松本京子さんの兄、官邸で早期救出訴え | trycomp2のブログ

松本京子さんの兄、官邸で早期救出訴え

 29年前、北朝鮮に拉致されたと政府が正式に認定した鳥取県の松本京子さんの兄が上京し、今後は横田 滋 さんら家族会とも行動を共にすると述べ、官邸で京子さんの早期救出をあらためて訴えました。

 「妹が一日も早く帰れるようにお願いしたいと思っています」(松本京子さんの兄・孟さん)

 横田めぐみさんが拉致されたおよそ1ヶ月前の77年10月、鳥取県米子市で拉致された松本京子さん(当時29)。これまで、京子さんの兄・松本 孟 さんは「特定失踪者の家族」として京子さん救出を訴えてきました。

 松本さんは拉致被害者・田口八重子さんの兄、飯塚繁雄さんと面会しました。

 「私たちの目標にしてた(拉致)認定をこの度、頂けたということで、ホッとしたり、喜んだりしています」(松本 孟 さん)

 「我々の目的は認定ではなくて、(被害者の)帰国なんですね」(飯塚繁雄さん)

 孟さんが22日、鳥取県米子市から上京し真っ先に向かったのが、拉致被害者家族会の飯塚繁雄さんとの面会でした。

 「家族会への入会要請を飯塚副代表に申し入れたところでございます」(松本 孟 さん)

 「『今後、一緒に戦っていこう、活動していこう』と」(家族会 飯塚繁雄 副代表)

 22日から新たに「拉致被害者家族」としての新たな一歩がスタートしたのです。

 松本さんの拉致事件では、発生当初から2人の男が松本さんらしき女性を海辺に連れ去ったとの付近の住民の目撃情報があり、失踪する4日前、浜田港の沖合で北朝鮮の工作船と見られる不審な漁船が停泊していたことも判明。さらに、今年春頃に警察当局に寄せられた新たな証言が拉致認定につながりました。

 「(4年前)『どちらさんですか?』と聞いたら『キョウコ』と言っていた。『松本京子さんですか?』と聞いたら、ちょっと含み笑いをしていた」(北朝鮮の取引先に電話をした会社社長)

 孟さんは「拉致被害者家族」として中山総理補佐官と面会し、今後、北朝鮮側との交渉で京子さんの早期救出を迫るよう訴えました。

 「6か国協議というのは拉致が出てくるということですので。(Q.その中で松本さんの名前も?)『挙がるだろう』ということですね」(松本 孟 さん:中山首相補佐官との面会後)

 また松本さんは、短波放送「しおかぜ」で放送する京子さんへの救出メッセージを収録しました。

 「京子、兄貴だ、わかるか。京子がいなくなって30年経ちますが・・・」(松本 孟 さん)

 「今の拉致認定基準を大幅に下げてもらわないといけない。(新たに拉致認定されたのは)4年間で2人ですから、2年間に1人のペースで、こんなことでやっていたら、とても(救出が)間に合いませんので・・・」(特定失踪者問題調査会 荒木和博 代表)

 今後、新たな拉致認定が進むのか注目されます。(22日16:12)
TBS News-i