綺麗なままじゃいられないけど


それでも僕は


生きているんだ


呼吸をしてるんだ


どれだけ辛くても


どれだけ苦しくても


それは本当の事で


綺麗なままじゃ


いられないけど。


それが嘘にならない様に


何度だって言うよ、


僕は生きてる。


それだけを


ただ言いたいんだ


死にたくなる事もある


辛くて、苦しくて、


泣きたくなって


泣いてしまって


結局全部振り出しになって


それでも僕は今まで


ずっと確かに生きてきた


見失いかけたって


僕は存在し続けてて


それは本当なんだよ、


君だって


僕だって


全部本当さ


綺麗なままじゃ、


いられないけど。


何度だって

曖昧に笑って

君の事だって

それでいいんだって。


許してほしくて

僕は君に手を伸ばした

ずっと前から

知っていた事なのに

その心は何時から

全部を拒んでしまう様になって

それは誰のせいで

それは何のせいで

それは全部、

僕のせいなんだって。


僕を汚したって

いいんだよ、

いいんだよ、って。

呼吸が詰まったまま

泣いてしまうけど

それでも笑ってしまえば

全部それでいいんだ。


君がいるだけの。

そんな世界が。


何度だって

曖昧に揺らした

呼吸の音に

涙が溢れるけど

歩いてきた距離だけ

離れていく様だけど

僕は一人、

君を追いかけて

僕は一人、

君を探してるんだ


何も見えなくたって

いいんだよ、

いいんだよ、って。

何度だって言うよ

泣きながらだって

君が拒んだ全てのものに

僕が愛を語っていくよ


君がもう一度

この世界の全てを愛せる様に


君がもう一度

この世界に愛を語れる様に


苦しい事ばかり増えて

震える掌は

悲しげに宙に浮く


どの意味を?

求めてるの?


叶わないから

何も言わないと

戦慄く身体を引き倒して

見守ったままの瞳を

潰してやりたかった


どれの為の、

嘘を吐けば。


僕は許されるの?


僕は離されるの?


の?って、


言ったって

呟いたって

返らない

嘘吐きのまま

裏切ったまま

僕は汚れた手を

君に差し出した


許しておくれよ、

その音は

もう死んだから。


叶わないと

知ってるのに

どうして願うの?


届かないと

分かってるのに

どうして祈るの?


もういいじゃないか。

どうして何時までも

苦しんでいるのだろう


詰まらせたままの

言葉の意味を

喉の理由を

僕は知らないよ


ただ続かない

その先を


もう見たくないだけなんだ


思い出せるように

見上げた空が

消えていくんだ。


好きだったんだろう、って


何度だって言うんだ

その度に聞こえないふり

気が遠くなりそうに


夢は泳ぐんだろう

掌に溶ける嘘だって

忘れたふり繰り返して


別にいいんだ、

目を伏せてみたりとか


塞いだその先

淡くなった思い出は??


指差した

僕を見つける


君を見つけた、


その光の名前を。


夢は響いてるんだろう、って


何度だって言うんだ

目を逸らしたって

忘れてないから


溶け出した愛を

届けてほしいって


また目が覚める様に

指先に甘える


夢の中で

僕は君と生きるんだ


握りしめた


柔らかな指先


甘く落ちる


果実の様に


伝う涙は痛みを伴って


焼き付いた景色を消してく


届かない距離だけ


追いかけて


眩しくて細めた


温度分の世界を


優しさで埋めてほしかった




木漏れ日の中で


僕は溶け出した


苦しみも悲しみも


きっとそれは寂しさも


全部飲み込んだ


虚ろに開いた


硝子玉の中


僕は映り出して


動き出した時間も


脈打ち始めた鼓動も


瞬いた目蓋に


零れ出した雫の奥


睫毛に引っかかる


この世界の分だけ


輝いた世界を


飲み込んだ


嚥下したこの世界は


僕を迎えてくれた




僕の居る場所は


優しい場所だ。