From:ななころ
プライベートオフィスより
◆あらすじ
前回の記事では、
・今後は融資が引き締まることによって、物件価格が下る
・物件価格が下がり買い時がくるが、1つ大きな問題が出てくる
・買いたい物件はあるのに、融資が引けないという問題点が出てくる
といった点についてお伝えしてきました。
今回は、ブログによる文字の解説だけでなく、実験的にセミナー動画を配布することで、視覚と聴覚による解説を加えてみました。
すでにかなり多くの方にダウンロード頂いておりますが、いかがだったでしょうか。
これからの令和時代に融資を引き出すためには、「◯◯◯◯力」が必要になってくるということを解説しています。
「2019年6月30日まで」となっていますので、まだご覧になっていない方は、ぜひご覧になってみてください。
動画「令和時代の融資で求められることとは?」(時間:19分34秒)
▼動画をご覧になるにはコチラ

◆スルガより元本カットに向けた案内が届き出す
先週末からスルガ銀行から融資を受けている人に1通の封書が届き出しています。
元本カットに向けたADRについて案内です。
=== 一部抜粋 ===
当社投資用不動産ローンをご利用のお客さま
今般、関係各所との調整を経て、元本一部カットについて、個別のご相談を承る準備が整いました。当社の不正行為により、ご迷惑をおかけしたお客様については、裁判所の民事調整または民間ADR機関の和解あっせん等により中立公正な第三者のご判断を経て、元本一部カットにつき真摯に対応させていただきます。

=== ここまで ===
◆元本カットはすべきではない?
元本カットについては、スルガ銀行の大きな譲歩だと私は考えています。
まずこんなことはありえない。
もし業者からはめ込まれてスルガから融資を受けて物件を購入してしまった方には、挽回できる大きなチャンスが訪れていると思います。
絶対に検討すべき内容です。
正直言うと、私はスルガ銀行から真っ当に融資を受けたがために、元本カットや金利が下がらないというよく分からない状況で複雑な心境です・・・苦笑
とはいえ、今私のところには、スルガ銀行の件についてだけで、これから面談をする人も含めて20名近くの相談者が来ています。
私の気持ちは複雑ですが、「投資は自己責任だ」「そんな甘いことするな」などと言える立場でも、裁く立場でもないと思ってます。
相談者の人生がかかっているからです。
その人に与えられた権利は権利として行使しても良いんじゃないかとも考えている次第です。
ただ、元本カットに向けては、「条件」と「手順」と「注意事項」があります。
これから元本カットをしようと考えている方は、前回の記事を参考にしてみてください。
※2019年05月16日記事「スルガ銀行、元本カット基準を公表、元本カットが実現すると・・・?(驚)」
◆今後への教訓
今回のスルガ銀行の元本カットへの対応は、何度も繰り返しますが、通常ではありえない対応です。
今回不正融資がスルガ銀行だけでなく、他の銀行でも見つかっていますが、元本カットまで踏み込むことはまずないでしょう。
逆に一括返済を求めてくる可能性すらあります。
そう考えると、投資家の責任というのはやはり重たいわけです。
失敗や不正をすれば、結局は自分自身に返ってきてしまうと私は考えています。
そのため、これから物件価格は下がり短期間で一気に経済基盤を確立するチャンスが広がりますが、
これまでのように業者頼り or コンサル頼りで融資を受けて物件を購入したり、甘い言葉に誘われて不正をしていては、失敗する確率が高い。
私たち投資家自身が、正しい基準で物件を評価し、銀行を見つけ出す力が必要なってくると考えている次第です。
そのためにはどんなことが必要になってくるのでしょうか?
次回に続きます。
◆編集後記
我が家には小学4年生の息子がいるのですが、毎日のように学校から宿題が出ています。
個人的には宿題はあまり意味がないと思っているので、やってもやらなくてもどちらでもいいかなと思っていたりもします。
仕方なくだったり、イヤイヤ宿題をやることに意味はないと思っているからです。
そのため「宿題をやりなさい」と言ったことはほとんどありません。
そのおかげもあってか、これまでは見事に宿題をやらない子でした笑
とはいえ、自ら進んでの宿題ではあれば、それなりに意味はあるわけです。
学校の勉強が意味があるかどうかはまた別の議論として、学習は自己投資のためにはとっても大切だと考えています。
ですから、宿題を自ら進んでやるにはどうしたらいいかなと考えていました。
そこである一言を息子に言うようにしたのです。
その一言で劇的に変わったのです!
今では私が何も言わなくても宿題をやるのです。
その一言とは、以前にメルマガで触れたことがあるのですが、「今日は宿題はあるの?」という一言です。
この一言によって「宿題があるかどうかを本人に認識させる」効果があるのです。
「えっ?そんなことでいいの?」
と疑われる方もいるかと思いますが、私自身も最初教わった時は半信半疑でした。
しかし今では、我が家では大きな効果を発揮しています。
また、「今日は宿題はあるの?」と聞いたときに、「いつまでにやるの?」と聞くと、さらに効果的です。
やがて半年も経つと、親から何も言わなくても自分から宿題をするようになりますよ。
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