trycomp2のブログ -2165ページ目
崔桂月さん、金英子さんからの手紙の要旨は次の通り。
横田めぐみさんのお父さん、お母さんへ
思いがけず、違う国で知ることもできなかった私達家族が、実は同じ痛みを持ちこうした手紙を書くことになるなんて、これほど不思議な運命はないでしょう。無理に忘れようと努力し、今はほとんど忘れてしまった28年前の事件が、改めて私達家族の心を痛めており、人の縁とは不思議だと思います。なぜよりによって私達なんでしょう。
お父さんとお母さんも娘に早く会いたいでしょうね。私達も英男に早く会いたいです。当時の英男ではないでしょうけれども、その声さえ聞ければどれほどうれしいでしょう。孫娘のへギョンちゃんにも早く会いたいでしょうね。ただ見るだけでも良いはずなのに会えなくて本当に残念です。
また遺骨の問題でどれほど多くの試練を経験されたのでしょう。痛みを感じなかった人には真の痛みを理解できません。
良い方向に前向きに考えましょう。必ず良い消息が伝えられると信じています。その後には私達がもう一度会って昔話をし、お互い良い時間を過ごしましょう。一日も早くその日が来る事を固く信じ、ペンを置きます。
2006年5月15日
家族より
毎日新聞 2006年5月16日 21時41分
金英男さん家族:横田滋さん、早紀江さんに手紙-話題:MSN毎日インタラクティブ 横田早紀江さんの手紙の全文は次の通り。
崔桂月様 金英子様
金英男様が北朝鮮に拉致された高校生だった事が明らかになり、私の娘めぐみも拉致された日本の少女でありました。そして2人は結婚し、キム・へギョンという元気な少女が成長してテレビに出ました。
本当に残酷で悲しい事件ながら、一時期、幸せな家庭生活を送っていた事を思います。奇(あや)しい事で、この度、訪韓して皆様と初めてお会いする事になりました。私は今、体調を弱めており、お会い出来ず大変残念に思っております。
同じ年月、同じ苦しみの中、日々どんなに辛(つら)く悲しい思いでお過ごしになって来られました事かと、我身を振り返り、言葉に表せないほどの辛さを覚えます。そして心からお慰め申し上げます。
決してあきらめる事なく、皆が元気に帰国してくる日を信じ、希望を失わずにいらして下さいませ。共に祈り闘って、子供達を取り戻しましょう!
お体を大切にしてください。
5月15日
横田早紀江
毎日新聞 2006年5月16日 21 時03分
横田早紀江さん:金英男さんの母と姉に手紙-話題:MSN毎日インタラクティブ 拉致被害者横田めぐみさん(拉致当時13)の父滋さん(73)と弟の哲也さん(37)は16日午後、日本側のDNA鑑定でめぐみさんの夫の可能性が高いとされた韓国人拉致被害者金英男(キム・ヨンナム)さん(同16)の母崔桂月(チェ・ゲウォル)さん(78)、姉金英子(キム・ヨンジャ)さん(47)とソウル市内で面会した。
両家族の面会は初めて。日韓の拉致被害者家族会は連帯して拉致問題への両国の理解を広げ、北朝鮮に経済制裁を含む強い対応をとるよう両国政府に促す狙いがある。日本政府も国際世論を喚起するきっかけと期待する。ただ、韓国政府は南北対話を重視する立場から、拉致問題とは距離を置く姿勢を保つ。この面会をきっかけに、7月にロシアで開かれる主要国首脳会議(G8サミット)に向けて国際世論が高まるかどうかは不透明だ。
両家族は、ソウル市南東部の「拉北者家族会」事務所がある水産会館の講堂で、面会した。
滋さんは「めぐみが英男さんと愛し合い、(娘とされる)キム・ヘギョンさんという元気で賢い子が育ったことに感謝します。早く帰れることを祈っています」と言葉をかけた。金英子さんは「テレビで見たヘギョンさんは、お父さん(滋さん)の面影がありますね」と答えた。さらに、両家族とも「救出までともに闘いましょう」と声をかけあった。
滋さんは、米大統領との面会後に体調を崩して訪韓を見送った妻早紀江さん(70)の手紙を渡した。「希望を失わず、ともに祈り闘いましょう」などとあった。
これに対して、英子さんも「私たちがこのような縁で結ばれていたとは想像できなかった」との手紙を滋さんに手渡した。
両家族の面会後は同じ会場で集会などが開かれた。支援者が声明を読み上げ、「北朝鮮は無条件で拉致被害者を送還せよ」と訴えた。
崔さんらは27日、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」などが主催する集会出席のため来日する。29日には安倍官房長官、麻生外相らと面会する予定。衆院拉致問題特別委員会は16日、崔さんを29日に参考人招致することを決めた。
日本政府が今年2月、金英男さんら5人の拉致被害者の家族から毛髪などの提供を受け、DNA鑑定した結果、金さんがめぐみさんの娘ヘギョンさんの父親の可能性が高いと発表した。
横田滋さん、金英男さんの家族と面会 (朝日新聞) - goo ニュース
