◆不動産競売で面白い物件が登場
競売で落札すると、お金を支払うのではなく、
逆に1300万円もらえる物件が出ているのをご存知ですか?
不動産競売といえば、
不動産の卸売市場。
銀行への返済が困難になった不動産などが、
行き着く場所です。
自分が落札したい金額を入札し、
一番高い金額を入れた人が落札者となります。
今から約10年前。
私の不動産投資への挑戦は、
不動産競売から始まりました。
その辺りの話しは、
楽待コラムで途中まで書いていますので、
読んでみてくださいね。
◯翼のボスの物件を落札してしまい、
とんでもない目に会いました。。。
◆最近の不動産競売の動向
・2DK7戸の一棟マンション
・落札価格約800万円
・表面利回り47%
・年間家賃収入380万円
いわくつきの物件だったとはいえ、
一般市場では決して手に入らないような、
このような物件が手に入るのが、
不動産競売の醍醐味だったりします。
(コチラの物件の詳しい収支はこちら)
しかし、最近の不動産競売の動向はというと、
競売の数は減少傾向にあるようです。
20年前と比べて、
1/3ほどの数になっているようです。
ただでさえ数は減っているのに、
法律改正などにより参入しやすくなったため、
一般市場と変わらない、
もしくはそれ以上の金額で、
落札されることもしばしばです。
さらには、ここ最近はジャブジャブ融資と、
三為業者さんの暗躍で、
競売寸前の物件も掻っさらわれていて、
なかなか良い物件が出てこなくなりました。
◆競売市場は今後注目度を増す!
とはいえ、市場よりも20%ぐらい安く、
落札できる場合もままあります。
一般市場で、20%指値は、
結構厳しいですからね。
そして、今後は競売市場が、
再び熱くなるかもしれません。
融資が厳しくなれば、
不動産市場が冷え込みますから、
競売に流れる物件も増えるからです。
業者やエセコンサルに、
はめ込まれているサラリーマン投資家や、
あと5年ほどでいよいよ苦しくなってきます。
ギリギリの線で運営している大家たちが、
一斉に手放さざる負えなくなるタイミングがあります。
その第一波が、来年春頃からやってくるでしょう。
ですから、競売市場は今後注目です。
(しっかりと知識を身に付けておかないと、
ただただ波を見送ることになりますが・・・)
◆落札すると1340万円もらえる!?
そして今、面白い物件が競売で登場しています。
落札したら、落札金額を収めるどころか、
逆にお金をもらえる物件が登場しているのです。
その額1340万円です!
~ 記事一部抜粋 ~
深谷市が「マイナス入札」実施 体育館の敷地売却、落札なら全国初
深谷市は30日、昭和59年3月末で廃校になった旧市立中瀬小学校(同市中瀬)の体育館敷地約1500平方メートルについて、体育館の解体と敷地の用途を住宅に限定することを条件にマイナス入札を実施すると発表した。マイナス入札は施設解体費の見積額が土地評価額を上回ったため、市が差額分を支払い、業者負担を軽減することで応札を促す。市によると、県内では初めての試みで、実際にマイナス落札が実現すると、全国でも初になるという。
今回は落札者が体育館を解体した上、敷地の用途を専用住宅、もしくは共同住宅に限定する制限付き一般競争入札に変更した。差額分として市が負担する予定価格はマイナス約1340万円。
(2018.10.31 産経新聞記事より)
~ ここまで ~
この物件、本気で落札を検討しました。
というのも、以前にブログで紹介しましたが、
僕のやっているスポーツ「フロアボール」の活動拠点にしたい!
と考えたからです。
しかし、残念ながら活動拠点としては、
主な活動エリアからは離れすぎているということもあり、
入札を断念しました。
とはいえ、もしそばにお住まいの人がいたら、
入札を検討するのはありだと思います。
深谷市のホームページより、
詳細をご覧になってみると面白いですよ。
(深谷市「新たな入札方法による旧中瀬小学校体育館の売却について」より)