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麻生外務大臣は外務省でロシアのロシュコフ駐日大使と会談し、国連・安全保障理事会で日本が提示した北朝鮮への制裁措置を含む決議案への支持を求めましたが、ロシュコフ大使は「プーチン大統領に伝えたい」と述べるにとどまりました。
この中で、麻生外務大臣は「北朝鮮のミサイルはロシアの沖合に着弾し、両国の安全保障に直接かかわる重大な問題だ。断固たるメッセージを迅速に表明することは両国の利益になるはずだ」と述べました。そのうえで、麻生大臣は国連・安保理で日本が提示した北朝鮮への制裁措置を含む決議案について、「大多数の安保理メンバーが支持しており、議長声明を追求しているのはロシアと中国だけだ。引き続き、決議案の採択への支持を要請する」と述べました。これに対し、ロシュコフ駐日大使は「北朝鮮に対し明白な強いメッセージを出す必要があるという点で、日本とは同じ立場だ。決議案の採択は、さまざまなやり方のうちの一つだと思うが、要請についてはプーチン大統領やラブロフ外相に伝えたい」と述べるにとどまりました。このあと、麻生大臣は国連・安保理の8か国の非常任理事国の駐日大使らと会談し「団結を維持し、可能な限り速やかに安保理で決議案を採択したいと考えている」と述べ、各国の支持を求めました。
NHKニュース中国を訪れている外務省の佐々江アジア大洋州局長は7日、中国の武大偉外務次官と会談し、国連安全保障理事会で日本が提示している決議案の採択に向けて、中国側の協力を求めました。
外務省の佐々江アジア大洋州局長は7日午後、中国外務省で、6か国協議の議長を務める武大偉次官と会談しました。会談では、日中双方が、北朝鮮のミサイルの発射によって非常に大きな問題が生じているという認識で一致し、さらに6か国協議の早期の再開を目指すことでも一致しました。そのうえで、佐々江局長は「国連安全保障理事会の問題では中国が重要な役割を担っており、きっちりした対応を行うことが重要だ」として、国連安保理で日本が提示している制裁措置を含む決議案の採択に向け、協力を要請しました。これに対し武次官は「6か国協議が、問題を打開するうえで非常に重要な場だ。協議の再開を目指すうえで、すべての関係国が問題を悪化させないことと、複雑化させないことが重要だ」と述べ、6か国協議を再開して北朝鮮を協議の場に戻すうえでも、日本に対して慎重な対応を取るよう求めました。
NHKニュース北朝鮮と外交関係を持つオーストラリアは、北朝鮮によるミサイル発射を受けて、外交関係を縮小することを決め、両国の政府関係者の交流を停止する措置を取りました。オーストラリア政府の高官が7日、NHKに対して明らかにしました。
それによりますとオーストラリア政府は、今回のミサイル発射を受け、オーストラリアへの入国を希望する北朝鮮の政府関係者へのビザ発給を凍結するとともに、オーストラリア政府関係者の北朝鮮への渡航も見合わせる措置を取りました。オーストラリアはこうした措置について、北朝鮮側にも通告したということです。オーストラリア政府高官は「北朝鮮によるミサイル発射の準備の動きが伝えられて以来、事実上、交流を控えてきたが、発射を受けて公式に交流を停止した。北朝鮮が強硬姿勢を変えないかぎり、この措置は続ける」と話しています。オーストラリアは1975年、北朝鮮がピョンヤン駐在のオーストラリア外交官を追放したことをきっかけに外交関係を断絶しましたが、2000年、北朝鮮への融和政策の一環として、外交関係を回復させました。
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