どうしても苦しい

どうしても悲しい

どうしても寂しい


立ち止ってばっかり

先にも進めない

後にも戻れない

僕ばっかりだ

こんなにも足掻いて

足掻いて足掻いて

もがき苦しんでるのは


妥協点を見つけられなくて

どうしても一人傷付いて

なのに笑えと言われる


笑えないよ

僕は中途半端だ

だから逆に

苦しいままで

宙を彷徨ってんだ


知ってんだろ?

気付いてんだろ?

酷い話だ、

ホント。


なんて、

一人でそんなこと言って

また自分だけ逃げて

被害者面して

背を向けて逃げようとして

向き合う事もしないで


だけど苦しいんだよ

今はまだ立ち上がれないよ

一人じゃ無理なんだ

言えない事も

伝えられない事も

抱え込んだ事も

気付いてほしいだけの

子供ままだ


転がり落ちて

それでもまだ

僕が許されるなら

今だけは泣かせてくれよ


ダメかもしれない

戸惑って

うろたえて

それでも僕は、

僕は此処にいる


詰め込んだ感情

押し殺した言葉

見せない本音

どれでもいいよ

僕は困らない


それ以上に

踏みこまれて

踏み躙られて

蹂躙されて

死んでいく心が

悲鳴をあげて

僕はまたそれを

一つずつ殺して、

ころして、

悲しみくれた心を


また、殺すんだ。


どれだけ伝えても

何一つ意味無くて

そもそも伝わってなくて

だから僕は

何も言えなくなる


いつもみたいな

いつもの演技を

繰り返して、

繰り返して、

繰り返して。


今、僕が此処に、

此処にいることは

どれだけの嘘で、

どれだけの本当で、

どれだけ望まれているのか

分かりやしないよ

僕は望んでないから


誰かが背中を押してくれれば

それだけでよかったのに。


望んでも

痛いだけ

ただ苦しくて

呼吸が辛いだけ

それだけなのに

本当に、

どうしてだろうか


都合が良いだけの

愛想笑い浮かべて

君の足跡を追う事も

もう出来やしないよ

幸せになれない事も

幸せに出来ない事も

全部知ってるのに

この手を離す事を

拒んでいるのは僕だけだ


頭が痛くなるような

そんな世界の淵で

腰かけて

笑いかける君が

どれだけ憎いのか

僕の言葉が

突き刺さる前に


嘘の言葉で僕を殺して

今を嫌いなる事が出来たら

きっと幸せになれるのに

いつか分かりあえるって

そんな夢はもう見ないから


演じる事に疲れて

僕だけが苦しいなんて

そんな憐れな役は

投げ出してしまって

僕が望んだ全てを

痛みを全て

君に返すよ

僕のものじゃない

ただのハリボテの上辺を


虚ろに


失くした


全てを


残して


飲み込んだ


意味も


理由も


無いよ、


そうだろう?


君は


誰も


変わらない


同じ


そう言って


僕の中の


それの


価値だけ


僕が


死んで


死んで、


壊れてく


殺された


でも、


君が


生きるなら


そうなら


その分だけ


心を


裂いて


どうしても


分からなくて


だけど


それが


そうだって


君が


言って。


僕が、


そうである様に


求めた


何も、


無いのに


虚ろな


世界も


僕も、


君も、


消えて


失くして


死んで、


僕らがいた。


いつだって同じ

いつだって一緒

ただそれだけで

僕らの愛は語れた


言いたい事はたくさんあるけど

結局はそれだけで、

悲しくて言いだせない事も

同じだけたくさんあった


投げ出したい言葉と

返らない言葉の多くが

噛み砕かれていくんだ

それだけの愛の形が

小さくなって消えてった


花束を両腕に抱いて

差し出す言葉を綴って

それだけだよって

笑う事も出来なくて

言葉にしたいのに

何も言いだせなくて

詰まらせた音の多くが

僕だけの言葉になったんだ


死んでしまったものも

忘れてしまいたい事も

君には届かないまま

同じだなんて言って

隣を歩かない遠くのほう

薄く伸ばされた

それだけの声の先で

愛を語った君の後ろ姿が

僕を置いていくんだ


吐き出した事も

言えない事も

結局は全部

僕だけの愛だったんだ