望んでも

痛いだけ

ただ苦しくて

呼吸が辛いだけ

それだけなのに

本当に、

どうしてだろうか


都合が良いだけの

愛想笑い浮かべて

君の足跡を追う事も

もう出来やしないよ

幸せになれない事も

幸せに出来ない事も

全部知ってるのに

この手を離す事を

拒んでいるのは僕だけだ


頭が痛くなるような

そんな世界の淵で

腰かけて

笑いかける君が

どれだけ憎いのか

僕の言葉が

突き刺さる前に


嘘の言葉で僕を殺して

今を嫌いなる事が出来たら

きっと幸せになれるのに

いつか分かりあえるって

そんな夢はもう見ないから


演じる事に疲れて

僕だけが苦しいなんて

そんな憐れな役は

投げ出してしまって

僕が望んだ全てを

痛みを全て

君に返すよ

僕のものじゃない

ただのハリボテの上辺を