From:ななころ
コメダコーヒーより
◆あらすじ
「金利いくらで借りていますか?」
「高金利」+「長期」の融資は、やっかいです。
静銀、オリックス銀、トラスト、、、サラリーマンに積極的に融資する銀行は、この「高金利」+「長期」のパターンが多いですが、安易に融資を受けて物件を買ってしまうとハマります。
まずやっかいな理由は、「元金がなかなか減らない」ということ。
僕はスルガ銀行で金利4.5%・期間30年で融資を受けていましたが、5年経ってもほとんど元金が減っておらずに愕然としました。
次にやっかいな理由は、「債務償還年数に悪い影響」があるということ。
銀行が融資可否の判断をする材料として債務償還年数は重要な指標となりますので、結果として「融資不可」となる可能性が高くなります。そして、融資頭打ちになってしまうのです。
さらに、「高金利」+「長期」の融資には、もっとやっかいな点があります。どんなことがやっかいなのでしょうか?
※前回記事
「高金利・長期で融資を引く怖さ(1)」
「高金利・長期で融資を引く怖さ(2)」
◆高金利・長期融資のやっかいな点③
「高金利」+「長期」の融資にがもっとやっかいなのが、「他行への借り換えが難しくなる」ということです。
「高金利」+「長期」の融資は、元金もなかなか減らないし、融資も頭打ちとなり物件買えなくなるしで、にっちもさっちもいかなくなることがあります。
そこで多くの人が考えるのが「借り換え」です。
たしかに、借り換えによって金利が1%でも低くなれば大きい!元金の減りも早くなり、総返済額も減り、キャッシュフローも増えます。債務償還年数の指標をクリアできる可能性が高まります。
ところが、この借り換えが難しい。。。
30年35年と長期で融資を受けていると、どうしても物件の耐用年数が引っかかってしまって、借り換えをしてくれる銀行がなかなか見つからないのです。
※ただし、借り換えができる抜け道もあります!私も実際にこの方法で借り換えをしました。もし借り換えできる方法を知りたい方は、このブログ記事に「知りたい」とコメントください。
◆
このように「高金利」+「長期」の融資は、安易に借りてしまうと非常にやっかいなのです。
融資が頭打ちとなり物件を買い進めようにも買い進めなくなり、借り換えようにも借り換えしてくれる銀行が見つからず、詰んでしまう可能性があるのです。
こうなってくると解決するためには、物件を保有したまま10年20年と残債が減るのを待つか、繰り上げ返済するか、あとは物件を売却するしかありません。
10年20年後の年齢を考えると、動ける今のうちになるべく損切りしててでも売却する道を選んだ方が良いと僕は考えますが人それぞれです。
いったん不動産投資でセミリタイヤすることはあきらめて、将来不動産価格が上昇することに賭けて売却を狙いつつ、保有し続けるという選択もあります。(もし下降したら最悪の結果になるのは覚悟の上)
いずれにしても、何かしら方向性を考えておきたいですね!
結論を先延ばしにしたくなる気持ちも分からなくはありませんが、先延ばしは脳的にも精神的にも良くないので、方向性だけは決めておくようにしましょう。
また、れから不動産投資をスタートする人は、安易に「高金利」+「長期」の融資を受けて、物件を買わないように注意してくださいね。
(完)
◆編集後記
今日は朝から小学4年生の息子と一緒に、アメリカで陸上をしているダンから速く走る走り方を教えてもらいました!
陸上大国アメリカのアスリートの走りはやっぱりすごいですね。迫力がすごい。
ちなみに陸上トレーニングのシューズはHOKAが一番って言ってました。そうなんですね!?
このように、うちには色々な特技や経歴をもった外国人がきます。なぜかというとホームステイを受け入れているからです。
といっても、一般的なホームステイとはまるで違います!
食事提供も基本しませんし、未成年は受け入れません。そのため大変でもないですし、トラブルもありませんし、あまり苦労もありません。
お金も頂いていますので、住宅ローンの負担が軽くなりました。まるでダメだった英語力もぐんぐん上達しています!
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