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指示役の男、蓮池さん夫妻拉致後も長期滞在

 蓮池さん夫妻の拉致事件で、国際手配された指導員に関する新事実がわかった。

 蓮池さん夫妻の拉致を指示したとして逮捕状が出された北朝鮮・朝鮮労働党対外情報調査部指導員、ハン・クムニョン容疑者とキム・ナムジン容疑者の2人は、国際刑事警察機構(=ICPO)を通じ、国際手配されている。このうち、ハン容疑者は「韓明一(ハン・ミョンイル)」と名乗り、蓮池さん夫妻拉致の78年前後に、日本に複数回入国していたが、さらにその後の82年10月、成田空港から入国し、2か月以上の長期にわたって滞在していたことが、日本テレビの取材でわかった。

 ハン容疑者は来日の際、貿易会社「朝鮮大聖貿易」の高級幹部を名乗っていた。この会社は、北朝鮮・金正日総書記に資金供給をする機関の傘下にある。

 ハン容疑者は、交流のあった人物によると、日本語が堪能で、日本滞在中はしばしば単独で行動していたという。

日テレNEWS24

元“指導員”2人を国際手配

蓮池さん夫妻の拉致事件で、警察庁は、拉致の実行を指示したとして逮捕状を取っていた北朝鮮の工作機関の「指導員」と呼ばれていた幹部2人を23日に国際手配しました。このうち1人は、事件から10年余りあとに日本人の拉致を繰り返してきた「対日課」という部門の責任者になっており、警察は北朝鮮による拉致全体の経過を知る立場にあった人物とみて捜査しています。

蓮池さん夫妻の拉致事件で、警察は、22日、拉致を指示したとして、北朝鮮の工作機関の「指導員」と呼ばれていた幹部の「ハン・クムニョン」と名のっていた容疑者と「キム・ナムジン」と名のっていた容疑者の逮捕状を取っていましたが、警察庁は、23日、この2人をICPO=国際刑事警察機構を通じて国際手配しました。これまでの調べによりますと、2人の元指導員は日本人の拉致を繰り返してきた「対日課」と呼ばれる部門に所属していましたが、このうち「ハン」元指導員は、事件から10年余りあとにこの部門の責任者である「課長」になっていました。「キム」元指導員も、「対日課」のナンバー2の「副課長」になったということです。また、「対日課」には10人前後の指導員や工作員らが所属し、1回の拉致ごとにメンバーを変えて数名でチームを組み、拉致の実行から監視役までかかわっていたとみられています。警察は、「ハン」元指導員が北朝鮮による拉致全体の経過を知る立場にあった人物とみて捜査するとともに、2人の元指導員の身柄の引き渡しを外交ルートを通じて北朝鮮に求める方針です。

NHKニュース

元指導員 地村さんの監視役も

蓮池さん夫妻の拉致事件で拉致の実行を指示したとして逮捕状が出た北朝鮮の「指導員」と呼ばれていた幹部の1人は、同じころに拉致された地村さん夫妻についても招待所での監視役や教育係をしていたことがわかり、警察は、地村さん夫妻の拉致の指揮命令にかかわっていた疑いもあるとみて解明を進めています。

蓮池さん夫妻の拉致事件で拉致の実行を指示したとして、警察は、22日、北朝鮮の工作機関の「指導員」と呼ばれていた幹部の「ハン・クムニョン」と名のっていた容疑者と「キム・ナムジン」と名のっていた容疑者の逮捕状を取りました。近く国際手配し、外交ルートを通じて北朝鮮に身柄の引き渡しを求める方針です。「ハン」元指導員は、招待所で蓮池さん夫妻の監視役をしていましたが、その後の調べで、同じころに拉致された地村さん夫妻についても、ピョンヤン市内の招待所で監視役や北朝鮮の生活習慣や思想を教える教育係をしていたことがわかりました。地村さん夫妻の拉致事件でも、2人の元指導員と同じ「対日課」と呼ばれる工作機関の部門に所属していたとみられる元工作員のシン・グァンス容疑者が実行犯として国際手配されています。警察は、「ハン」元指導員が地村さん夫妻の拉致の指揮命令にかかわっていた疑いもあるとみて解明を進めています。これについて、塩崎官房長官は、閣議のあとの記者会見で「日本の捜査当局は引き続き拉致事件の全容解明に努めていくと思うが、そもそも拉致を実行したのは北朝鮮だ。最終的な真相解明のために、北朝鮮が進んですべてを明らかにすべきだ」と述べました。そのうえで、塩崎官房長官は「6か国協議の中に設置された日朝国交正常化を協議する作業部会で、拉致問題全般について解決を図るため、話し合いをしていくのは当然だ」と述べました。

NHKニュース