おはようございます、Jayです。

 

 

今日は節分ですね。

節分は毎年特定の方向を向いて食べると縁起が良いとされる恵方巻を食べたり、災いを追い払って幸運をもたらす豆まきをするのが風習となっていますね。

この「縁起が良い・幸運をもたらす」を英語で言うと

 

「縁起が良い・幸運をもたらす」“bring good luck”(ブリング・グッドゥ・ラック)

 

例:

“It's a Japanese tradition to eat Ehomaki on Setsubun. Eating Ehomaki while facing certain (secondary intercardinal) direction brings you good luck. This year's direction is NNW(north-northwest).”

「日本の慣習として節分に恵方巻を食べます。特定の方角を向きながら恵方巻を食べると縁起が良いとされています。今年の方角は北北西です。」

 

例2:

“It's been said that throwing Fuku-beans means get rid of bad luck and bring good luck.”

「福豆を投げるのは災いを追い払って幸運をもたらすと言われています。」

 

ここでちょっと文法の話。

“luck”(運)は不可算名詞(uncountable noun)ですので“a good/bad luck”など“a/an”が付く事はありません。

日本語も同じように取り扱うかと思いますが、「〇〇さんはとても幸運だったよ。」(〇〇 was so lucky.)という時の運は100個1000個と数えているわけではなく、運の量というか度合いを指しているので運自体が何個だったか数えられません。

 

“でも‘a lot of luck’と言っているのを聞いた事あるけど?”

はい、この“a”は“luck”にかかっているわけではなく“lot”にかかっており、「たくさんの数の・たくさんの量の」という意味で、“a lot of 〇〇”は可算名詞と不可算名詞のどちらにも使う事が出来ます。

ちなみに“many”(たくさんの数の)は可算名詞のみで“much”(たくさんの量の)は不可算名詞のみに使えます。

 

余談ですが、「方角・方向」を英語で言うと“direction”でも良いのですが、東西南北の「方角」限定で言うなら“cardinal directions”です。

その東西南北の中間を表す「北東・南西」などは“intercardinal directions”もしくは“ordinal directions”と言います。

そしてさらにそれらの中間を表して恵方巻の方位などにも使われている「北北西」などは“secondary intercardinal directions”です。

 

最後に最近のコロナ禍やコンプライアンス重視の世の中に合った“農水省的コンプライアンス豆まき”という面白い動画を見つけたのでご紹介させてください。

 

 

いかがでしたでしょうか。

不思議に思ったのが、この鬼役の人に「アレルギーはございませんか?」と否定形で質問したのに対して口頭で回答せずに首を横に振りました。(この人を鬼と呼んでいるわけでもなく全ての鬼が悪いと言っているわけではありませんw)

日本語で首を横に振るだけの回答って「いいえ、アレルギーがあります。」となりませんか?

日本語は相手の質問に対して同意するか否定するかで「はい/いいえ」になると思いますが、英語では質問がどうあれ自分の意見を“Yes/No”で答えます。

例:

“Don't you have any allergies?”

「アレルギーはありませんか?」

“Yes, I do./No I don't.”

「はい、あります。いいえ、ありません。」

ですので左の人が首を横に振るだけですんなり進行出来たのが不思議でした。

 

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Have a wonderful 節分