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松本京子さん兄、早期帰国実現を塩崎長官らに要請

 北朝鮮による拉致被害者に認定された鳥取県米子市の松本京子さんの兄、孟(はじめ)さん(59)と「特定失踪(しっそう)者問題調査会」のメンバーら7人が22日、首相官邸を訪れ、拉致問題を担当する塩崎恭久官房長官と中山恭子首相補佐官に、京子さんの早期帰国の実現を要請した。
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 中山補佐官が「長い間大変な思いをされたとでしょう」と孟さんにねぎらいの言葉をかけたほか、塩崎官房長官が、「特定失踪者の問題もしっかりやっていきたい」などと述べた。

 面会後、孟さんは「気持ちは十分伝わったと思うが、これからが出発点。あくまで妹が帰ってくることが目的」と話していた。

 一方、孟さんは、東京・文京区の特定失踪者問題調査会事務所で、北朝鮮向けに流している短波ラジオ「しおかぜ」のメッセージ収録も行った。母三江さん(83)が畑で育てた大根で作るたくあんが、京子さんの好物だったことに触れ、「今年も漬けている。きちんと漬けて、京子が帰るのを待っている。体に気を付けて達者でおれよ」と呼びかけていた。
(2006年11月22日22時18分 読売新聞)
松本京子さん兄、早期帰国実現を塩崎長官らに要請 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

松本京子さんの兄、官邸で早期救出訴え

 29年前、北朝鮮に拉致されたと政府が正式に認定した鳥取県の松本京子さんの兄が上京し、今後は横田 滋 さんら家族会とも行動を共にすると述べ、官邸で京子さんの早期救出をあらためて訴えました。

 「妹が一日も早く帰れるようにお願いしたいと思っています」(松本京子さんの兄・孟さん)

 横田めぐみさんが拉致されたおよそ1ヶ月前の77年10月、鳥取県米子市で拉致された松本京子さん(当時29)。これまで、京子さんの兄・松本 孟 さんは「特定失踪者の家族」として京子さん救出を訴えてきました。

 松本さんは拉致被害者・田口八重子さんの兄、飯塚繁雄さんと面会しました。

 「私たちの目標にしてた(拉致)認定をこの度、頂けたということで、ホッとしたり、喜んだりしています」(松本 孟 さん)

 「我々の目的は認定ではなくて、(被害者の)帰国なんですね」(飯塚繁雄さん)

 孟さんが22日、鳥取県米子市から上京し真っ先に向かったのが、拉致被害者家族会の飯塚繁雄さんとの面会でした。

 「家族会への入会要請を飯塚副代表に申し入れたところでございます」(松本 孟 さん)

 「『今後、一緒に戦っていこう、活動していこう』と」(家族会 飯塚繁雄 副代表)

 22日から新たに「拉致被害者家族」としての新たな一歩がスタートしたのです。

 松本さんの拉致事件では、発生当初から2人の男が松本さんらしき女性を海辺に連れ去ったとの付近の住民の目撃情報があり、失踪する4日前、浜田港の沖合で北朝鮮の工作船と見られる不審な漁船が停泊していたことも判明。さらに、今年春頃に警察当局に寄せられた新たな証言が拉致認定につながりました。

 「(4年前)『どちらさんですか?』と聞いたら『キョウコ』と言っていた。『松本京子さんですか?』と聞いたら、ちょっと含み笑いをしていた」(北朝鮮の取引先に電話をした会社社長)

 孟さんは「拉致被害者家族」として中山総理補佐官と面会し、今後、北朝鮮側との交渉で京子さんの早期救出を迫るよう訴えました。

 「6か国協議というのは拉致が出てくるということですので。(Q.その中で松本さんの名前も?)『挙がるだろう』ということですね」(松本 孟 さん:中山首相補佐官との面会後)

 また松本さんは、短波放送「しおかぜ」で放送する京子さんへの救出メッセージを収録しました。

 「京子、兄貴だ、わかるか。京子がいなくなって30年経ちますが・・・」(松本 孟 さん)

 「今の拉致認定基準を大幅に下げてもらわないといけない。(新たに拉致認定されたのは)4年間で2人ですから、2年間に1人のペースで、こんなことでやっていたら、とても(救出が)間に合いませんので・・・」(特定失踪者問題調査会 荒木和博 代表)

 今後、新たな拉致認定が進むのか注目されます。(22日16:12)
TBS News-i

「聞こえるかあ」 松本京子さん兄、北向け放送メッセージ

 「なるべく早く帰れるよう頑張るから、身体に気をつけて達者でおれよ。聞こえるかあ」。昭和52年10月、北朝鮮に拉致された鳥取県米子市の会社員、松本京子さん=拉致当時(29)=の兄、孟さん(59)が22日に上京し、北朝鮮に向けて流している短波ラジオ放送「しおかぜ」に、京子さんにあてたメッセージを録音した。メッセージは24日午後10時からの放送で流される。

 孟さんは収録に先立ち、拉致被害者の「家族会」副代表で、田口八重子さん=同(22)=の兄、飯塚繁雄さん(68)と面会。京子さんが正式に拉致被害者と認定されたことから家族会への入会を希望した。来月12日に開かれる臨時家族会で諮られ、入会が認められる見込み。飯塚さんは「一緒に戦っていこうということに変わりはない。入会されると思う」と話した。

 「しおかぜ」は、北朝鮮に拉致された可能性を排除できない行方不明者を調べている「特定失踪(しっそう)者問題調査会」(荒木和博代表)が昨年10月から放送を開始。ニュースのほか、特定失踪者や拉致被害者の家族の手紙や生の声をメッセージとして流している。

 「しおかぜ」のスタジオでマイクに向かった孟さんは「京子、分かるか? 兄貴だ」と語り始め、「今まで何もしてやれなくてすまんなあ。今年もおばあさん(京子さんの母、三江さん)が、京子の好物の沢庵を漬けて帰りを待っているから。はよ帰らないけんがなあ」と京子さんに呼びかけた。収録したメッセージは約1分40秒。

 孟さんはこの日、飯塚さんや、調査会の真鍋貞樹専務理事らとともに官邸を訪れ、塩崎恭久官房長官、中山恭子首相補佐官と面会。塩崎長官から拉致認定の通知書を受け取った孟さんは「妹が無事帰ってこられるよう、よろしくお願いします」と要請した。中山補佐官は「政府として真剣に取り組んでいきます。一緒にやっていきましょう」と約束した。

(11/22 19:19)
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