米国務省、BDA口座の資金返還「北朝鮮と銀行の問題」
【ワシントン=丸谷浩史】米国務省のマコーマック報道官は17日の記者会見で、マカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア(BDA)」の北朝鮮関連口座にある資金の扱いについて「我々にできることはすべてやった。ボールは北朝鮮にある」と述べ、資金返還は北朝鮮と銀行間の技術的な問題であるとの認識を示した。「北朝鮮と銀行の間の取り決めでうまくいくと思う」とも語った。
報道官は「現時点で北朝鮮は凍結されていた口座にアクセスできる。米国の問題ではない」と語り、米国の手は離れたと繰り返した。ただ、返還された資金の使い道を人道・教育目的に限定することは「いったん北朝鮮におカネが渡ると、追跡するのは難しい」と認めた。(11:00)
NIKKEI NET:国際 ニュース
工作船同乗した世話役の女、近く聴取へ…2児拉致
埼玉県上福岡市(現ふじみ野市)の渡辺秀子さん(当時32歳)の2児が1974年6月に拉致された事件で、工作船に同乗して2児を北朝鮮に連れ出した世話役の女(55)が日本に戻った後、「子供たちがどうなるか心配だ」などと周囲に話していたことが、警察当局の調べでわかった。
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当時、この女に、2児の身柄を強制的に本国に引き渡したとの認識があったことを裏付ける発言とみられる。女は現在、東京都内に在住しており、警察当局は2児を拉致した当時の状況を確認するため、近く事情聴取に踏み切る方針。
調べによると、この女は、東京都品川区の貿易会社「ユニバース・トレイディング」(78年ごろ活動停止)に社員として在籍し、同社を拠点とした工作員組織の一員として、日本海側から繰り返し工作船で北朝鮮に渡るなどの工作員教育を受けていた。
さらに、渡辺さん母子が73年12月ごろ、同社役員の女(59)の指示で都内のマンションに監禁されると、2児の世話役を担当。74年6月中旬、同社社員の男(59)が運転する車で、2児を福井県小浜市の海岸まで運び、工作船に同乗して北朝鮮に連れ去った疑いが持たれている。
この女が再び工作船で日本に戻ったのは翌7月ごろとみられ、当時の複数の同社関係者には、「子供が船酔いして嘔吐(おうと)した」などと拉致した際の状況を説明。北朝鮮に引き渡した2児については、「子供たちが今後どうなるか心配だ」と処遇を心配していたという。
2児の父親は、同社を拠点にしていた工作員組織のリーダー格だったが、73年6月に失跡した後は北朝鮮に召還されたとされる。警察当局は、この女の発言などから、2児を北朝鮮に連れ出したのも、父親と会わせようという意図はなく、本国の工作機関に引き渡す目的だったとみている。
(2007年4月18日3時8分 読売新聞)
工作船同乗した世話役の女、近く聴取へ…2児拉致 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
北朝鮮、核施設稼動停止作業開始の兆候無い=米高官
【ワシントン 17日 ロイター】 米政府高官は17日、一部のメディア報道に反して、北朝鮮が6カ国協議で合意した寧辺の核関連施設の稼動停止作業を開始した兆候は見られないと述べた。同高官は匿名を条件に、アジアのメディア報道は「正確ではない。現時点で、北朝鮮が60日以内に行動を取るという合意事項を履行していると確信できる動きは一切見られない」と語った
北朝鮮、核施設稼動停止作業開始の兆候無い=米高官