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横田めぐみさんの父親の滋さんら拉致被害者の家族は16日午後、訪問先の韓国で、めぐみさんの夫の可能性が高いキム・ヨンナムさんの家族に初めて面会しました。
面会は16日午後、ソウル市内にある韓国の家族会の事務所があるビルで行われ、めぐみさんの父親の滋さんと弟の哲也さんが、めぐみさんの夫の可能性が高いキム・ヨンナムさんの母親のチェ・ゲウォルさんと姉のキム・ヨンジャさんに初めて面会しました。はじめに滋さんと哲也さんが、母親のチェ・ゲウォルさんと固く握手をかわすと、チェさんはハンカチで涙をぬぐっていました。滋さんが「テレビで何回も見ているので初めて会う気がしません」と話しかけると、チェさんは「わたしたちも同じで、初めての気がしません」と答え、滋さんが「めぐみとヨンナムさんが愛し合い、キム・ヘギョンさんが元気がよい子に育ってうれしく思います」と述べると、姉のキム・ヨンジャさんが「お父さんに会って顔を見るとヘギョンさんの面影に似ていると思います」と話しました。また、滋さんが「ヨンナムさんが軟禁されているという話もありますが、母親の元に返ってくるまでもう少し我慢してください」と語りかけると、キム・ヨンジャさんは「いっしょに頑張って、早く肉親が帰れるよう手を結んでいきたい」と答えていました。さらに哲也さんが「さぞつらい毎日を過ごしてこられたと思う。わたしにはヨンナムさんの『お母さん、お姉さん』という声が聞こえます。またわたしの姉の『お父さん、お母さん』という声が聞こえます。ともに解決まで闘っていきましょう」と話すと、キム・ヨンジャさんは「その苦しみはわたしだけのものではありません。全員が帰って来るまで、いっしょに頑張りましょう」と涙で声を詰まらせながら話しました。このあと、滋さんが「一日も早くヨンナムさんとお母さんが対面できるよう、気持を込めて作られた置物です」と被害者の救出を願って作られた置物を手渡すと、キム・ヨンナムさんの家族が陶磁器の湯飲みを手にして「湯飲みはいつも使うもので、お互いが家族のようにいつも忘れないようにという気持を込めたものです」と滋さんに渡しました。また滋さんが、早紀江さんから託された手紙を手渡すと、姉のキム・ヨンジュさんが、横田さんの家族にあてた手紙を手渡しました。
NHKニュース
【ソウル16日聯合】北朝鮮拉致被害者横田めぐみさんの家族が16日午後、めぐみさんの夫とされる金英男(キム・ヨンナム)さんの家族とソウル市内で対面した。
会場には金さんの母、崔桂月(チェ・ゲウォル)さんと金さんの姉の英子(ヨンジャ)が先に到着し、続いてめぐみさんの父、滋さんが拉北者家族の会の崔成竜(チェ・ソンヨン)代表に伴われ姿を現した。崔さんと滋さん、英子さんとめぐみさんの弟の哲也さんがそれぞれ手を取り合った。
滋さんは崔さん親子に「こうして会えてうれしい」と言い、28日に東京で開催される拉致被害者の送還を求める対策会議が、韓国の拉致被害者の家族とともにできる場になれば、との希望を示した。また、日本では金さんと娘のヘギョンさんが監禁されているとの報道もあり悲しく思うが、逆に考えると2人が元気でいるという意味だとして崔さんを勇気づけた。
英子さんは準備してきた陶器製の茶器セットを贈り、滋さんは拉致被害のマークが刻まれた飾り物を手渡した。両家族は立ったままで20分間話を交わし続けた。
その後、同じ会場で韓日の拉致被害者団体は、拉致被害者の早期送還を求める声明書を採択した。北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)政権に対し、金英男さんと横田めぐみさんをはじめとする数多くの拉致被害者を無条件で送還し、家族らに頭を下げて謝罪するよう主張した。また、拉致被害者の家族と非政府組織(NGO)に向け、「北朝鮮政権の暴圧に苦しむ北朝鮮住民の人権改善と、金正日政権に拉致された被害者の無条件送還に向け、強固な国際連帯を構築しよう」と呼びかけた。
YONHAPNEWS WORLD SERVICE : JAPANESE NEWS 訪韓中の「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の横田滋代表(73)らは16日午前、ソウル市内で韓国人拉致被害者(拉北者)家族団体の事務所を相次いで訪れた。
韓国の家族団体は日本の家族会の活動に触発され結成された。今月下旬にも団体代表らが来日し、家族会主催の集会に出席する予定だ。
横田さんらはまずソウル市の「拉北者家族協議会」事務所で崔祐英(チェ・ウヨン)会長(35)と会った。朝鮮戦争後、韓国人約4000人が拉致され、大多数は帰国したが、まだ485人が戻っていない。
崔さんの父で漁労長だった崔宗錫(チェ・ジョンソク)さんも87年に漁船ごと拉致された。崔さんは99年に来日し家族会の集会に参加したのをきっかけに00年、家族協議会を結成した。滋さん、早紀江さん(70)夫妻を「日本のお父さん、お母さん」と慕っている。
この日、事務所を訪れた横田さんに、崔さんは「韓国の拉致被害者家族が国内で理解が得られないときに、日本の家族会のみなさんから励ましていただいた。今後も連帯していきたい」と語りかけた。
横田さんらは次にソウル市の朝鮮戦争拉北人士家族協議会を訪れ、李美一(イ・ミイル)理事長(57)と面会した。
同協議会は朝鮮戦争中に北朝鮮に拉致された韓国市民の家族らが00年に結成した。朝鮮戦争中は8万人余りが北へ拉致されたが、ほとんど韓国に戻っていない。
李さんは4月27日、早紀江さんとともに米下院外交委の公聴会で証言し、「母は84歳、いまも父の帰りを待っています。父を含め戦争中に拉致された8万人を取り戻せるよう、助けて下さい」と訴えた。
横田さんら、韓国拉致家族会を訪問 連携を確認 (朝日新聞) - goo ニュース
