麻 生大臣「北朝鮮は日本を孤立させようとしている」
麻生外務大臣はテレビ朝日の番組に出演し、6カ国協議で焦点のエネルギー支援に関連し、拉致問題の進展がなくても、北朝鮮の電力事情の調査など間接的な協力は行う考えを示しました。
麻生外務大臣:「協力する内容が問題なんで、例えば、調査でも協力ですし、いろんな形での協力はできますから。そういった意味では、日本の場合、現実にお金を出す出さないという話なら間接的に協力する」
麻生大臣はこのように述べ、北朝鮮への経済支援は否定したものの、拉致問題の進展がなくても、北朝鮮の電力不足の実態調査などへの協力は行う考えを示しました。麻生大臣はこの後、記者団に対し、拉致問題を取り上げる日朝2国間協議について、「北朝鮮は日本を孤立させようとしている」と述べ、現時点で開催は困難だという見通しを示しました。そのうえで、北朝鮮が求める経済支援の実現には日本の参加が不可欠という認識を示し、北朝鮮に協議に応じるようけん制しました。
ANN NEWS
6カ国協議:韓国 北への「単独支援はない」と躍起
【北京・堀山明子】北朝鮮へのエネルギー支援問題は、韓国が「5カ国は相応措置をけちるな」(千英宇(チョンヨンウ)外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長)とけん引役を果たしてきたが、負担を全面的に押し付けられそうな雲行きを察し、11日には「単独支援はない」(韓国政府当局者)とけん制を始めた。
6カ国協議関係者によると、北朝鮮の重油要求額は流動的だが、94年の米朝枠組み合意の「年間50万トン」を超えるという。韓国は今回の協議当初から北朝鮮の要求を50万トンと想定し、各国に対応を呼びかけたが、北朝鮮は要求をさらにつり上げ、収拾が困難な状況に陥っている。
10日は米中韓の3カ国協議が2回開かれ、エネルギー支援の総額や期間、5カ国の分担について突っ込んだ議論をしたとみられる。
エネルギー支援に関して日本は「拉致問題の進展がなければ限界がある」と直接参加はしない立場を表明。北朝鮮の未払い債務を抱えるロシアも分担には消極的とみられる。千本部長は11日、ロシア代表団との協議後、「ロシアも支援に積極的だ」と強調。韓国の孤立化を防ぐのに必死だ。
毎日新聞 2007年2月11日 21時16分 (最終更新時間 2月11日 21時43分)
MSN-Mainichi INTERACTIVE 国際
6か国協議、2国間会合開く…北朝鮮の回答焦点
【北京=瀬口利一、黒見周平】北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議は5日目の12日、北京の釣魚台国賓館で、議長国・中国と北朝鮮、米国など各国との2国間会合が開かれた。
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各国とも同日が今協議で合意を達成するための最終期限と見なしており、北朝鮮が協議難航の原因となっている「法外」(協議筋)なエネルギー支援要求を大幅に緩和するかどうかに注目が集まっている。
ロシアのインターファクス通信は、北朝鮮が同日の協議で、エネルギー支援要求をさらにつり上げる一方、他の5か国がこれを受け入れれば、核施設の「解体」に応じるとの新たな提案を出したと伝えた。事実とすれば、核施設の「解体」をあえて持ち出すことで、エネルギー支援要求の正当性を主張するとともに、合意に失敗した場合の責任を回避する狙いとみられる。
同通信によれば、北朝鮮は、核施設を「凍結」する場合は年間50万トンの重油と同200万キロ・ワットの電力、「解体」なら同200万トンの重油と同225万キロ・ワットの電力を要求したという。
中国が当初提示した合意文書の草案では、北朝鮮は「初期段階の措置」として、寧辺の5000キロ・ワット実験炉など核施設の稼働停止・封印、国際原子力機関(IAEA)による監視などを受け入れる、となっている。
日本首席代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は協議開始前の同日午前、宿舎のホテルで記者団に「今日はおそらく最終日になるだろう」と述べた。
米国首席代表のクリストファー・ヒル国務次官補も同日午前、交渉の成否は「北朝鮮がどのように返答してくるかにかかっている。北朝鮮は決断する必要がある」と強調した。
(2007年2月12日15時14分 読売新聞)
6か国協議、2国間会合開く…北朝鮮の回答焦点 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)