ナード・アロマテラピー協会認定校

 

自然とつながる、こころ・からだ・くらし

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Aromatherapy & Macrobiotic

 

 

 

ブログにお越しくださいまして

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

今日7月20日から

「夏土用」に入ります。

 

 

夏土用は、

一年のうちで最も暑いとされる

「大暑」の頃ですが、

 

夏を終わらせるエネルギーと

秋を生み出すエネルギーが混在する期間。

 

 

こちらもご参考になさってください^^

月とアロマと陰陽五行-8 自然のめぐり地図

 

陰陽五行のめぐりの中心「土」

 

 

 

土用の期間は

「土」に共鳴する

「胃・脾臓」=消化器系統に

不調が出やすいときです。

 

 

そしてこの

「胃・脾臓」が弱ってしまうと、

気力も低下してしまいます。

 

「脾」は東洋医学では、

体の発電所の様な働きをするところ。

 

発電所が正常に機能しないと、

普段の生活でも電力不足が生じて

暮らしに支障が出ますよね。

 

 

体にも同じことが起こります。

生命エネルギー自体が低下し

「免疫系」が弱まってしまい、

風邪を引いたり、

感染症にかかってしまうことに・・。

 

 

季節の変わり目に

体調が悪くなる、という方は

大抵がこの「土」の臓器、

「脾」の氣が落ちていることが原因です。

 

 

 

じゃあ、一体どうしたらいいの?

 

 

ということで、

食事での養生=食養とアロマでのケアを

ここでシェアしようかなと思っています。

 

今回は「食養」について。

 

 

 

*冷たいものは、適宜、適量に摂ること。

 

毎日続く酷暑で

冷たいものばかりをがぶ飲みしたり、

冷たいお料理ばかりを

召し上がっていませんか?

 

冷たいものは内臓を冷やし、

血液循環が悪くなります。

体の内部の体温が下がり、

免疫力が落ちる原因に。

 

また、

夏はどこに行っても冷房が効いていて、

実は体の表面温度は低くなっています。

 

そこに冷たいものや冷たい食べ物ばかりを

いただいていたら、

体は芯から冷え切ってしまいますよね。

 

 

*血行をよくする習慣を。

 

体が冷える=血流が滞っている

こと。

 

体温を適切に保つには血行をよくして

血のめぐりをよくすることも大切です。

 

シャワーだけで済ませることなく、

ぬるめのお湯に半身浴をするだけでも

効果がありますし、

足湯にしてもいいですね。

 

ここはアロマ編でも詳しくお伝えしますね。

 

 

 

*黄色い自然の甘みをいただきましょう。

 

土のエネルギーに共鳴するのは「黄色」

旬の野菜なら、カボチャや

とうもろこしなどを

シンプルに塩煮したもので

自然の甘みを補給してあげましょう。

 

「脾」の氣を養うには

「自然の甘み」を摂ることがポイントです。

 

 

 

ちょっと旬からは外れますが、

さつまいもの黄色も良いです。

 

お砂糖たっぷりに加工した

サツマイモのお菓子、ではなく、

蒸しただけなどのシンプルな調理法で

自然の甘みを召し上がってください。

 

ゴボウなどの根菜も良いですよ。

「土」の期間は

土に根を張る、根菜のエネルギーが

体の芯、心の芯を養ってくれます。

 

 

*玄米甘酒をいただきましょう。

 

麹の発酵と糖化を活かした玄米甘酒も

脾を養うには最適な食べ物。

 

 

江戸時代には、この玄米甘酒が、

夏の風物詩だったそうです。
 

玄米甘酒は同量の水で

ゆっくり温めて、

ひとつまみの生姜のすりおろしを

加えていただくと、

体の芯からじんわりと栄養が行き渡る様な

滋味あふれる食べ物になります。

 

 

 

*夏野菜や梅干しをいただきましょう

 

土用には「う」のつくものを食べると

良いとされています。

 

うなぎもその一つ、

という説がありますが、

 

うなぎは疲労回復に役立つ

ビタミンB群が豊富ですが、

脂質もたっぷり・・。

 

人によっては返って胃腸に負担を

かけてしまうことにもなりますので

注意したいところですね。

 

土用のうなぎは

縁起物でもないので(笑)

ご自身の体に必要かどうかを

感じてからいただく様にしましょうね。

 

 

うなぎ以外にも、梅干しや、

きゅうりなどのウリ科の野菜たちがあります。

 

梅干しは疲労回復に役立つ

自然のクエン酸と塩分が補給できますし、

(梅酢を薄めたものは自然のスポーツドリンクです!)

 

 

ウリ科の食べ物は

夏が旬のものが多いですね。

ウリ科は、カリウムを多く含む

「陰性」の野菜が多くあります。

 

暑い季節=「陽性」の季節に

陰性の野菜をいただくことで、

 

体温を、おだやかに下げてくれる

自然の体温調節機能を持っています。

 

 

そしてうどんは小麦からできていますよね。

暑い夏、胃腸が弱っていると、

ご飯のつぶつぶが負担に

感じることもあるでしょう。

 

そんな時は、おうどんも良いですね。

ただし、

よく噛んで胃腸に負担をかけない様に

することが大切です^^

 

 

*黄色くて甘い五穀

 粟(あわ)やキビをいただきましょう。

 

土=脾と共鳴する黄色い雑穀は

「粟(あわ)やキビ」です。

 

粟の穂

 

 

雑穀はおかし作りに使えますし、

お料理にもたくさん使うことができますが、

ご飯と一緒に炊き上げる、という

一番シンプルな方法で良いでしょう。

 

 

雑穀は、ミックスされたものが

多く売られていますが、

一種類で購入するのがオススメです。

 

雑穀には粒の大きさ、

色の違いによっても

それぞれエネルギーが違ってきます。

 

雑穀それぞれの味わいや香り、

風味を感じることができる様になり、

食をはじめとする、様々なことへの

感性が高まってきます^^

 

 

 

*「土」=五行の中心

 食事も中心となる基本食に戻しましょう。

 

陰陽五行で「土」は

「生と死を司る場の中心」です。

 

食事にも中心=基本食があります。

 

日本人の基本食は

「ご飯とお味噌汁」です。

米と発酵食品は

日本人のDNAが喜ぶ魂の食事です。

 

 

パンを常食にしている方は、ぜひ、

土用の間だけでも、

ご飯とお味噌汁という基本食に

戻ってみてください。

 

ゴボウなど根菜類と同じ様に

基本食をいただくことは

心と体の芯になっていきます。

 

食や生活習慣が乱れても、

やじろべえが必ず中心に戻ってくる様に

戻ることができる様になるのです。

 

 

 

日本では梅雨時

この土用の食養に気をつけて過ごすと

体調のブレが少なくなってきますよ。

 

 

 

次回は

土用の季節のアロマケア編です♪

 

 

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最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。

 

 

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