新型コロナウィルスによる志村けんさんの死がもたらすもの | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。

From:ななころ

プライベートオフィスより

 

◆志村けんさんの死がもたらすもの

すでにメディアは志村けんさん一色となっていますが、新型コロナウイルス肺炎のため亡くなられました。


享年70歳だったそうです。


私も幼い頃はドリフの番組が大好きでした。

父は71歳、とても近い年齢です。

ななころもとても悲しく思い、そして我が事のように感じます。

心より哀悼の意を表します。


そして、志村けんさんの死のインパクトはあまりにも大きく、今後は世の中の新型コロナウィルス感染への恐怖心が一層高まることでしょう。


メディアも一層新型コロナウィルスへの報道が強まっていきます。


おそろく今週中には政府もロックダウン(自宅待機)へと動くことが予想されます。

恐怖心を煽られて、世の中はさらにパニックになっていく可能性もあります。

悲観する人が増えています。


かといって、「平気、平気」と根拠なしに楽観視することは論外。

いったいどのように考えればいいのでしょうか?


ななころ自身も、悲観と楽観の間をさまよっています。

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◆投資もコロナも数字分析が重要

しかし、ななころは不動産投資家です。

不動産投資家たる者、ここは冷静に数字で分析していきたいですよね!


不動産投資では、勘も大切ですが、やっぱり数字がとても大切。

しっかりと数字で分析した上で、勘を働かせることが重要ですから。

そうしないと感情で勘が狂ってしまい、結果的に投資で大損してしまいます。


それは新型コロナウィルスに対しても同じだと思うのです。

感情だけで反応していては、冷静な判断ができません。

怖がるにしても冷静に怖がりたいですよね!


そこで、一度数字を分析してみたいなと思ったのです。


・現時点で新型コロナウィルスの国内の致死率はどのくらいなのだろう?

・重症化する人の割合はどのくらいなのだろう?

・一方で、回復して退院した人の割合はどのくらいなのだろう?



厚生労働省が毎日発表しているデータを元に分析してみたのです。

すると興味深いデータが浮かび上がってきました。


※なお、ななころは医療関係者ではありませんので、下記の数字や用語が適切かどうかは分かりません。

あくまでも冷静に判断する上で、参考の1つとしてご覧になっていただければと思います。



◆国内の新型コロナウィルスの致死率と重症化率 ※3月29日時点

2020年3月29日12時時点の国内の発生状況」によると、PCR検査で陽性と反応の出た人の数は「1647人」とあります。


それに対して死亡者数は「52名」。

致死率は「3.2%」です。


また、人工呼吸器で治療したり、集中治療室に入院し重症化している人は「59名」。

重症化率は「3.6%」です。


一方で、退院した人の数は「408名」。

退院率は「24.8%」です。


感染者数に対して、日本国内で重症化する人や死に至る人は、世界の他の国に比べて多くはないということが、数字からも分かります。

順調に回復して、退院する人も多いのですね。


【3月29日時点 陽性者数・致死率・重症化率・退院率】

・PCR陽性者数・・・1647名

・死亡者数・・・52名(致死率3.2%)

 

・重症者数・・・59名(重症化率3.6%)

・退院者数・・・408名(退院率24.8%)



(クリックするとグラフが拡大)
感染者の内訳(2020年3月29日時点)

(厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の現在の状況について(令和2年3月29日版)」より)




◆3月1日からどのように推移しているのか?

とはいえ、3月29日時点の一日だけの数字を眺めていても、まだ何ともいえません。


致死率や重症化率が4%弱と聞いてもあまりピンとこないですよね!?

(ちなみにスルガ銀行の1棟モノの延滞率は「3.5%」です。※2019年10月-12月決算より)


そこで、3月1日からの推移を見ていきます。


下記のグラフを見ると、やはり感染者数(青の縦棒)は着実に右肩上がりに増えていっていますね。

感染率が高いのは確かなようです。


一方で、致死率(青の折れ線)は平行線。

重症化する人(グレーの折れ線)の割合は下がっていることが分かります。


そして、順調に回復して退院した人の割合は増えていっているのです。


(クリックするとグラフが拡大)
新型コロナウィルス感染者数推移(2020年3月29日時点)




◆まだパニックになるほどではない

以上のことから、新型コロナウィルスの感染力の凄まじさを感じつつも、

重症化している人や死に至った人の割合は増えておらず、

逆に回復して退院している人が増えている事が分かりました。


日本の医療体制の素晴らしさが伺えます。

(医療関係者の皆様、本当にご苦労さまです。)


志村ケンさんの死のインパクトは大きいですが、このように数字で冷静に判断してみると、現時点ではパニックになるほどではないということが分かりました。

(とはいえ、感染力は強いので慎重にケアする必要はあります。)


そして、さらに分析を進めていくと、もっと興味深いデータが浮かび上がってきたのです。


それは・・・

(長くなったので次回に続きます)



◆編集後記

昨夜、沖縄から帰ってきました。
 

もっと早く帰る予定だったのですが、東京都が急に外出自粛を言い出したので、予定を伸ばしてゆっくりしていました。


 

いつも観光客で賑わっている沖縄も、今はほとんどいませんでした。

 

特に外国人がいなくて、米軍関係者以外は壊滅除隊。


 

見てください。

 

シーズンオフといえ、ビーチはこんな状態です・・・汗

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沖縄ではレンタカー事業を行っていた企業が早くも倒産しています。

 

 株式会社ニューステップ・・・負債3億9000万円


 

これからさらに状況が酷くなることを考えると恐ろしくなりますね。


新型コロナウィルス感染拡大よりも、やはり経済への影響、日本の未来への影響、そして世界への影響が怖いなと感じた次第です。


大家さん、不動産投資家向けの新型コロナウィルス関連融資は、コチラにまとめています。

▼2020年3月18日「大家やサラリーマン投資家が注目しておきたい!新型コロナウィルス政府施策