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北朝鮮が韓国と日本から拉致した人質同士に「見合い結婚」をさせ、韓日間の姻戚関係を結ばせた。16日、日本人拉致被害者である横田めぐみさんの父親・横田滋さんが、一度も会ったことのない壻である金英男(キム・ヨンナム、平壌居住)さんの母親・崔桂月(チェ・ゲウォル)さんと、ソウル松坡区(ソンパグ)の水産協同組合講堂で、手を取り合った。何ともいえない姻戚間の出会いだった。
北朝鮮は韓国赤化事業に動員する工作員にしようと、1977年に日本から女子中学生のめぐみさんを、78年に全羅北道群山(チョンラプクド・クンサン)の仙遊島(ソンユド)海水浴場から高校生の金英男さんを拉致した。親の下で育つべき青少年を拉致し、工作員に「人間改造」しようとした狙いと手口は、やはり北朝鮮らしい。彼らは南北で「民族同士」を叫ぶ今日でも、赤化統一路線を変えてはいない。
北朝鮮の対韓国工作機関の下で育っためぐみさんは金英男さんと結婚しており、二人の間に金ヘギョンという娘が生まれた。一連の事実を日本側が粘り強い調査の末に明らかにしたが、北朝鮮はめぐみさんが死亡したとばかり主張し、金英男さんについては「特殊機関員」という理由で、真相解明を拒否している。自分たちの犯したことが反人倫的蛮行であることを知っているため、明らかにすることが怖いのだろう。しかし、韓日の姻戚間の悲劇は、北朝鮮の国家犯罪のうち、氷山の一刻に過ぎない。
それにもかかわらず、韓国政府は北朝鮮の反人権犯罪を追及し、明らかにするどころか、金正日(キム・ジョンイル)政権を庇い、目をつぶっているばかりだ。日本政府は自国民保護のために、そして主権が侵害されたことで、北朝鮮拉致者問題を徹底的に追及することによって、北朝鮮を圧迫している。横田滋さん一行の韓国訪問も、在韓日本大使館が全面的に支援している。
しかし、韓国政府は金英男さんの生存さえ、北朝鮮に直接確認できずにいる。厳然たる大韓民国の国民である北朝鮮拉致者の生命と安全については、これほどにも無関心でありながら、過去韓国内の産業化過程でもたらされた人権侵害については、繰り返し再調査を行う政権だ。その道徳的政略的な二重性には呆れるばかりだ。
donga.com [Japanese donga] 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)との和解を17日に発表した在日本大韓民国民団(韓国民団)の脱北者支援民団センターが休止状態になっていることが明らかになった。
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韓国民団の脱北者支援について朝鮮総連は批判的だったため、韓国民団が和解に向けて朝鮮総連に配慮したという。ただ、問題を先送りした形の対応には、韓国民団の内部でも批判があり、今回の共同声明が真の和解につながるのか、不透明のままだ。
同センターは帰還事業で北朝鮮に渡った元在日朝鮮人などが祖国で迫害を受け、1990年代半ば以降、日本に逃れて来たため、この受け入れのために2003年6月に設立された。帰還事業は59年から84年にかけて行われ、朝鮮総連は北朝鮮を「夢の楽園」などと宣伝して事業を推進。韓国民団は反対した経緯がある。
現在、約100人の脱北者が日本で暮らすが、同センターは、このうち約70人に対し、就職の世話や生活保護を受けるまでの生活費の支給など支援を行っている。この活動について、朝鮮総連内部には「不法出国の犯罪者を支援するものだ」との意見があり、朝鮮総連はセンターの存在に不快感を示してきたという。
ところが、今月初めから、センターがいきなり休止状態になった。韓国民団は「一時保留」だと説明。理由は「朝鮮総連への配慮など、総合的に判断した」としている。
韓国民団の関係者(69)は「今回、和解に至ったのは、脱北者支援を中止したからだろう」と分析したうえで、「ただ、(脱北者支援が)休止のままだと、韓国民団の組織の中で理解が得られないのでは」と懸念を示した。
法務省入国管理局時代に、在日韓国・朝鮮人の法的地位の改善に努めた坂中英徳・脱北帰国者支援機構代表は「人道問題である脱北者支援を中止して、『悪』のイメージを抱える朝鮮総連と組むことは、日本人との共生を望む多くの在日コリアンの意識とズレがある」と指摘する。
(2006年5月18日3時5分 読売新聞)
民団、5月初めから脱北者支援を休止…総連に配慮? : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 在日本大韓民国民団(民団)と在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の和解について、民団長野県地方本部の呉公太団長は17日、「独自に脱北者支援と拉致問題活動などを行っていきたい」と述べ、中央本部の決定に従わない意向を示した。
呉団長は、民団中央本部による脱北者支援センター活動の一時棚上げについて「国内に約100人の脱北者がいるにもかかわらず、見過ごすことは間違っている」と非難し、「北朝鮮とは拉致や脱北者、さらには北朝鮮国内における人権問題など問題を抱えている」と指摘した。和解について、団員十数人から抗議電話があったという。
呉団長は「多くの問題を棚上げして和解しても、今後うまくやっていけるか心配がある。総合的に考えると(和解は)必ずしも喜ばしいことではない」と感想を述べた。【藤原章博】
毎日新聞 2006年5月18日 3時00分
民団長野:「脱北者支援、棚上げ誤り」…独自で活動継続へ-話題:MSN毎日インタラクティブ
