大きくなるアルヒの不正融資問題 | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


From:ななころ
プライベートオフィスより


◆大きくなるアルヒの不正融資問題

住宅ローン融資を専門としているアルヒの、区分マンション投資への融資問題が大きくなってきています。


もともとアルヒは住宅ローンが専門ですが、区分マンションへガンガン融資をしていました。

しかも、融資書類の不正・改ざんが多数見つかっていました。


 2019年5月9日「ついに「フラット35(住宅ローン)」の不動産投資不正まで明るみに!



そして今回、信販系の会社アプラスと組んで提供していた「アプラス投資用マンションローン」においても、さらなる不正が発見されています。


融資書類の不正・改ざんと合わせて、高金利の「ARUHI提携型サポートクレジット」を抱き合わせて融資していた可能性があると言うのです。


そして、悪質業者がこのローンを利用して、女性をメインのターゲットに、儲からないワンルームマンションをガンガンはめ込んでいました。


=== 記事一部抜粋 ===
 

アプラス、投資用不動産に「ずさん融資」の実態


価格水増しでも満額融資、金利は驚きの5.8%


 

 「ARUHI提携型サポートクレジット」は、審査対象となる物件の担保評価額が物件価額に届かなかった場合に、差額を追加で借り入れて実質的に満額融資を実行するために存在する。

 

 通常の融資契約の場合、まず物件の購入希望者が本体ローンを申し込み、その後担保評価が行われ、その評価が物件価格を下回ったときに「別の物件に変更するか、差額を自己資金で補填するか、サポートクレジットを顧客に選択してもらう」(アプラス)。

 

 だが、東洋経済の取材によれば、書類が改ざんされていた複数の物件購入者が、最初の申し込みの段階で本体ローンだけでなくサポートクレジットの契約をあわせて結んでいたことがわかった。

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(2020/02/04 東洋経済オンライン記事より)

=== ここまで ===

 


◆何が問題なのか?

たしかに「5.8%」と高金利ではあります。

とはいえ、担保評価に足りない部分を、この「ARUHI提携型サポートクレジット」で補うこと事態は違法ではありません。


それでも、事前説明が何もなかったり、あたかもセットかのように抱き合わせで融資実行されていた可能性もあるのでしょう。


さらには、悪質業者によって相場の価格よりも遥かに高値で販売されているものに、担保評価が足りないということで、サポートクレジット融資をはめ込まれていますからね。。。


スルガ銀行が、金利7%の「フリーローン」を抱き合わせしていた件と同じ匂いがします。


いずれも不動産投資に詳しくない女性サラリーマンがターゲットになっており、悪質さが際立っています。



◆アルヒの対応は?

こうした一連の報道に対して、アルヒはホームページで2日連続で次のように釈明しています。


「不動産事業者から持ち込まれた書類を取り次ぎ、それを同社(アプラス)へ送付する業務のみを担当しており、同ローンの審査、融資実行や債権管理等は一切行っておりません。」


(翻訳例)

「書類の取り次ぎだけをやってるだけで、審査も融資実行も管理もやっていないから、うち(アルヒ)は一切関係ないですよ。」



<2020年1月27日プレスリリースより>
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<2020年1月28日プレスリリースより>
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たしかに書類の取り次ぎだけなのかもしれませんが、悪質な不動産業者をつないじゃってますしね。。。


「ARUHI提携型サポートクレジット」という名前を付けている以上、「うちは関係無い」は通じないのかなと思います。


わずかな手間とお金と時間を惜しんで勉強せずに買ってしまった方にも非はありますが、はめ込まれてしまったサラリーマンは心配ですね。。。



◆厳しい処置へ

「フラット35」の取り扱い最大手のアルヒでこのような問題が起きる中で、大元の住宅金融支援機構は厳しい処置に出るようです。


しかもその矛先は「投資家」に向けられているようです。。。


どういうことかというと・・・

(つづく)



◆編集後記

ここ最近、マスクが売り切れ続出のようですね。。。

どのお店に行っても売っていないとか。


さらに、ヤフオクやメルカリではとてつもない価格になっていることもあります。


これなんて1円スタートで、すでに114件もの入札がされて、価格もつり上がっています驚

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不動産投資の世界でも、オリンピックと金融緩和という名のパンデミックが起こり、不動産価格が釣り上がり崩壊しようとしています。

いろいろと良い勉強になりますね。