子供への教え | ~浅草『とらんくすや。』の浅草徒然日記~

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『とらんくすや。』の親父の毎日を日記に更新していますので、皆様の浅草観光のお役に立てれば是幸いです
今回 ペタ いいね!が受け付けられない事態になりました
お客様の接客を最重要視していかねばなりません
何卒、ご了解の程お願い申し上げます

子供への教え


とらんくすや。  には

小さいお子様連れのお客様が御来店されます

お子さんとお話するのは楽しい事です

子供さんからは、お爺ちゃんと呼ばれますが

まあ 仕方が無いですかね


子供さんは、
大事な日本の宝です

この宝物であるお子様の教育如何により

将来の日本が

良い国になるかどうかが決まるのです


孔子庭訓(こうしていきん)

大思想家の孔子様

庭を走る我が子の伯魚(はくぎょ)を呼びとめ

言った言葉からです



「詩を学ばなければ、
きちんとものが言えないよ」

「礼を学ばなければ、
世に立っていけないよ」

また、孔子は自分の子供を

特別扱いしなかったそうです


江戸時代にも
子供への教えがありました

三つ心、六つ躾、九つ言葉、

十二文、十五理で末決まる


三つ心

人とは、脳と体と心の三つから成ると捉え、

心は脳と体を結びつける糸と考えました
三歳までに、糸で綿密に脳と体を結びつけるのです

子供は、町の皆のもの、お爺さんお婆さん、まで

子供をあやし、笑わせたのです

ですので、脳が活性化され、

表現力豊かな子供に育ったのです

六つ躾(しつけ)

六歳までに、挨拶や礼儀を教えました、

草履の脱ぎ方、箸の使い方など

癖となるまで繰り返して訓練したのです

九つ言葉

九歳までに、世辞が言えるようにしたのです

世辞とは、(おせじではありませんよ)

相手に、配慮する言葉を付け加える事なのです

十二文

十二歳までに、文章が書けるように教えました

(挨拶状、注文書、請求書、苦情処理書など)

商家の主人の代行が出来るようになのです

十五理(ことわり)

十五歳では、世の中の森羅万象を理解させる

物事の道理(経済・物理・化学・心理学など)です


寺子屋のお師匠様 かなり頑張ったようです


そして、昔は十五歳で元服でございます

大人でございます

現在の様に、二十歳で、成人では無いのです

現在の人は、楽をしていますかな


江戸時代の文字認識率は

その当時としては、世界一番だったのです


これからの子供さん

上手く育ってほしいといつも願っている

とらんくすや。親父でございます

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