エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベル

エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベル

エジプトの現地旅行会社です。
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エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベルですびっくり

 

去年初めて知って、その形状に心惹かれたサフラー王のピラミッドコンプレックス

実際に見に行って、やっぱり素晴らしくて

カイロ在住の方を対象としたツアーをつくりました。

 

このサフラーのピラミッドから

オベリスクがそびえたつヘリオポリスの遺跡へ行ったり、

 

 

ドイツのエジプト学者 ルートヴィッヒ・ボルヒャルト(1863-1938)のことを知りました。

ベルリンの裕福なユダヤ人家庭に生まれました。

最初は建築を学びますが、後にエジプト学を学び、

1895年には考古学博物館の第二館長を務めたガストン・マスペロの元、

エジプト考古学博物館の最も重要な彫刻の図版と解説を掲載したカタログを作成しました。

 

1902年から1908年までサフラーの大規模な発掘調査を行い、埋葬地全体を調査した

報告書2巻は今日でもエジプト学者が引用するほどの

サフラーのピラミッド研究の礎とみなされています。

 

サフラーのピラミッドコンプレックス研究の立役者のボルヒャルト。

後で知ったのはアマルナでネフェルティティの胸像を発見したことで

有名だったことです。

 

彼はカイロにスイス・エジプト建築学・古美術品研究所を創設し、

1909年から1929年まで所長を務めました。

考古学博物館初のカタログはこちらの研究所に保管されているそうです。

 

「ボルヒャルトは、ナチスに同調したカイロのドイツ人社会からの圧力により、

カイロでの名誉職を辞し、1934年には、研究所からのユダヤ人会員追放の一環として、エジプト学委員会とドイツ帝国考古学研究所中央理事会のメンバーから外されました。

1938年、国家社会主義者によって差し押さえられたエジプトの財産を守ろうとしてパリで死去。

カイロに埋葬されている。」ドイツ語のウキペディア
 

こちらの本中にも

「彼の遺体は、研究所の庭、ナイル河岸に茂るダイオウヤシの近くでアスワン産の赤色花崗岩の簡素な墓石の下に眠っている」

 

エジプトで埋葬してほしいという遺言があったのでしょうか。

研究所では奥様と住まわれていたそうなので、

エジプトでの功績、奥様との思い出がたくさん詰まっているナイル川沿いの研究所の庭へ。

 

なんだか素敵!と思って、

ヘリオポリスのオベリスクを見た後に

研究所へ足を運びましたが、

お庭は見せてはもらえませんでした(そりゃそうだ!)

 

今も研究所として使われているのに、

古いおうちのにおいがして、入口のすぐそばにボルヒャルトの肖像画が飾られていたことを

知ることが出来ましたおねがい