「不 純な協力は不要」UNDP撤収で北朝鮮が非難
【ソウル13日聯合】北朝鮮外務省報道官は13日、国連開発計画(UNDP)の北朝鮮事業中断とスタッフの撤収について、北朝鮮の尊厳を傷つける行為だと非難し、今後は政治的で不純な目的を追求する協力は受け入れないとの考えを示した。北朝鮮の国営朝鮮中央通信が伝えた。
外務省報道官は、同通信との会見で、UNDPの一部関係者が外部の圧力に負け、北朝鮮に対する人道主義的な協力を修正し、進行中だった事業も一方的に中止したと非難した。また、北朝鮮側が説明することを求めたにもかかわらず、UNDP側がこれを意図的に避けたなどと主張した。
報道官はまた、この数十年間に発展してきた北朝鮮とUNDPとの協力関係がこうした非正常的な状態に至った責任は米国と日本にあると指摘した。米国に対しては、UNDPの資金流用という嘘で北朝鮮の対外イメージを悪化させ、日本に対しては北朝鮮への開発協力を遮断するようUNDPに圧力を加えたなどと主張している。
YONHAPNEWS WORLD SERVICE : JAPANESE NEWS
6カ国協議あす事実上開幕 「非核化」履行で攻防 北朝鮮、米の制裁解除条件に
北朝鮮の核問題をめぐる第六回六カ国協議は十九日から北京で開かれる本会合に先立ち、十五日から三つの作業部会がスタートし、事実上、開幕する。先の六カ国協議で北朝鮮による核施設閉鎖など核放棄への初期段階措置の履行と、それと引き換えによる関係国のエネルギー支援で合意して以来、一カ月余り。北朝鮮が米国の金融制裁の全面解除を初期段階措置履行の条件にちらつかせるなど駆け引きに出ており、難航も予想される。(ソウル・近藤浩)
二月十三日の合意では、北朝鮮による寧辺(ニョンビョン)の核施設の閉鎖・封印、国際原子力機関(IAEA)査察官の復帰措置などと、関係国による重油五万トン規模のエネルギー支援を、いずれも六十日以内に行うことになっている。十九日の本会合は北朝鮮の非核化への履行状況を点検し、非核化の次の段階に向けた課題を検討する。
ポイントは、北朝鮮の招きで十三日に訪朝し、十四日に北京に戻るエルバラダイIAEA事務局長が持ち帰る北朝鮮の非核化状況だ。北朝鮮が査察官復帰などに前向きな対応を見せれば、十五日の経済及びエネルギー協力作業部会の議論に弾みがつき、これが十七日の非核化作業部会の協議のベースになる。
しかし、楽観はできない。北朝鮮はマカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア」(BDA)の北朝鮮資金二千四百万ドルの全面凍結解除がなければ、「履行措置も部分的になる」(金桂冠(キムゲグァン)外務次官)と表明、米国による金融制裁解除を再び条件として持ち出しており、本会合を前に紛糾する可能性もある。
また、非核化作業部会では、放棄の対象となる核プログラムのリストについて協議するが、北朝鮮が従来、存在を否定してきた高濃縮ウラン(HEU)による核開発について、リスト明記を求める米国と北朝鮮との綱引きも予想される。
一方、十九日からの本会合は新たに設置された五つの作業部会の結果を検討するとともに、初期段階に続く第二段階に進むための課題について協議する。非核化の進展が確認されれば、米朝外相会談を含む六カ国外相会談の日程なども議題に上る可能性がある。
しかし、作業部会のうち、七、八の両日ハノイで開かれた日朝国交正常化作業部会は拉致問題をめぐって平行線に終わり、進展度合いにばらつきがある。日本は拉致問題が進展しなければエネルギー支援には応じられないとの立場だが、非核化で目に見える成果が出た場合、どこまで原則を貫けるか、厳しい立場に追い込まれそうだ。
北海道新聞 国際
北朝鮮向け放送に貸与へ NHK使用の短波送信所
NHKが短波ラジオ国際放送のために使っているKDDI八俣送信所(茨城県古河市)の一部施設が、北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」を運営している特定失踪者問題調査会に貸与されることが13日までに決まった。総務省も調査会に無線局の免許を与える方向で調整している。
免許や周波数が決まれば、現在より大きな出力による放送が可能になる。NHKが使っている送信所が民間団体に貸されるケースは極めて珍しい。
NHKによると、調査会とNHK、KDDIが9日に送信所貸与の覚書を交わした。貸与されるのは3月26日から10月28日。NHKのアジア大陸向け放送で空いた時間帯を利用するため、毎日午前5時半から30分間の時間帯が有力視されている。
(共同)
(2007年03月13日 21時40分)
北朝鮮向け放送に貸与へ NHK使用の短波送信所 [CHUNICHI WEB PRESS]