エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベルです
大好きなスーフィーダンスは、
イスラム神秘主義が神と近づくために修行の一環で生まれたものです。
祈り、回り続けることで、神と一体になる境地に向かう
スーフィー教団はいくつかあり、それらのモスクは、ほかのモスクと異なるそうです。
それは、モスクの内部に偉大なスーフィーのお墓があること。
例えば、カイロであれば、フセイン・モスク、サイエダ・ゼイナブ・モスク、リファーイー・モスクなど。
緑色のライトが煌々と照らすお墓の周りに座り込み、
コーランを詠む人や、数珠を繰る人たちがいます。
イスラムは偶像崇拝が禁止されているので、そういったことは、本来タブーなのですが、
古の偉大なスーフィーたちの力にあやかろうと、病気のひとが通ってきているそうです。
そして、ある教団の柱だったスーフィーが眠るモスクのひとつに、
思いもしなかった井戸が現れたときには驚きました
メッカのザムザムの水みたいです
おみやげにもらったザムザムの水は、お願いごとを言って飲み干すのですが、
その後、お腹がゆるくなりました
願いごとは忘れました
そんなわけでこちらの井戸の水をすすめられましたが(´ε`;)ウーン…
飲めませんでした
やはり、この井戸の水を持ち帰り、飲んで、ご利益を得ようとしているひとたちがいるそうです。
一緒に行ったイスラム教の日本語ガイドくんは『(この水に利益があるとは)僕は信じません。』
もともと、ここに公共の水飲み場があって、貯水庫の上にモスクが建てられたのではないかと
彼なりの推察も加えてくれました。
モスクの人が言うように井戸の水は湧いているように見えるので、実際のところは、分かりません。
ただ、何かを信じ、快方に向かうなら、なんでもいいように思います