いま読んでいるムハンマド･アリー朝のメンバーが書いた本の
家系図にもびっくり(ﾉ´▽｀)ﾉ
ムハンマド･アリー朝はエジプト最後の王朝です。
ムハンマド･アリー朝といわれるだけあって、
創始者はムハンマド･アリー
この本によると、ムハンマド･アリーには９人の妻に１２人の子供たちがいたようです。
イスラム教は一夫多妻制で、４人まで妻がもてることになっています。
別れるなり、亡くなるなり、常に４人の妻で、累計９人だったのだと思うのですが
どんな仕組みだったのか、素朴な疑問です。
ムハンマド･アリーの子供たち、
異母兄弟がそれぞれ子孫をつくり、
そのまた子孫が異母姉妹と結婚し・・・
４人いるはずの祖父母が３人。
おじいちゃんはムハンマド･アリー、おばあちゃんだけ、それぞれいるという。。。
わ、わ、わ、わ、わ( ﾟ ▽ ﾟ ;)
血濃そう。
１８０５年から、約１５０年続いたムハンマド・アリー朝。
左から歴代の統治者はこの方々ですが、家族は広がっていきます。
王位の継承順位は、
初め、ムハンマド・アリーの男系子孫中の最年長者が即位するよう定められていました。
その後、第５代のイスマーイールのとき、親から子に相続する制度に改められたそうです。
後継者にならなかった男児は軍隊に所属したり、
政治にまったく関与しなかったり、芸術家もうまれ、さまざまでした。
右端のアハマド･フアードは王子として生まれたものの、
革命により、普通の生活を送ることになりました。
彼らの子孫たちは今なお、ザマーレックやアレキサンドリアに住まわれているそうです。
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ムハンマド・アリー朝のイケメン
トップバッターは、ムハンマド・アリーの次男。
アハマド・トゥーソン
宝塚にいそうでしょ！？
この写真を見て、このひと、誰だろう！？
から、ムハンマド･アリー朝に興味を広げてくれたアハマド・トゥーソン
彼は２３歳で亡くなったので、１人の奥さんだけでしたが、
長生きしていたら、父、兄、息子にたがわず、
数名の奥さんをもらっていたことでしょう(*^o^*)
このひともイケメンだと思いませんか！？
ムハンマド･アリーの孫にあたります。
若き日のイスマイール
モテただろうなぁ。
イスマイールにいたっては分かっているだけでも、１４人の妻に１５人の子供がいます。
そのイスマイールの息子、ハサンもやっぱり！？男前
成長しても
かっこいい
短命。毒殺され、若くして亡くなっています。
ハサンの異母兄弟。
イスマイールの息子、後の王となったフアード。
フアードは暗殺恐怖症だったとどこかで目にしたことがありますが、
異母兄弟のハサン、ホセイン・カーメルの末路に自分を重ね合わせたのでしょうか。
フアードの長男、ファルークの少年時代はウィーン少年合唱団！？のごとく
最後は男性ではありませんが、
同じくフアードの娘で、ファルークの妹、プリンセス・ファウジィーヤは女優のようです。
ムハンマド・アリーの血を大事に大事に、いろんな血が混じりあい、続いてきた家系。
ムハンマド・アリー朝のメンバーすべてが美男美女というわけでもなかったようですが、
彼らはコーカサス地方やトルコから奥さんをもらっていたようです。
子供が出来なかった場合は、養子をもらっていました。
寿命は、ムハンマド･アリーは８０歳まで生きましたが、後継者たちはそれほど長命ではありませんでした。一方、女性の子孫たちは８０歳～９２歳と長生きしたひとたちがいます。
気になるのは、それぞれ異母兄弟が、互いをどう思っていたのか。
イスマイールの代くらいまでは、エジプトの経済が逼迫しても、
きっとお金に不自由することはなかったのでしょうが、愛情は？
父親には多くの妻がいて、多くの子供がいて。
憶測ですが、家族の分だけ家があったでしょうし。
もし、同じ宮殿内に住んでいたとしたら、さらに互いが気になりそう。
お墓も気になります。（←なんでやねん！！）
イスマイールの妻たちのお墓は４つのみ。（リファーイー・モスクにあります）
この本を知るまでは疑問にも思わなかった点が、気になり始めました。
１４人の妻のうちのどの４人なのか。
後継者（フアード）を生んだ妻の墓があるのは、分かる！
その妻を除く３人が気になり始めました。
特定したいわけではなく、どんな選択で選ばれたのか。
単純にイスマイールのお気に入の３人だった気がしないでもありません
以前、墓守に聞いた話では、
イスマイールがその４人の妻の誰よりも先に亡くなったなんて事を聞いたのですが、
長生きした最後の妻たちだったのか！？
実際はどうだったのか。
こんなどうでもいいことを考えているのが楽しい昨今でございます。
どこにイケメンがいるの！？は、なしでお願いします(*￣Oﾉ￣*)
