「TRUSH!」振り返り(そのよん…ラスト!) | 未来に向かって ~旅立ちの朝~

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劇団6番シード

結成25周年記念公演第一弾

「TRUSH!」


感想シリーズもついにラスト~

個人編の後編ですな

一気にまいりたいと思います!


とりあえずここまでのブログ…

「TRUSH!」振り返り(そのいち)

「TRUSH!」振り返り(そのに)

「TRUSH!」振り返り(そのさん)



では・・・


まずはこのえろえろの方!



○ヴァズカビル:萩野崇さん

いやぁ~~~えろえろですなあ~~~www

こういう色気のある男性ってのはどうしたらなれるんでしょう。

もうあれか、素質か素質w


このあざといまでの色気は万人受けではないかもですが、

好きな人にとってはもうステージに居るときの全てが良い!

というわけで、僕が書き出すと全部を列挙するだけになるので←、

一番大好きだったところに絞ります!!!

全部が良い中でも飛びぬけて好きだったところ、それは


ラストバトル冒頭!!!

未亡人たちの、男たちの、鼓動を背に受けるトラッシュとの対決で、

いきなりクリケットを人質にとっての…

「失礼(笑顔)」

これだ!!!


皆さんご存じの通り、「きったねえ~~~!!!!」と

騒がれてしまう手口ではある!狡猾にもほどがある!!

だがしかし!!!その狡猾さをそれと感じさせないほどの!

なんたる紳士感なんたる礼儀なんたるスマートさ!!!!

カッコ良いやつは最低のズルいことしてもカッコ良いのか!

きったねえええええ!!!!←ジェラシー全開


というわけで、

素晴らしき悪役でした。

最後に街から追い出される時までカッコ良いしねw




●駆ーけ落ちカップルの、入場でーす!!

ってこれじゃあトラッシュじゃなくてDプロだw


○クリケット:宮島小百合さん

透き通った清潔感、世慣れない高貴な家柄感、

若い役者じゃないとやりにくそうなキャラでありつつ、

ただ若いだけだと力不足になりそうな、そんなキャラ。

これまでもさゆりんはそういうキャラを見事に演じてますが、

今回観たのはそれとはまた違う雰囲気を持つ人でした。


なんというか…悪い言い方をすれば可愛いおバカさんw

純粋無垢過ぎる天然おとぼけ感!

いやぁ~天才さゆりんの天才っぷりをまざまざと観た気がする!


でもさゆりんの演技では、↓っていうか、凹の方の、

姿が実は結構好きだったりします。

未亡人トリオの夜のシーンに現れたところですな。

さゆりんの大人びた落ち着き感はいつも良いのですが、

昼間の各シーンの明るさ元気さおとぼけ感を一切廃した姿。

静かに、呟くように話すところも、個人的には好きなところです。


それと今回、またもや天才あらわる?と思ったのが、ジャグリング!

トラッシュが、いきなり渡されておっかなびっくり始める、

みたいな展開になっていましたが(でも上手いw)、

クリケットの場合、渡されても全く動じず、

いきなり始めていきなり安定!揺らぎもしない直立不動の安定感!

いろいろ動じないのが、少々おツムが鈍い?と思えそうなお嬢、

でもそんな動じなさが良い意味でここでも発揮というかw

微動だにしない安定感でしたね!!

一番上達したのはトラッシュ藤堂さんとトークで評され、

本気で悔しそうにするさゆりんの姿は個人的に納得でした!



○トラッシュっていうかマシュー:藤堂瞬さん

この流れに乗ってジャグリングから。

いやはやすごかった!!

おっかなびっくり感はあれど、

それは演技だったのでしょうきっとたぶんおそらくはw

トラッシュだからそこはちょっとダメな子感ないとだろうしw

ボール投げ合いながらカスケード?、

あれができるふたり、どれだけの練習を重ねたらああなるんだ!


そして、ちょこっと頼りなげな人が、懸命に頑張って成長して、、

こういうキャラクター、藤堂さんも鉄板かもしれませんね!

最初に可燃不燃で振り回されるのもだし、

ジャグリングで上下左右からのボールをポリバケツで受けるやつも!

周りの人に振り回されまくる良い人感、なんともかわいらしい感じw

でもそんな姿がみんなに愛されるのですかね~

良い意味で、未亡人たちや子供たちから、可愛がられて、

そういうところに藤堂さんは本当にすっぽりとハマるなあ^^


懸命な姿が最後に花開く、ずっと一緒に、良い言葉だ!!


そして、こういう藤堂さんの、

不器用で暑苦しいけど、愛される懸命な(役柄の)姿。

きっと、また近いうちに、観られると、思うんだよ?^^




●華麗なる骨肉の争い


○ポイ:エリザベス・マリーさん

○ホイ:後藤紗亜弥さん


なにこの野獣姉妹…(^^;


ご本人たちは当然のこと、衣装もとっても綺麗!

どういう血筋からこんな美人姉妹が誕生するのかw

立ち姿も綺麗ですしね、これは中の人たち(リズとさあやさん)が、

もとより身につけてきた美しさですね!^^


なのに!!その美しさを!!

獰猛な野獣の魂が凌駕する!!w


いやぁ~ヒドかったですね、最高の褒め言葉としてw

このふたりはもう登場から根こそぎ持って行く破壊力を出しましたw


馬の首だけ登場という笑いwから、

うおっ…と思わせるダッシュ力でまっしぐら!

ダッシュジャンプからのリフトぐるぐる、

顔中にキスの雨あられ!からの~!!

ぶっちゅーーーーーwww

凄まじいインパクトでしたww

そしてみんなに祝福されて…なぜ舌を出すw

あの暴れっぷりからの豪放舌出しは、なんというか…

アメリカ的プロレスラーのそれを思い起こさせるwww

ワイルドでヒャッハーで圧倒的パワーとスピードによる強さ!

ああ、これは全部ポイさんに当てはまるな。


そして妹も負けてはいない!

二人を従え登場、立ち姿が美しい…はずなのに!!

それ以上に、腹を空かせた獣が獲物を見つけて舌なめずり、

の雰囲気がありすぎるww

ぐぐっと頭を下げて上目遣いっぽいロックオン、

そしてその姿勢での素晴らしい突進力!

うむ、まさに全力で疾走する獣のそれだ!!


それとね、ロックオンした相手へのアプローチ!

有無を言わさぬマシンガン「口撃」で、相手の言葉まで自分で言う、

そして既成事実化を極めて強引に推し進める!!!

うん、キミらホント似た者姉妹だわw



ホイさんはどこまでもコミカルでしたかね。

骨肉の争いに勝利してから…

分かりやすいほどの有頂天高飛車感!ゲスいなあww


よくよく振り返ると出るシーン片っ端から面白いな。

普通の雰囲気なのはクリケット救出後くらい???あれ?ホントか?

今夜イケる今夜イケる

あわ、あわわわわわ

正義の!正義の?正義の!正義の?

そんなつもりなくはなくはなくは

きったない野郎だねえ!

あれ、セリフこれ合ってるか?

とにかく!お上品を装った振る舞いwも良くしていましたが、

姉と和解後はいろいろちゃきちゃきな雰囲気が出てくるのも楽しい!

さあやさん、こんなに面白い役者さんだったんだなあ^^


そして、やっぱりタップダンス!

さあやさんは歌も踊りもすごいところ観てきましたけどね~

タップダンスもこんなに凄かったなんて!!!

ラストバトル、タップの板が3枚。

ひーくんがセンターで踊り、

キュッキとスカッシュが両翼で凄いダンスで返し、

む…センターの1枚はひーくん専用?誰か使うの???

と思っていたら!!!なんか!!!ちゃんとした美女が出てきた!!!

はい、ホイさんがホントにちゃんとした美女に見えましたwww

そして何よりすごかった!タップダンス凄かった!!

平井さんと篠原さんとさあやさんと、

このトリオをこの舞台で観られて良かったなあ^^



そしてそして、ポイさんだ。

えーーーわたくし、

これまでリズをセクシーだと思ったことは一度もなかったのですが

今回初めてリズがセクシーに観えたーーーー!!!!

と思ったのはどうやら勘違いだったようだ…


いや野獣すぎるんだよ、面白すぎるんだよ、リズがw

演技巧者にもほどがあるからセクシー感が消えるwww

リズには本当に「NG」という範囲が存在しないんだなあ。

役者としてあらゆることをステージで表現してると思います!


序盤はとってもコミカル。

ばい~んは秀逸すぎる!!

倒れた上にバウンドするのは他に扇田さんしか観たことがないwww

リズも軽そうだからなあ~~^^

ヴァズカビルのカード捌きに心の声ダダ漏れw

あの思わず出ちゃった感もまた秀逸すぎるでしょ!


そんなコミカルが、変わる。

トラッシュが囚われの身になってからのシリアスな姿。

乱暴というかぶっきらぼうなのは一緒なんだけどね、

あと、すぐふらふらなびいてたから気付きにくくもあるけど、

意外なほどの愛の深さがあるのですよね。

3人の夜のシーンなんか本当にじわりとくる。

南の渓谷行ったときもそういえばトラッシュを応援してたけど、

あれ案外本気だったんだなあとここに来て感じる。

そこからの、悲しい舞の姿…

しっとりした魅力をしっかり観ることができました。


自分はリズのスピードと切れ味とパワフルさに、

いつも目を奪われがちなんですけどもね~。

しっとり感も悪くないなあとちょっと思ってみました。


そして、この作品のもう一人の演出って言って良いのかな!!

たくさんのアイディアが詰まったたくさんの見せ場!

優秀な方が揃っていたのはあるのかもしれないけれど、

任せるものは任せて、それをきちんとまとめ上げるその力量!

本当に楽しかった!!!

予定を超えて何度も何度も足を運びたくなってしまったのは、

リズによって仕上げられた楽しさに因るところは大きいでしょう!

またぜひ松本さんとタッグを組んで、楽しい作品魅せて欲しいなあ^^

大感謝!



○フェスおばさん:椎名亜音さん

どうしても「おばさん」をつけたくなってしまう…

これはもう「わざわざ言うな」と言われたからに違いない!!

すみませんへそ曲がりww


でもホントおばさん感は全然なくて、

リーダーってakiraさんが評したけどホントそんな感じ!

Toccoさんのツイキャスで話してたときは、自分の中のイメージ、

今ひとつ表現できる言葉が見つけられなかったけど…見つけたよw

フェス自身がやんちゃで大暴れする感じで、一緒にわーって楽しむ、

つまり…『みんなのガキ大将』だったんだろうなって思う訳です。

子分を守るのが親分の役目だ!!っていうガキ大将^^


こういう役って椎名さんあんまりないすよね。

Re:一万個の大魔王とかかなww

でも思いの外ハマるというか、おばさん感、母感、なくてもいい、

本当に良い、子供たちのまとめ役だったのかなって。

ただーーし、後方に回って子供達を見守るときは違ったらしい。

うーーー、自分6回も観ていてそこに気付かなかったか!?

そもそも観ていたのか!?ごめんなさいごめんなさい!!

目が足りない!!!ということにしておきたい><


で、やっぱりツッコミ無双は健在w

数が多かったかどうかは分からないけども、

何か効果的印象的なツッコミが多かったなあという印象。

賑やかな舞台で色々なところに顔を出してはぶすりぶすりとw


そういう剛というか暴れる姿は椎名さんらしくて良いんだけど、

やはり夜のシーンの悲しい踊り…

あれはまた素晴らしく良かったなあ><

ああいう優しく柔らかい雰囲気もまた、椎名さんの魅力ですかね。

全体的に強いイメージなんだけど、

おなかの中に優しくてあったかいものがひっそり入ってる、

そんな魅力がいっぱいあったフェスでした。



○アール:宇田川美樹さん

えーーー保安官ともうひとりの、この作品の大好きなキャラです。


なんだかとてもセクシーさを感じるアールさん。

いつもの宇田川さんでありながらいつもの宇田川さんじゃない?

服装?髪型?メイク?なんだろ?やっぱり役柄??

なんですかね~背負っているものがあるからなのかな?

理由は分からんのですけども・・・


みんなから頼られるたくましさカッコ良さを持ちつつ、

すごく素敵な女性らしさを兼ね備えているような、、

そんな人だったという印象です。

相っっっ当にヤンチャな人だし、すぐげろげろしちゃうしw、

三枚目感もいっぱいなのにねw


でもそれらとは異なる時折見せる姿…

思慮深さ?

秘かに真実を理解してそうなところ?

一種のミステリアス感といえば良いのかな?

あの夜のシーンで見せた姿のためか、そういうところが全部、

裏側で繋がってくるというか人柄の深みに繋がって見える感じ。


この作品自体への思いと同じで全然説明できないんですけど、

とにかくただただ、好き、なのでした、アールさん。


で、、あとは宇田川さんとしてなのですけど、

ダブルダッチ!!

うーわびっくりダブルダッチ!!!!

あんの難しい縄跳びを、すげーーー!!!

ひたすら驚きました!!

回す人、一緒に飛ぶ人、いろんなところで難しさがあって、

なかなか上手くいかないこともありましたけどもね。

でもでも、入ること自体もだし、入ってからリズムにも乗り、

あの衣装であの場所で飛べてることに尋常じゃなく驚きました!

どんだけ練習したらああなるんだ!!


足も相当厳しかったようで。

どうも話を聞くに、いわゆるシンスプリントになってたのか?

あれ痛っっっったいんだよね~><

床もだし履物もだし、足にはかなり来るものがあったのでは…

それでもものともせずに本番をこなしていて、

やっぱり役者さんってとんでもない人たちだなと思うばかりです!!




あーー最後に、ひとつだけ。

ポイとホイを姉妹としてまとめたので、

主軸の三未亡人としては書いてなかったけどもね…


あの3人が光を背に立つあの光景は忘れられない!!

客席中段からも、前方からも、どセンターで観た3人の姿。

カッコ良くて…良すぎて…神々しかった…

 





まだまだ書きたりない…

じっくりひとつひとつ振り返って、

例えばもう一度本編を観ながらメモを残したりして、

ってやったら絶対、書くの忘れてた~~!!!ってところ、

出てくると思うんですけどね(^^;

でも、一番最初にぼんと出てきたものを大事にってことで、

これで感想シリーズは終わりにしたいと思います。


主軸トリオはホント、、、もうちょっと書きたかったけども、

多分書き出したら止まらなくなるパターンだよ絶対w

いつ書きあがるかもう分からなくなっちゃうのでね(^^;


っていうか終演からもうひと月も、経っちゃうんだなあ(遠い目)

また観たいけれども、上映会が開催されるまで、

ただじっと待つのみです。


YouTubeに上げてくださって本当に良かった(^^;




ああ、ツアーやら撮影会やら面会やら、

公演中に撮った写真のUPは改めてするかもです。

期待しない方向で待っててくださいw