あらゆるモノがなんだか高いぞ! | フクロウのひとりごと

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愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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このごろなんだかいろいろなものが値上がりして高いですよね。先日『楽器の値段の裏事情』の話を書きましたが、ほんとうにいろいろなものが高いです。いろいろ実感するのですが、でも、なぜこんなことになってるの?

こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 


 

 

  吉野家

 

先日ちょっとびっくり(大げさ?)したことがあるので書きます。
吉野家です。
久々の吉野家。お腹が減っていたので牛丼大盛りにしました。お味噌汁もつけました。

(冒頭写真)
いくらだったと思われますか。



700円超えたのですよ!
そりゃ大盛りだし味噌汁もつけたけど、まさか吉野家で700円払うとは…
吉野家といえば、『はやい、うまい、やすい』とのキャッチコピーですが…
いや、はやい、は認めますよ。でもね、もはやちっとも、やすくはないですから!
看板下ろせ!
もはや今や庶民の味方なのはスガキヤとサイゼリアだけですねぇ…
 

 

  楽器

 

楽器が高い話は以前にこの記事で書きました。

 


今使っているYAMAHAは、5年ほど前に買ったものですが、まだ30万円台で買えました。
もちろん希望小売価格ではないですが。
その前のBachなんか、先日も書きしたが、20万円台中盤で買ったのですよ!
為替レートがいちばん円高だった頃です。
今だったらヘタしたらその倍くらいしかねない…
もちろん欧米の楽器だと円安の影響は大きいでしょうが、

YAMAHAもずいぶん上がりましたよね。
 

 

  楽器の原料

 

話はちょっとそれますが…
楽器の原料って、どこから来るのでしょうか。
特定の材料は、特定の国、あるいは、特定のある狭い地域でしか作れなかったりします。
たとえば木管楽器のリードの原料ケーン。これは南フランスのヴァール県が産地ですね。
日本の篳篥のリードの材料は、淀川畔の鵜殿でしか採れないと聞きます。
また、たとえば弦楽器の弓の材料のペルナンブコ、これはブラジルでしか採れません。
金管楽器の真鍮は、銅と亜鉛の合金、これは、どこが産地なんでしょうね…

 

 

  円安

 

さて、そもそもどうして、こんなに円安なのでしょうか。よくわからないのですが…
政府や日銀がやっている対策を見ていると、どうも付け焼き刃の対症療法に見えてしまいます。
もっと根本的なところを見なければいけないように思うのですがね。
目先のことしか考えられないのが日本の体質なのでしょうか(国も企業も組織も)。
なんとかしてよね、と思ってしまいます。
 

 

  文庫本

 

高校の頃に買って読んだ本を、先日久々に引っ張り出して読んだのです。
この本。




先日ブログにもちょっと書きましたよね。
この本(新潮文庫)、いくらだったと思いますか?



240円ですよ!
そんな時代もあったんですね…(中島みゆき風に)
どうして、モノの値段って上がるのでしょうね…
モノは高くなるけれど収入も増える。そうして、社会は豊かになっていく。
でも今は、ただモノの値段だけが上がっていますよね。
さて、何がいけないんでしょうか。
ネガティブ発想の日本が世界から遅れつつあるということのような気がしてならないのですが…

さて、みなさんはどう思われますか。