北朝鮮、核 施設停止など合意・中国外務次官
【北京=犬童文良】中国・北京を訪問中の額賀福志郎元防衛庁長官は12日、6カ国協議で中国首席代表を務める武大偉外務次官と会談した。武氏は6カ国協議の審議状況を説明、「初期段階の措置」として北朝鮮の寧辺(ニョンビョン)にある核関連施設の停止に加え、寧辺以外の核施設のリスト提供についても6カ国間で合意済みであることを明らかにした。
武氏は核施設停止などの見返りとしてエネルギー支援を北朝鮮が要求していることに触れ「どのくらいの規模にするのか、他の5カ国でどのようなことをするかが焦点になっている」と指摘。北朝鮮と他の5カ国との意見の隔たりが大きい支援規模に関しては「科学的根拠をもって算定しなければならない」と述べたという。 (21:47)
NIKKEI NET:主要ニュース
合意文で大詰め調整 核施設閉鎖に合意か
【北京12日共同】北朝鮮核問題をめぐる六カ国協議は五日目の十二日、北京の釣魚台迎賓館で中国を中心に米朝など二国間協議を断続的に開催。同日深夜、中国が八日に提案した合意文書案をもとに各国首席代表らが争点となっている文言などについて大詰めの調整に入ったもようだ。韓国の聯合ニュースは「急進展があった」とし、各国が文書案に最終合意した場合、中国は十三日午前に全体会合を開き「共同声明」を発表するとみられる、と報じた。
最大の争点になっている核放棄に向けた初期段階措置に対する見返りのエネルギー支援をめぐる交渉が進展したのかどうかなど詳細は不明。約十カ月ぶりの日朝協議も行われた。
これに先立ち、議長の武大偉中国外務次官は北京で額賀福志郎前防衛庁長官と会談。額賀氏によると、武次官は「北朝鮮は寧辺の核関連施設を閉鎖し、核関連施設のリストを提供することで合意している」と発言。エネルギー支援の規模については「科学的根拠を含め、算定しなければならない」と強調。北朝鮮が日朝関係も含めた作業部会設置に同意したとの見方も示したという。
北朝鮮は、寧辺の核施設稼働中断や査察受け入れに応じる一方、見返りのエネルギー支援として大規模な重油や電力の供給を要求している。
中国新聞ニュース
北朝鮮が寧辺の核施設停止などに合意…中国外務次官
【北京=望月公一】北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の議長を務める武大偉中国外務次官は12日、自民党の額賀福志郎・前防衛長官と会談し、6か国協議で北朝鮮が核放棄に向けた初期段階の措置として、<1>寧辺の核施設の停止(シャット・ダウン)<2>他の核施設のリスト提出??に合意していることを明らかにした。
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その上で武次官は、北朝鮮がその見返りとしてエネルギー支援を要求し、その規模や支援を残りの5か国がどう手当てするかが協議の焦点になっていると説明した。
また、武次官は、北朝鮮とほかの5か国が<1>非核化<2>エネルギー・経済支援<3>北東アジアの安保協力<4>米朝関係<5>日朝関係??の5つの作業部会を設置することですでに合意していることを明らかにした。
(2007年2月12日22時58分 読売新聞)
北朝鮮が寧辺の核施設停止などに合意…中国外務次官 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)