〘山に抱かれた家〙はらだみずき
読書日記2025-27山に抱かれた家はらだみずき(著)[小学館文庫2024年3月発行]あらすじ田舎暮らしの夢を叶えた父が遺してくれた「海が見える家」で暮らす文哉。 旅の途中で山間にある畑付きの空き家を偶然見つけ、つき合いはじめた凪子と内覧に出かける。 そこは野菜作りの師匠であった今は亡き幸吉の親友、猟師の市蔵の故郷だった。 しかし文哉にとっては縁もゆかりもない土地で、限界集落でもある。 それでも運命を感じた文哉は空き家を買い、古い家屋や長年休耕地だった畑に手を入れながらひとりで暮らしはじめる。 「海が見える家」シリーズの新たな章がスタートする!感想海から山へ。大人気シリーズ新章開幕!"海"を読んでから、少しお休みしてそろそろ"山"へ行かないとなぁ〜とやってきました(笑)新シリーズの本書から読んで大丈夫なように、所々に前シリーズのあらすじが組み込まれてますね。しかし基本的には無謀だよな…全くの知らない土地での廃屋暮らし、しかも田舎は人間関係がややこしいはず?!でもそこが成長した文哉!終盤に東京の友達と元カノと話す場面が全て物語ってましたある意味理想の暮らしなのかもしれない…けど、便利な生活に慣れた者には無理や!新シリーズだから、これからも続くんだよね。やっぱり二人暮らしにならないと〜楽しみです!ありがとうございましたm(_ _)m