フクロウのひとりごと

フクロウのひとりごと

愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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スタジオや学校を使うのではなく、ネットのテレビ電話機能を使って行われるオンラインレッスン、

感染症対策の影響で行われ始めたモノだと思うのですが、これ、実際のところどうなんでしょうか。

 

こんばんは。

トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 

 

 

オンラインレッスン

ZOOM、LINE、Skype、Messenger などのテレビ会議システムを使っておこなわれるレッスン、

それが、オンラインレッスンといわれるモノです。

感染症対策でのため行われるようになったのだと思うのですが、では、

実際のところ、オンラインレッスンってどうなんでしょうか。

はたして、スタジオや学校などで行われるリアルレッスンの代用になるモノなのでしょうか。

あるいはなにか、オンラインレッスンならではの『いいところ』ってあるのでしょうか。

ツイッターのアンケート機能を使って、またまた訊いてみました。

 

経験者は?

まず、オンラインレッスンを受けた経験があるかどうかを訊いてみました。

 

 

有効投票数88票。

 

受けた経験がある人は、約1/4。

これを多いとみるか少ないとみるか…

意外に多い、と言っていいのではないでしょうか。

4人に1人はオンラインレッスンを受けた経験があるのです。

しかも、『定期的に受けている』という人が、そのうちの約4割、全体の1割になるのです。

 

オンラインレッスンって…

次に、オンラインレッスンについてどう思うか訊いてみました。

オンラインレッスンって、リアルレッスンの代用になるのでしょうか。それとも…

 

 

有効投票数64票。

 

設問がはたして適切だったかどうか考えるところなのですが、

『リアルレッスンと同等の価値』だと答えた人は、なんとゼロ。

どんな極端な設問でも、ゼロ票になることって、まずないのですが…

『レッスンとしては役に立たない』が6%(4票)ある一方で、

『むしろオンラインならではの価値がある』が22%(14票)あります。

 

受けてみたいですか

次に、もし機会があればオンラインレッスンを受けてみたいかを訊きました。

 

 

有効投票数46票。

 

この設問が、最も投票数が少なかったのですが、結果は、

やや、ネガティブな回答の方が多いかな、という感じですね。

一方で、『とても受けてみたい』が17%(8票)あります。

 

障害は…

次に、オンラインレッスンを受ける障害になることについて訊いてみました。

 

 

有効投票数60票。

 

予想通りというか、最も多い答えは、『自宅で音が出せない』で、57%でした。

でも、自宅で音が出せないということは、オンラインレッスンが受けられないだけではなく、

今般の感染症対策下、楽器の練習が出来ない、ということになりますよね。

われわれはほんとうに多くの不自由を強いられてきたんだな、と思います。

 

価値は…

次に訊いてみたのは、オンラインレッスンの価値についてです。

 

 

有効投票数62票。

 

『奏法、練習方法や悩みの相談』が最も多くて、44%でした。

音を判断するのは、やっぱりオンラインではどうしても難しいところがあります。

それはぼくも実感しますね。

だから決して、オンラインレッスンはリアルレッスンの代用になるものではない、と思います。

でも、フォームや動きについてのアドバイスはできるものなのですよ。

そして、こんな答えもありました。

 

 

その通りですね。

オンラインレッスンを始めて、ぼくも関東や九州などの生徒さんもレッスンしました。

 

どちらを受けたいか

最後に訊いてみたのは、リアルとオンライン、どちらのレッスンを受けたいか、です。

 

 

有効投票数76票。

 

オンラインレッスンの方を受けたいという答えはゼロでした。

やっぱりそうでしょうね…

 

ただ、『相談』ということなら、オンラインでも出来るわけです。

そして、移動や場所の時間的経済的制約がない。

実際、お話だけのオンラインレッスンというのも、何度かやりました。

そういう形でなら、とても有効なのではないかな、と思うのです。

 

さて、みなさんはオンラインレッスンの経験はありますか。

どう思われましたか。

 

レッスン(リアル、オンライン)については、こちらから。

 

 

 

吹奏楽コンクールの自由曲、あなたは最新の曲や流行の曲をやりたいですか。

それとも、いつ書かれたかは関係ないと思う人ですか。

 

こんばんは。

トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 

 

古いんじゃないか

ある学校で、その学校は小編成だったのですが、コンクールの自由曲を相談されたのです。

楽譜庫を見ていたら、オリヴァドーティーの『薔薇の謝肉祭』があるではないですか。

先生に見せて、「これなんかいいんじゃないですか」と提案しました。

それからしばらくして自由曲のことを訊くと、先生…

ある指導者さんに、薔薇の謝肉祭について、「ちょっと古いんじゃないか」と言われてしまったのだと…

古い…、古いってなんでしょうね…。新しくても古くても、いい曲はいい曲だと思うのですが…

古いのがダメなら、バッハやヘンデルはどうなるのでしょうか。

 

新しいものがいいの?

コンクールの自由曲って、新作や新作に近いトレンドの曲が好まれる傾向があることは知っています。

でも、それってなぜなんでしょうね。

新しい曲の方が、いい賞がもらえると思っているのでしょうか。なぜ?

審査員にあまり聞きなじみのない曲の方が、ジャッジに有利だとでも思っているのでしょうか。

(そんなことあるわけないじゃん!!)

それとも、新しい曲に精通しているんだ、っていう、指導者のこだわり(エゴ)でしょうか。

最近の有名校が取り上げた曲だからでしょうか。マネ?

あるいは、出版社のセールスに乗せられているのでしょうか。

なんにしろ、おかしな傾向だとは思いませんか。

 

訊いてみた

またまたツイッターで訊いてみました。

 

 

有効投票数86票。

 

決して分母は多くはないですが、結果はこんな感じになりました。

はっきりと明暗分かれましたね。

「最新の曲に取り組ませてもらえないなんて可哀想に…」なんてことを言った指導者もいたそうです。

でも、『自由曲には最新の曲をやりたい』なんて思っている人、じつは少数なのかもしれませんよ。

 

使い捨て?

以前、3年以上前ですが、こんな記事を書いたことがあります。

 

 


課題曲出版元の吹奏楽連盟に対する苦言もありますが、

ただ賞を獲るための使い捨てアイテムみたいな扱いをする団体に対しての苦言の意味もありました。

でも、もしかしたら自由曲だっておんなじなのかもしれませんね。

新しい曲を発掘してきて自由曲にする。月日が経ったらそんな曲のことなんか忘れてしまう…

それではいつまで経っても、吹奏楽は成熟しないのではないですか。

いや、成熟はしているんでしょうけど、そのブレーキになっているのではないですか。

「どの曲をやったら勝てますか?」とか…!

楽曲って『勝つための道具』なのでしょうか?

 

いい曲は…

ほんとうにいい楽曲は、新しいとか古いとか関係ないと思うのです。

どうせ何日もかけて取り組むのだから、音楽的に優れたモノの方がいいとは思いませんか。

(決して、新しい曲が音楽的に優れていないと言っているわけではないです)

そして、勝つためのゲームではなく『音楽』に、真剣に取り組みたいとは思いませんか。

賞というのはその結果として、もたらされるモノだと思うのです。

 

さて、あなたは自由曲、最新の曲がいいですか。

以前からかっこいいなぁ、と思っているバンドのひとつに、和楽器バンドがあります。
CDを買ってきました。

こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
 

和楽器バンド

和楽器バンドは、2013年に結成された日本の8人組ロックバンド。
その8人とは、ボーカル、尺八、箏、津軽三味線、和太鼓、ギター、ベース、ドラムス。
代表曲の『千本桜』は多くの人がご存じでしょう。
ボーカルの鈴華ゆう子さんは詩吟の師範さんなのですね…
YouTubeなどで聴いて、以前からかっこいい! と思っていたのですが、
最近FMかなにかで聴いて、やっぱりかっこいい! と思ってCDを買ってきたのでした。

 

 

和楽器でやる意味

このバンドのかっこよさって、何でしょうね…
和楽器をフューチャーしたユニットって、ほかにもあると思うのです。
いくつか聴いたことがあると思います。でも、案外多いのが、
これ、べつに和楽器じゃなくても良くね?
というバンド。
なんで和楽器である必要があるんだろうと、疑問に思ってしまうバンド。
でも、和楽器バンドはそうではないんですね。
それぞれの楽器が、それぞれの楽器の語法を貫いている。
それが混然一体となるかっこよさ。

 

語法って

以前に、語法というのは演奏形態にではなく音楽にあるんだということを書いたと思います。
では、『それぞれの楽器の語法』って、どういうことなのでしょう?
たとえば箏なら箏の、津軽三味線なら津軽三味線の、伝統的に培われてきた音楽ってありますよね。
その独特の歴史的音楽の語法。それを、それぞれの楽器が貫いているんだと思うのです。
そのそれぞれの語法が、このバンドの個性的な楽曲の中で生かされ、発揮されている。
きっと、個々の伝統的技術の裏付けがあって初めてできることなのでしょうね…

 

ドライブ感

そして、あのドライブ感!
8ビートあり、シャッフルビートあり、4ビートっぽい楽曲もあり、バラードもあり…
どんなビートでも、みごとに融合された、あのドライブ感。
ひとつ分析すると、やっぱり裏拍の妙だと思うのです。
ビートとビートの間の音。それが、イーブンに近かったりシャッフルに近かったり…
裏拍、オフビートが完全にイーブンな音楽の方が、もしかしたら少ないのかもしれませんね。
たとえば、バロックはスウィングしろと言った人がいました。
もちろんジャズのスウィングとは違うのかもしれないけれど、
そういうものも、ノリやビート感をつくる大きな要素だと思うのです。
なにしろ、とにかくかっこいい(語彙力…)。

 

この楽器でなければ…

曲を書くとき、ぼくも以前に箏の曲を書いたことがあるのですが、
「これ別に箏じゃなくてもハープで良くね?」って言われるようなものなら、
書く意味はないように思うのです。
「どんな楽器でも出来ます」っていう楽曲ではなく、
「これはこの楽器じゃなきゃダメだよね」、「これはこの編成以外ありえないよね」
って言われるようなモノが書けたら、最高だと思うのです。
そしてそういう楽曲こそ、演奏する喜びを感じられるものではないかと思うのです。
そりゃあ、どんな楽器編成でもできる曲は『便利』なのかもしれませんが…
この楽曲を、この編成でやる意味って何だろう…、っていうところを、

つねに忘れないでいたいと思うのですよね…

 

唯一無二

話を戻すと…
このバンドって、唯一無二だと思うのですよ。
ほかにないでしょ。
どこかにありそうだ、っていうバンドではないですよね。
海外での反応は知らないですが、きっと世界でも受けると思うのです。

さて、和楽器バンド、みなさんも聴いてみませんか。