
(No.ym-021)
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当ブログのメインコンテンツの4コマ(単位の)マンガです。
昭和20年の広島を舞台にした「ヨシノとミコト編」です。
メイン中のメインのマンガの「カナエとムジャ子」の過去のお話です。
今回は第4幕「動員学徒の放課後」の4回めです。
<ここまでのお話の確認はまとめページが便利です>
第一幕「あの人との出会い」
第二幕「運命へのプロセス」
第三幕「動員学徒の日常」
<人物紹介をもう一度>
久しぶりにこれまでの登場人物が全員揃ったので、ここでおさらいとして登場人物の紹介をしますね。
ここまででわかったことを盛り込んでいきます。
舞台は昭和20年の広島市。現時点での季節は春。
ヨシノ
本編の主人公。
ビジュアル的なアイコンは「三つ編み」、「太眉」、「オーソドクスなセーラー服」。
広島の被服廠に動員されて、ふんどしを作っている女学生。
戦時の困窮にめげない気丈さと前向きさを持つ。
特に食料の困窮に対しては「鏡に映す」や「匂いで納得する」などの技を駆使して乗り切ろうとしている。
なにかと「精神論」を重視し、「広島は軍神に守られている」と言った、いわゆる軍国少女的な言動が目立つ。
しばしば険しい表情をする。その胸の内に何を秘めているのだろう?
「カナエとムジャ子」本編では実はかなり前から存在が明らかになっており、初登場は「カナエとムジャ子 ~出会い、回想編~」である。
サヨ
ヨシノの同級生。
ビジュアル的なアイコンは「タレ目」、「ツインテール(レギュラースタイル)」、「変わりセーラー服」、「どことなく小柄」。
本来は、明朗でおしゃべり。ざっくばらんな物言いをする。
一方、敵軍の攻撃を非常に恐れており、警戒警報が発せられた際に性格が反転したかのような狼狽ぶりを見せた。
アツコ
ヨシノの同級生。
ビジュアル的なアイコンは「おかっぱ」、「ツリ目+タレまゆ」、「戦時の標準型学生服」、「若干大柄」。
奥ゆかしく、少し臆病。それゆえ一歩引いたところからの言動が目立ち、ややドン臭い印象も。実際には人の機微に敏感。
特に体面を重視する傾向にあり、勤労態度はもとより警戒警報の発せられた状況においても、敵の攻撃以上に周囲の人の目を気にしていた。
???
ヨシノが以前に出会った謎の子供。本編のもう一人の主人公。
「カナエとムジャ子」を以前からご覧下さっている方なら、名前も正体もバレていると思うが、現時点では伏せておくことにする。
ヨシノのことを「初めて出会った"自分が見える人間"」と認識。
また、この後の広島で何が起こるかを知っている様子だが、それに対して何かの感情を抱いている様子はない。
なお、「カナエとムジャ子 ~並行時空編~」において、同一と思われる人物が登場する。
<お知らせ>
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