6カ国協 議は13日も続く見通し、議論深まる
【北京12日聯合】6カ国協議の進行状況について政府当局者は12日、「各国間の議論が真剣な雰囲気の中で深まりをみせており、協議はあすも続くものとみられる」と述べた。この日は各国の首席代表が2国間や多国間協議を行った。現在は米朝が協議中だという。
この当局者によると、合意文書の文案を最終調整するための首席代表会合の日程が確定していない。協議がいつまで続くか、議長国の中国からもまだ言及はないとした。
6カ国は、北朝鮮が共同声明の初期履行措置を取る見返りとして北朝鮮に提供するエネルギーの量や時期、残り5カ国の負担方法などをめぐり調整作業を続けている。
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『手ぶら帰りも覚悟を』ヒル氏、北に怒り
【北京=小栗康之】米国政府は十一日、北朝鮮の核問題をめぐる六カ国協議が難航していることに対し失望感を深めている。金融制裁での譲歩やベルリンでの事前交渉などで今回の協議に自信を持って臨んだ米国だったが、北朝鮮がエネルギー支援などで強硬姿勢をみせるなど、シナリオは大きく狂った。
「手ぶらで帰ることも覚悟した方がいい」
協議筋によると、米首席代表を務めるヒル国務次官補は十一日午後、北朝鮮首席代表の金桂冠(キム・ゲグァン)外務次官に対し、こう声を荒らげたという。
ヒル次官補は今回の協議について「警戒しつつも楽観視している」とたびたび発言。合意に向け今度こそ、との思いが強かった。米側は、北朝鮮が求めた金融制裁解除に対しても柔軟な姿勢を示した。一月に行ったベルリンでの米朝首席代表会議ではエネルギー支援を見返りに寧辺(ニョンビョン)の核関連施設の閉鎖などで一定の合意ができたのではないかとの見方もあり、米朝の「協調ムード」で協議は順調に進むかのようにみえた。
ところが九日以降、ムードは大きく変わった。北朝鮮は電力二百万キロワットに相当する大規模エネルギー支援などを要求し、ベルリンでの構図は崩れてしまった。この日のヒル氏の怒りもここに原因がある。ロシア首席代表のロシュコフ外務次官はベルリンでの「合意」について、米朝双方が異なる解釈をしているのではないかとの認識を示した。
米国の一部メディアは、核関連施設の閉鎖などで合意できれば、ブッシュ大統領が公表する準備もあったと報道。米政府高官はこれを否定したが、厳しい状況に米代表団の顔色はさえない。
ヒル氏は十一日夜、表情をこわばらせながら、「われわれが関心を持っているのはエネルギー問題ではなく、朝鮮半島の非核化だ」と語り、エネルギー支援ばかりにこだわる北朝鮮の態度を厳しく批判した。
めぐみ何か話して。 「P・P・M」ポールさん、歌ささげる
■「拉致知るきっかけに」
米国のフォークシンガー、ノエル・ポール・ストゥーキーさん(69)が、拉致被害者、横田めぐみさん=拉致当時(13)=にささげる曲を作った。タイトルは「SONG FOR MEGUMI」。めぐみさんの父、滋さん(74)と母、早紀江さん(71)は「世界中の人が拉致問題を知るきっかけになってくれれば」と期待を込める。今月21日に日本で一斉発売されるCDの収益は「めぐみさん基金」として寄付されるという。
ポールさんは、「花はどこへ行った」や「風に吹かれて」などのヒット曲で知られる米国の有名フォークグループ「ピーター、ポール&マリー(P・P・M)」のメンバー。
昨春、日本でのコンサートのテーマについて、プロデューサーのヤス・永井さん(57)と打ち合わせをした際、めぐみさん拉致事件が話題に。人権問題に関心が高く、めぐみさんの事件を知っていたポールさんは、永井さんに事件に関する詳しい資料を求めたという。
永井さんが送った外務省発行の資料などを見たポールさんは「ひどすぎる。こんなことは許されない。13歳だろ? めちゃくちゃな話だ」と衝撃を受けた。滋さんと早紀江さんに、ぜひめぐみさんの曲を作りたいと申し出たところ、2人は快諾してくれ、昨秋から曲を作り始めた。
ポールさんは曲作りにあたり、幼少時のめぐみさんの様子について、永井さんを通じて手紙で滋さんと早紀江さんに質問した。「めぐみ」の実像に迫りたかったからだ。
海の向こうにいるめぐみさんを思う悲しみ、帰国を願う両親の気持ちも英語と日本語を交えて静かに歌われている。
ポールさんの歌が大好きで、よく口ずさんだという母、早紀江さんは「きれいで、精神的な、静かな歌。心に染みるすばらしい曲です。『(めぐみに)何かを話してほしい』という思いをたんたんと訴えています。感動してくださると思います」。滋さんも「有名な方が、ボランティアのような形でやっていただき、ありがたい」と話した。
めぐみさんと同世代の娘を持つポールさんは5月に東京で開くコンサートでも「横田めぐみさん支援コンサート」とのサブタイトルをつける。
ポールさんは「横田ご夫妻が、『SONG FOR MEGUMI』により少しは気持ちを強く持たれ、米国で多くのアーティストにより作られた『WE ARE THE WORLD』のように日本の方々が世論として皆様に広げていただくことが私の気持ちであります。また、ご夫妻は、映画で拝見しましたが、あのような強くもあり、優しいお人柄にお目にかかれることを心より楽しみにしています」と、永井さんを通じて産経新聞にメッセージを寄せた。
ポールさんは17日に来日、18日には都内のライブハウスで横田夫妻に曲を披露する。
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SONG FOR MEGUMI
めぐみに捧ぐ歌(対訳)
めぐみ何か話して。
そしてもうすぐ私のそばにいるって言って欲しいわ。
あなたのいない明日がずうーと続くなんて思うと
哀しみの涙があふれます。
あなたはまだ若い乙女なのに全ての夢を砕かれたのよね。
そして別れの挨拶どころか何の言葉も無くいなくなったの。
めぐみを私に返してください。
荒ぶる大海の向こうより力の限り魂を叫びなさい。
私の心なら必ずそれが聞こえるから
そしたらあなたは家に帰るのよ。
めぐみ、こっちに来て、あなたはどこに。
風の中にあなたの声が聞こえます。
めぐみを私に返してください。
荒ぶる大海の向こうより力の限り魂を叫びなさい。
私の心なら必ずそれが聞こえるから
そしたらあなたは家に帰るのよ。
私に返してください。私のめぐみを。
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