「米国の責任」論は、北朝鮮を支持するもので、反米的なものなどと「偏向」見解に見なされている。それは、「北朝鮮の責任」論が、「反冷戦」と「極端な保守」という偏見に格下げされるのと同様だ。
米国のほうの根本的な問題は、ブッシュ大統領が原初的に北朝鮮・金正日(キム・ジョンイル)国防委員長を嫌悪することだ。02年の夏、ブッシュ大統領は米紙ワシントンポスト・ウッドワード記者とのインタビューで次のように語った。「私は金委員長が嫌い。彼(this guy)についての私の反感は本能的(visceral)だ」。ブッシュ大統領は金委員長が原初的に嫌い、との言葉を繰り返した。
同大統領は、それが自身の宗教のためかもしれない、と語ったりもした。ブッシュ大統領はそれを話す際、手振りをまじえて声を高めた。誰かを本能的に嫌う人の心を変えることはむずかしい。宗教が介入すればさらにそうだ。ブッシュ大統領は、「政教分離」が不十分な人に思われる。
北朝鮮との交渉を強調するヒル国務次官補がつかの間に浮上したものの、停滞してしまったことや、ラムズフェルド国防相が03年に「作戦計画5030の樹立」を指示したのも、ブッシュ大統領の「北朝鮮への認識」につながっている、と考えるべきだろう。
作戦計画5030は、偵察機「RC-135」を①北朝鮮の領空に接近させることで、北朝鮮空軍機を発進させ②空軍機が貴重な燃料を消尽し、数週間にわたり軍事演習を行ない、北朝鮮の人々が地下のバンカーへ入り、食料品などを食べ尽くす状況になれば③混乱に陥った軍部が「反金正日」の大事を決行するよう誘導する、というまるで映画のような内容だ。
北朝鮮への金融制裁も、作戦計画5030に盛り込まれている「北朝鮮の金融システムをこう乱させるシナリオ」の予行演習のように思える。盧大統領がモンゴルで発言した内容も、ブッシュ政権の北朝鮮関連政策の基調が、「北核解決」よりは人権・偽造紙幣を手段にした北朝鮮政権交代の路線に戻りつつある、との判断から出たものと見られる。
ブッシュ政権の北朝鮮関連政策が執権初期のものに戻れば、韓国は▽核を保有した北朝鮮と共存するか▽外部の勢力による北朝鮮の変化・混乱・戦争の危険に露出されることになる。だから「金委員長、たくさんのものを差し上げるから、条件なしに会い、一緒に問題を解いてみよう」というのが、モンゴル発言のポイントと思われる。
問題のある発言だ。第一は、北朝鮮に「与えるいっぽう」の取り組み方で国論を分裂させた状況で、またも条件なしにさらに与えるとしたら、「勝手に決めるな!」との反発があり得る。第二は、モンゴル発言は事実上、真向かいからブッシュ大統領と対決する、との宣言になる。ブッシュ大統領の「北朝鮮への圧迫」が不吉に思え、けん制が必要とされるのは事実だが、外交的な説得ではなく民族自主的な対応に思われる政策は、韓国を孤立させるだけだ。
とりわけ、韓米合同軍事演習を北朝鮮が不安がるのを同情するようなコメントは、「北朝鮮の核開発に一理ある」としたロサンゼルスの発言と同じもので、同盟関係の国の大統領が語るべき言葉ではない。米国の反発を買うのに十分だ。盧大統領は、ひとまず「たくさんの譲歩と条件なしの支援」の内容を明らかにし、韓国内の世論と米国の疑惑を解消しなければならない。
金永煕(キム・ヨンヒ)国際問題記者
2006.05.12 14:55:12
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