アルヒ・アプラス不正融資問題で、すでに5人が自己破産、13人が返済停止 | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


From:ななころ

コメダ珈琲より

アルヒ・アプラス不正融資問題


ちょうど昨年にこのブログでも取り上げた「アルヒ・アプラス不正融資問題」。


悪質業者がアルヒやアプラスの住宅ローンを不正利用して、儲からないワンルームマンションをガンガンはめ込んでいました。


一部ではアルヒやアプラス側の不正関与も判明。

スルガ銀行の不正融資問題と同じように大問題へと発展しています。


 2019年5月9日「ついに「フラット35(住宅ローン)」の不動産投資不正まで明るみに!

 2020年2月5日「大きくなるアルヒの不正融資問題


このブログを読んでくださっている人はよくご存知かと思いますが、かぼちゃの馬車などのシェアハウス投資をガンガンに売っていた業者の多くは、もともとは区分マンション販売業者の出身です。


ですから、実はこのアルヒ・アプラス不正融資問題は、かぼちゃの馬車よりもずっと前からくすぶっていた問題です。

(かぼちゃと違うのは、赤字を給与から何とか補填できてしまうため、問題が明るみになりづらかった)

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◆オーナー13人が返済停止を通知

しかし、今回この不正融資問題に対して、かぼちゃの馬車被害者団と同じような動きが出てきました。


かぼちゃの馬車で名を馳せた加藤博太郎弁護士を中心に、被害者団体を設立。

すでに「AA被害者同盟(アルヒ・アプラス被害者同盟)」なる団体まで設立されています。

(すでに20名が参加しているということですが、団体の詳細は不明・・・)

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そして、メディアを巻き込んで、不正問題を追求。

オーナー13人が融資を受けたアプラスに対してローン返済の停止を通知していると楽待が報じました。


=== 記事一部抜粋 ===

アルヒ・アプラス不正融資疑惑、オーナー13人が返済停止

 住宅ローン仲介大手のアルヒ(ARUHI、東京都)と新生銀行系の信販会社アプラス(大阪府)が手掛ける投資用マンションの融資をめぐり、源泉徴収票など審査資料が改ざんされていた問題で、オーナー13人が26日、融資を受けたアプラスに対してローン返済の停止を通知した。オーナー側は「不正への関与について納得できる説明が得られていない状況で、このまま返済を続けていくことはできない」としている。

 

(2020.5.26 楽待新聞記事より)

=== ここまで ===

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◆この記事の意図は?

AA被害者同盟(アルヒ・アプラス被害者同盟)の目的は、かぼちゃの馬車被害者団体のうように「代物返済」となっています。


しかし、今回の楽待の記事では、この加藤弁護士が組織した団体の真意までは触れられていません。

「自己破産者が5人出るよ」

「オーナー13人が返済停止したよ」


という内容のみにとどまっています。


おそらく狙いとしては、このようにメディアに問題を大きく報じられることで露出度を増やし、世間の注目度をアップさせること。

同じような状況に陥っている人や政治を巻き込むこと。

そして、数の原理で交渉を有利に進めたいのではないかと予想されます。


被害者が大人数となれば票の欲しい政治家は動きますし、大勢の人が一度に返済停止をされると銀行もたまらないからです。



◆もしあなたも被害者なら?

この動きや報道に対して、世間の目は批判的です。

「投資は自己責任だろ」

「騙された側の不勉強だろ」

「そんなゴネ得許されていいのか!?」


そんな声まであります。


それそれで正しい意見だと、ななころも思います。

勉強のための時間や手間、お金を惜しんで投資して、大変なことになってしまっている人も大勢いるからです。


一方で、ななころが失敗した人を責める立場でもないかなと思っています。

良い悪いを裁く権利も当然無いと思っています。


失敗した人には失敗した人なりの権利があります。

大切な家族や自分を守る権利があると思っています。


自分の投資の失敗は反省しつつ、融資不正があったところは追求する。

「一方的な被害者だ」という態度はどうかと思いますが、変に卑屈になることもないのかなと思います。

ましてや自分の命を奪う必要はまったくもってありません。


ですので、もしこのブログを読んでいる方の中で、同じようにアルヒ・アプラス不正融資問題で悩んでいるようでしたら、どんどん合流されると良いと思います。


ななころもそんなスタンスで、失敗してしまったサラリーマン不動産投資家がスタートラインに戻れるように支援している次第です。


先日、作成したレポート「スルガ銀行融資で儲からない物件を掴まされてしまった人のための『スルガ銀融資売却手順書』」に対して、律儀にお礼のメッセージをくださった方がいたのでご紹介します。

 

=== お礼メッセージ ===
 

わたしもスルガの借り入れをたくさん持っているものです。

詳しくまとめていただきとても参考になりました。 
 

といっても、ななころさまの存在をこれまで知らず、スルガのシェアハウス相談室ですでに面談をすませてしまい、1年近く回答待ちをしているところです。

時間を戻すわけにはいかないので、くやしいところです。。。 
 

とりとめのない感想ですが、感謝いたします。 


=== ここまで ===


<メッセージを頂いた方へ>

このようにお礼のメッセージを頂けることは、ブログ更新の何よりも励みになります。

個別の返信はしておりませんので、この場を借りてお礼申し上げます。


まだ回答が届いていないということは期待は残されています。

なぜならすでに回答が出ている人の多くが「明らかに元本カット申請不可」の人だからです。


また、「元本カット申請不可」もしくは「認められた元本カット額ではこの先とてもやっていけない」という人は、実はここからが本番です。

長くなるので具体的には避けますが、レポートにも書いていますが、ここからADRや調停に進んでいくからです。

大切なものを守るためにも引き続きがんばっていきましょう!

スルガ銀融資物件売却手順書



◆編集後記

ついに全国的に非常事態宣言が解除されましたね!


ななころはこの外出自粛期間中の1つの成果として「整理整頓」があります。

部屋の片付け、不用品の処分、書類の整理、、、


そして、複数に分散してしまっている預金も整理しようと思い立ち通帳を整理。

数年に一度財布が買い変わるのと一緒で、メイン口座も変遷していきますよね。

この他にも2000円札貯金があったり、いろいろとお金が分散してしまっているのを今一度整理。


すると、すっかり忘れていた銀行口座を発見!


久しぶりにネットで残高を確認すると・・・

なんとっ!?

100万円以上も口座に入っているではないですか!?驚


そうでした、そうでした。

ななころが学生のころに開設した銀行口座。

今から20年以上も前の口座です。


その口座に、当時から毎月1万円~2万円を、自動で定期に振り替えていたことをすっかり忘れていました。

(定期に振り替わっているので、ネットで引き出したりできない)


さっそく銀行窓口に行って定期を解約。

今日は上限100万円だけ出金。

久しぶりに帯付きをみましたよ!(感動)

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そして、今メインで使っている銀行口座に移動してきました。

ふぅ~、スッキリ!


こんな風に、ななころがお金を貯めるのに最も良い方法だと思っているのは、入ってきた収入の一部の存在を忘れること。

もうすっかりと笑


たとえば、毎月30万円の給与収入がある人は、毎月2万円の収入をどっかに移動して、その存在を忘れてしまう。

30万円の収入だとは思わず、自分は最初から28万円の収入と思い込んじゃう。

すると、数年後、数十年後に、ふと思い出すと、今回のように思わぬ隠れ財産が眠っていることに気がつくのです。


ななころはこんなことをいくつかやっていて、

小規模共済には毎月7万円が自動移管、

確定拠出年金には毎月2万円ちょっとが自動移管、

などなど、他にもあったかな、、、汗

(こうすれば経費として認められつつ、お金が自然に溜まっていく!)


もう現在合計がいくらになっているかすら分かりません。


ただし、1つ注意!

ななころのように、本当にその存在を忘れてしまうことがあります。

思い出せずに生涯を終えてしまうことになったり・・・!?笑


ですので、時々整理する必要もあるようです。