せかちか 終演!
「せかちか」
こと
【世界を終わりに近づける愛の魔法】
終演しました!
今回の舞台、今までで一番大変で、今までで一番楽しかった!
というのも、まずセリフが多い!
去年の「破格ノ七人」で演じたテンライ様もセリフ多かったけど、それとも比べ物にならないくらいのセリフ量でした。
登場人物のほとんどがそんな状態の、いわゆる会話劇。
エピソードごとに進行していき、各エピソードが2~4人だけの芝居なんだけど、僕がメインで出てたエピソード3は、ほとんどが二人芝居。
2人のリズムやテンポを合わせるのが大変で、でもそれが楽しかった。
そしてなんと言っても、僕が変態役だということ。笑
見てくれたほとんどの人が、「めちゃくちゃナチュラルだった」「素でしょ?」などという感想をいただきますが、素で変態かどうかはご想像にお任せします笑
これまでの作品は、基本的には「当て書き」と言って、キャストに対して役柄を作って脚本を書いてくれていました。
なので、アカレコのシュウくんや破格ノ七人の王子2人、アイス2のズッチなんかは自分にないものを表現するというより、持っているものの表現を変えるという感じ。
でも今回は再演なので、当て書きじゃないんです。
元々ある脚本を、新しいキャストがやるわけです。
で、今回の役・正人くんはド変態。
37歳で新聞配達をしながらアイドルを目指しているのに、趣味の官能小説執筆に夢中…という役。
いや、まぁ、男だから誰しも変態的な発想があったりはしますけど、あそこまでの変態っぷりを人様の前で表現するのは、ほんとに大変だった。笑
でも楽しかったけど。笑
正人くんになった瞬間ひどい下ネタを言っても許されるんじゃないかと思ったり、
別人格になれるという役者の面白さを知った作品でした。
今回、コメディ作品でセリフ量も多く、でも場面転換は少なく、ストーリー展開というより芝居の中で笑わせるということが求められました。
で、その日の自分や相手のコンディション、エピソードごとの流れ、お客さんの人数や雰囲気、リピーターが多いかどうかなど、毎公演性質が違うんです。
だから、役者が発するエネルギーや勢いとか、そういうもので善し悪しが決まるんだなーと痛感しました。
毎回同じことやってるのに、ライブしてるみたいだった。
エンタメってなんだろう。
芸能ってなんだろう。
そんなことを考えさせられた。
お芝居の楽しさを教えてくれた、素敵な作品になりました٩( ᐖ )و
このような衣装でした
👇🏻
👇🏻
👇🏻
👇🏻