おはようございます、Jayです。

 

 

過去を振り返らずに生きていらっしゃる方でもきっとこの先過去の事を話す事ぐらいはあるでしょう。

どれくらい「前に」あった事かを示すために“before”, “ago”, “back”を使って話しますが今朝はこれらの違いについてです。

 

“ago”一番一般的

 

“before”比較対象が必要

 

“back”“ago”の砕けた表現

 

“ago”はおそらく一番一般的で「3か月前に・5年前に」などを言いたい時に深く考えずに使えます。

例:

“The train left five minutes ago.”

「電車は5分前に出発しました。」

 

“before”は「前に」でも「〇〇の前に」という意味なので比較対象が必要となってきます。

ですので上記例文の“ago”を“before”に変えただけでは×です。

×の例:

“The train left five minutes before.”

「〇〇の5分前に電車は出発しました。」

“Before what?”

“「何の前に?」

〇の例:

“The train left five minutes before you came.”

「あなたが来る5分前に電車は出発しちゃった。」

〇の例2:

“You came too late. The train had left five minutes before.”

「遅く着すぎ。電車は5分前に出発しちゃった。」

↑これは前の文(You came too late)が比較対象となっているのでOK

 

“back”は“ago”を置き換えて使う事が可能ですが、砕けた言い方なので使い方には注意が必要です。

もちろんテストで使えば×となりますし、ネイティブじゃない人が使うと違和感が出ます。

ネイティブでも直近の事は使わず年単位の事に使います。

例:

“I was a banker and a tennis coach about ten years back.”

「およそ10年前は銀行員とテニスコーチをしていました。」

 

“じゃ~ネイティブじゃないけれども使ってみたい人はいつ使えばいいの?”

そういう方達は仲良しの友達で“back”を使う人に対してまず使ってみましょう。

 

関連記事:

「直後に・直前に」を英語で言うと?

「前日(前の日)」を英語で言うと?

‘Prior’(前の・優先する)の発音とコツ

 

Have a wonderful morning