こんばんは、今日のブログはお出かけ記録です。
1月10日に比較的近所にある陸上自衛隊「習志野演習場」にて第1空挺団の降下訓練の公開、題して「降下初め」が行われたので、見てきました。
「第1空挺団」というのは陸上自衛隊の組織の一つで、パラシュート降下をはじめとする高度な技量をもった部隊です。
感想は後回しにして、まずは見どころ(だと思った)写真をご紹介します。
パラシュートの降下はヘリコプターや輸送機から行われます。
ヘリコプターの操縦技術は大変優れており、例えばホバリングといって空中に停止したような状態をキープする技術は災害救助の際に役に立っています。
こちらは輸送機からの降下。
ポンポンポン・・・と一機あたり10名の隊員が降下します。
それほど高度が高くないところからの降下ですので、射出後にはすぐにパラシュートが展開します。
パラシュートがあると言っても着地の衝撃は2~3mの高さから落下する程度だと聞いたことがあります。
着地の際に負傷しないように、足→尻→背中、と受け身を取るように着地します。
大勢降りてきて圧巻の光景です。
空挺団はパラシュート降下の恐怖を克服しなければならないのは勿論なのですが、これが戦場となれば降下中はほとんど無防備に敵の銃火器の的になることもあり得ます。
そういう意味での覚悟も求められる任務と言えます。
(もちろん、そのような事態にならないことこそが最重要なのです)
ヘリコプターは人員だけでなく自動車や装備品も運べます。
地上でも対空ミサイルなどの展開が行われています。
地上の演習は人垣に阻まれてほとんど見ることが出来ませんでした。
10式戦車も投入して何かの演習を行ったようです。
ホバリングするヘリコプターからロープで降下する訓練。
ヘリの着陸が困難な状況で行われます。
ヘリからロープにぶら下げられた状態で撤収する訓練。
同じく、ヘリは着陸せず、ヘリから下げられたロープにぶら下げられての撤収。
すぐにヘリに収容されることはなく、安全な場所までこのまま飛んでいきます。
これはとても怖いと思います。
<感想>
僕はきな臭い話は好きではありません。
自衛隊の存在は認めていますし、自衛官の方々は尊敬していますが、それは高度に鍛え上げられた心身と技術に対する尊敬です。
「武力」として行使されることがあってはならないと考えています。
難しい国際社会ではありますが、政治には自衛隊が武力として活動することがないよう、最大限の努力をしていただきたいと希望しています。
・・・さて、固い話はこの程度にして。
空挺団の降下訓練は「素晴らしい物を見せてもらった!」の一言につきます。
各シーンとも繊細さと迫力が同居してて圧巻でした。
このイベントは、自衛隊の公開訓練の中でも人気のある方ではないかと感じます。
11時から訓練開始なのですが、開門は8時30分からです。
自分は10時頃に到着しましたが4輪車の駐車場は満杯でした。
こちとらバイクだったのでセーフでした。
(一番安牌なルートは鉄道とシャトルバスを利用することかと思います)
なお、近隣住民も大勢訪れていたようです。自転車も有効な手段です。
もう一つの留意事項は、食料はともかく水の確保に要注意!!
場内に自動販売機は一個しかなく、10時の時点でペットボトルの飲み物は売り切れます。
また、トイレもそれほど多くはありません。
トイレは見つけたらとりあえず入ってしまいましょう。
水は事前に購入したり水筒を用意することをオススメします。
食料は場内に焼きそばやたこ焼きの屋台がでますので、心配はありません。
さて、上記で「人垣に阻まれて地上演習は見れなかった」と記しましたが、地上まで見るなら閲覧エリアの最前列に近いところを確保する必要があります。
いったい、何時に到着すればそのようないい席が取れるのか見当もつきません。
ただし、空の演習を見る分には10時の到着でも人混みに揉まれながらではありますが堪能することが出来ます。
この記事が、ご興味のある方の参考になれば幸いです。
習志野演習場は下図の場所にあります。
<オマケ>
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せんしゃのせんしゃ!
(戦車の洗車)
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