乳酸菌の中でも特に知名度が高いビフィズス菌は、
実に120年近く前に乳児から検出されました。
生後3日目から現れて5日目頃から急増するそうですが、
大人になると腸内細菌は乳酸菌も含め約1000種類、
数にして約100兆個にもなるとのことです。
このビフィズス菌に代表される乳酸菌は、
糖類をエネルギーとして乳酸をたくさん作り出します。
ビフィズス菌はさらに酢酸も作りますが、
乳酸菌はこのように、発酵などによって
乳酸を作る細菌の総称です。
食品は発酵で乳酸が増えると、周囲が酸性になることで、
腐敗や食中毒を起こす菌がすみにくくなると共に、
味や香りにも独特な風味をもたらします。
発酵は、人類にとっての大きな発見であり、
それは数千年前にさかのぼります。
発酵によって食べ物の味わいや保存性を高めると共に、
有機酸やアミノ酸、ビタミン類を始め、
糖類やアルコールなどを生み出して栄養価も豊かにしますが、
その一端を多くの乳酸菌が担います。
パンにチーズやヨーグルト、紅茶などの
海外から入ってきたものに加え、国内には味噌や醤油、
納豆や塩辛、そして漬け物など、まさに発酵食品が
日常の食卓に満ち溢れていますね。
発酵が発見されないままだったとしたら、
ずいぶん寂しい食生活といえるかもしれません。
酒類も発酵の知恵が、世界中で受け継がれたからこそですが、
飲み過ぎは禁物です(笑)。
体に欠かせない乳酸菌
乳酸菌が活躍するのは、発酵の現場だけではありません。
人間の体に適したビフィズス菌のように、
私たちの腸内バランスを支えている大切な菌類でもあることは、
よくご存じのことでしょう。
腸内細菌は、俗に「善玉菌」「悪玉菌」などに大別されますが、
実は悪玉菌もなくてはならない大切な働きをしています。
つまり悪玉菌を、体の中から全くなくしてしまうことではなく、
善玉菌と悪玉菌の勢力バランスを、
善玉菌優勢にすることが重要といえます。
そしてその善玉菌を増やす働きがあるのが、
ビフィズス菌を始めとした乳酸菌なのです。
近頃は、インフルエンザにも乳酸菌がよいといわれますが、
これはもちろん、腸内細菌のバランスがよくなれば、
それがやがて免疫力を高めることにつながるからに他なりません。
この他、食べたものの消化にも大きな力を発揮すると共に、
カルシウムの吸収を促す働きもあるとされます。
また腸内だけでなく、口の中にもいて虫歯を防ぐなど、
私たちは気づかないうちに乳酸菌と共存していることになりますね。
さながら一人ひとつずつ体の中に素晴らしい発酵所を、
乳酸菌のお陰で備えているともいえるかもしれません。
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