合意文で大詰め調整 核施設閉鎖に合意か
【北京12日共同】北朝鮮核問題をめぐる六カ国協議は五日目の十二日、北京の釣魚台迎賓館で中国を中心に米朝など二国間協議を断続的に開催。同日深夜、中国が八日に提案した合意文書案をもとに各国首席代表らが争点となっている文言などについて大詰めの調整に入ったもようだ。韓国の聯合ニュースは「急進展があった」とし、各国が文書案に最終合意した場合、中国は十三日午前に全体会合を開き「共同声明」を発表するとみられる、と報じた。
最大の争点になっている核放棄に向けた初期段階措置に対する見返りのエネルギー支援をめぐる交渉が進展したのかどうかなど詳細は不明。約十カ月ぶりの日朝協議も行われた。
これに先立ち、議長の武大偉中国外務次官は 北京で額賀福志郎前防衛庁長官と会談。額賀氏によると、武次官は「北朝鮮は寧辺の核関連施設を閉鎖し、核関連施設のリストを提供することで合意している」と発言。エネルギー支援の規模については「科学的根拠を含め、算定しなければならない」と強調。北朝鮮が日朝関係も含めた作業部会設置に同意したとの見方も示したという。
北朝鮮は、寧辺の核施設稼働中断や査察受け入れに応じる一方、見返りのエネルギー支援として大規模な重油や電力の供給を要求している。
中国新聞ニュース