中国外 相、拉致問題で「必要な支援提供したい」
来日した中国の李肇星外相は15日夜、塩崎恭久官房長官と都内のホテルで夕食を取りながら会談した。双方は北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議に関して、北朝鮮の合意履行に向けて緊密に連携し粘り強く努力することで一致した。
塩崎長官は拉致問題の解決へ中国の支援を要請、李外相は「日本国民の関心は完全に理解する。必要な支援を提供したい」と表明した。東シナ海のガス田開発や中国の弾道ミサイルによる衛星破壊など両国間の懸案についても協議した。
李外相は同日、河野洋平衆院議長と議長公邸で会談。李外相は4月に温家宝首相が来日する際に「国会演説をさせてもらえればありがたい」との意向を伝えた。公明党の太田昭宏代表とも会い、ガス田開発問題について「局長レベルの協議をしていく。必ず双方が理解できるものになるだろう」と語り、局長級協議を通じて解決を目指す考えを示した。(23:01)
NIKKEI NET:政治 ニュース
<短波しおかぜ>政府支援受けず 失踪者調査会が6カ国抗議
6カ国協議で北朝鮮の核廃棄に向けた合意成立を受け、特定失踪者問題調査会は15日、北朝鮮に向け拉致被害者らに呼びかける短波放送「しおかぜ」に対する政府の支援を受けないと発表、政府に伝えた。調査会は「合意は、我が国の国益にとっても、東アジアの平和のためにもマイナス。私たちの覚悟を表明する」としている。
最終更新:2月15日23時12分
毎日新聞
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「茶碗に注ぎすぎるとあふれる」 ヒル次官補、北を諭す
6カ国協議「舞台裏」米紙報道
【ニューヨーク支局】14日付米紙ニューヨーク・タイムズは米政府当局者らの話として、北朝鮮の核問題をめぐる先の6カ国協議で米首席代表のヒル国務次官補が共同文書採択を目指し、朝鮮半島のことわざまで持ち出して北朝鮮を説得したとの内幕を伝えた。
同紙によると、前回の6カ国協議が物別れに終わった昨年12月22日夜、米代表団は北京の北朝鮮大使館に使者を送り、ブッシュ政権下では長く、封印されてきた米朝2国間会合を持ちかけた。
数日後、北朝鮮が応じ、ベルリンが舞台に選ばれた。1月16-18日の米朝協議で、北朝鮮が核施設を停止・封鎖する見返りとして重油を提供することで合意したが、停止期限に関して意見が食い違った。45日以内とするヒル次官補に対し、北朝鮮の金桂寛外務次官は90日以内を主張。結局、60日以内で落ち着いた。
ヒル次官補は合意事項を1枚の文書にまとめ、中東歴訪後にベルリンを訪れたライス国務長官に報告。長官の電話を受けたブッシュ大統領は、合意に沿って妥結を目指すことを承認したという。
8日に再開した6カ国協議では、重油提供量を作業部会で決定するとの申し合わせに北朝鮮が反発。過大な要求に業を煮やしたヒル次官補は北朝鮮代表団を訪れ、「茶碗(ちやわん)に注ぎすぎるとあふれ出し、何も残らない」ということわざを持ち出した。欲張りすぎるとろくなことはないとのメッセージはだった。
同紙は北朝鮮との対話拡大を訴えたライス長官が政権内の主導権争いに勝ったと指摘している。
(2007/02/15 23:38)
「茶碗に注ぎすぎるとあふれる」 ヒル次官補、北を諭す|朝鮮半島|国際|Sankei WEB