◆これまでのあらすじ
以前の記事の連載が途中だったので、
今日は続きを書きますね。
ここまでのあらすじをざっくりと説明すると、
・スルガ銀行に6ヶ月の一部業務停止命令
・業務停止命令は、ここ16間で地銀初
・収益不動産への融資はしばらく完全にストップ
・スルガ銀行は調査に追われる
・顧客の選別を行っている?
・一気に処理をする準備に入っている!?
といったお話しをしてきました。
そして、この不良債権を、
虎視眈々と待っている業者がいます。
「不良債権なんて、なんで欲しいの?」
と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、
実はこの不良債権が儲かるのです。
(前回までの記事)
◆スルガ銀行で融資を受けている人がまずい。。。
今、スルガ銀行で融資を受けている人がまずい。。。
スルガ銀行が、不正や改ざんなどによって、
担保価値や収益性などまったく考慮せずに、
無茶苦茶な融資をしていたことが明るみになりました。
そのため、本来は担保価値もあり、
儲かる物件なんだけど、
銀行の査定が厳しい(おかしい?)ばっかりに
買えなかった物件に、
スルガ銀行から融資を受けて
買えた人は大ラッキー!
一気に家賃収入を積み上げていきました。
一方で、担保価値も低く、
儲からない物件を、
スルガ銀行が融資してくれるばっかりに、
運悪く買えてしまった人は、
今後厳しい現実に、
立ち向かっていかなければなりません。
◆かぼちゃの馬車オーナー達よりも・・・
かぼちゃの馬車などのシェアハウス投資に関して言うと、
銀行と戦う姿勢を見せている人は返済停止。
また、戦わずに個別交渉する人は、
金利を下げてもらっていて、
金利を1%台にしてもらっている人も多くいます。
社会問題になっていることや、
スルガ銀行にとっても後ろめたいこともあり、
ありえない温情措置となっています。
ですので、シェアハウス投資オーナーよりも、
問題は、1棟マンション、1棟アパートのオーナー達です。
金利は下げてもらえない。
家賃保証は切れ出して家賃は下落。
空室が増えてくる。
借り換えもできない。
売却もできない。
・
・
・
八方塞がりになってくる可能性があるのです。
◆デフォルトを虎視眈々と狙う業者の存在
そして、返済が滞るのを、
虎視眈々と狙う業者の存在があります。
「サービサー」です。
銀行が回収不可能になった借金は、
不良債権として「サービサー」と呼ばれる業者に、
債権を格安で売却される。
サービサーに債権が移ると、
銀行に代わって、彼らが取り立てくる。
不動産系の不良債権は、
企業の不良債権と違って、
彼らにとってはおいしい。
土地と建物に資産価値があるため、
ある程度の回収益が最初から見込めるからです。
その上で、額面通りの借金返済を、
債権者には請求できるので、
あとは回収できただけ儲けになります。
一方で、銀行は不良債権を損金計上すれば終わり。
利益を出している銀行が吸収してしまえば、
節税にもなってしまうのです。
◆苦しんでいる方へ
以上の理由から、
スルガ銀行で融資を受けて苦しんでいる人は、
そんな銀行や業者のために、
一人だけ苦しむ必要はないのだと僕は思います。
・金利交渉できない → 金利交渉できる可能性があります
・借り換えできない → 借り換えできる可能性があります
・売却できない → 売却できる可能性があります
・空室が埋まらない → 満室にできる可能性があります
これまでいろいろな方から相談を受けていて、
もちろん解決できないものもありますが、
解決できたものも数多くあります。
相談する人がいればいいのですが、
もし一人で悩んでいるようでしたら、
こちらから問い合わせくださいね。
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