ダメかもしれない
戸惑って
うろたえて
それでも僕は、
僕は此処にいる
詰め込んだ感情
押し殺した言葉
見せない本音
どれでもいいよ
僕は困らない
それ以上に
踏みこまれて
踏み躙られて
蹂躙されて
死んでいく心が
悲鳴をあげて
僕はまたそれを
一つずつ殺して、
ころして、
悲しみくれた心を
また、殺すんだ。
どれだけ伝えても
何一つ意味無くて
そもそも伝わってなくて
だから僕は
何も言えなくなる
いつもみたいな
いつもの演技を
繰り返して、
繰り返して、
繰り返して。
今、僕が此処に、
此処にいることは
どれだけの嘘で、
どれだけの本当で、
どれだけ望まれているのか
分かりやしないよ
僕は望んでないから
誰かが背中を押してくれれば
それだけでよかったのに。