鶯や谺の如く鳴き合へり

 

「方円」2009年6月号雑詠掲載。

この句を詠んだのは30代後半。まさに読んで字のごとくな句。よく歩く散歩道。鶯があちこちで鳴いている。一羽が鳴き始めたら、それに呼応するようにもう一羽が鳴き始める。それが掛け合いや谺のように聞こえる様を、何も飾らずシンプルに詠んだ句。

最近色々考えすぎるきらいがある。昔は見たまま、感じたままをシンプルに詠んでいたのを、この句を見て思い出した。もっとストレートに感情を表してもいいのかもしれない。

 

さて、毎度の如く宣伝。

いよいよ5日後に迫って参りました。所属吹奏楽団の定期演奏会。

シンプルにお客様に感動が伝えられたら幸いでございます。

 

♪大住シンフォニックバンド 第32回定期演奏会♪

 

とき 2025年4月20日 開場13:30 開演14:00

ところ 八幡市文化センター大ホール

※京阪電車石清水八幡宮駅下車徒歩15分

入場料 1,000円(中学生以下無料・要整理券)

特別ゲスト 前田大輔(トロンボーン奏者・作編曲家)

曲目
歌劇「イーゴリ公」より ポーロヴェツ人の踊り(ダッタン人の踊り)/アレクサンドル・ボロディン(黒川 圭一編曲)
Obatala(オバタラ)/中路 英明
Spain(スペイン)/チック・コリア  他

 

詳細は、公式HPよりご覧になれます。

多数のご来場、心よりお待ち申し上げます。

 

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それぞれに想ふ人あり囀れる

 

「方円」2019年6月号円象集掲載。

春は囀りの季節。鳥の囀りには縄張りの主張と雌への呼びかけ、2つの意味がる。本来夏の季語である目白もこの時期に囀りを聞くことが出来るので、一般的にこの時期は目白そのものより「囀」を季語として使用する。朝の散歩道には雲雀や鶯など、様々な囀りを聞くことが出来る。みなそれぞれ子孫を残すために必死なのだろう。恋しい雌がいるのか、これから探すのか、囀りひとつひとつに様々なドラマを感じて詠んだ句。

さて、しつこいですが宣伝。

いよいよ9日後に迫ったこのイベントに来て下さる皆様に、私たちは恋焦がれる次第です。

♪大住シンフォニックバンド 第32回定期演奏会♪
 

とき 2025年4月20日 開場13:30 開演14:00

ところ 八幡市文化センター大ホール

※京阪電車石清水八幡宮駅下車徒歩15分

入場料 1,000円(中学生以下無料・要整理券)

特別ゲスト 前田大輔(トロンボーン奏者・作編曲家)

曲目
歌劇「イーゴリ公」より ポーロヴェツ人の踊り(ダッタン人の踊り)/アレクサンドル・ボロディン(黒川 圭一編曲)
Obatala(オバタラ)/中路 英明
Spain(スペイン)/チック・コリア  他

 

詳細は、公式HPよりご覧になれます。

多数のご来場、心よりお待ち申し上げます。

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頬白や我も一筆書き残す

 

「雲の峰」2024年6月号青葉集掲載。

頬白はスズメ目ホオジロ科の鳥で、スズメよりやや大きい。鳴き声を「一筆啓上つかまつる」と聞き做し、昔から春の季語として親しまれてきた。散歩の途中、そんな頬白の鳴き声が聞こえてくる。確かに、「一筆啓上つかまつる」と聞こえる。昔の人は良く考えたものだ。自分も一筆ならぬ一句啓上つかまつろう。そんな思いを素直に詠んだ句。

頬白ではないが、ここで一筆啓上つかまつる。


♪大住シンフォニックバンド 第32回定期演奏会♪

とき 2025年4月20日 開場13:30 開演14:00

ところ 八幡市文化センター大ホール

※京阪電車石清水八幡宮駅下車徒歩15分

入場料 1,000円(中学生以下無料・要整理券)

特別ゲスト 前田大輔(トロンボーン奏者・作編曲家)

曲目
歌劇「イーゴリ公」より ポーロヴェツ人の踊り(ダッタン人の踊り)/アレクサンドル・ボロディン(黒川 圭一編曲)
Obatala(オバタラ)/中路 英明
Spain(スペイン)/チック・コリア  他


詳細は、公式HPよりご覧になれます。

多数のご来場、心よりお待ち申し上げます。

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大住シンフォニックバンド

第32回定期演奏会

私共大住シンフォニックバンドは、京都府京田辺市を活動拠点に置く一般吹奏楽団です。

この度、毎年恒例の定期演奏会を開く運びとなりました。

 

とき 2025年4月20日 開場13:30 開演14:00

ところ 八幡市文化センター大ホール

※京阪電車石清水八幡宮駅下車徒歩15分

入場料 1,000円(中学生以下無料・要整理券)

特別ゲスト 前田大輔(トロンボーン奏者・作編曲家)

曲目
歌劇「イーゴリ公」より ポーロヴェツ人の踊り(ダッタン人の踊り)/アレクサンドル・ボロディン(黒川 圭一編曲)
Obatala(オバタラ)/中路 英明
Spain(スペイン)/チック・コリア  他

 

詳細は、公式HPよりご覧になれます。

多数のご来場、心よりお待ち申し上げます。

 

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花並木走者ペースを緩めけり

 

「方円」2022年6月号円象集掲載。

桜の季節。全国津々浦々、桜並木が賑わってくる。暖かくなると、散策に出掛ける人が増える。景色を楽しみながら歩く人、おしゃべりを楽しみながら歩く人と、思い思いの楽しみがある。ジョギングにいそしむ人は、たいてい前を向いて一心に走っているが、桜並木を通る際、ふとペースを緩めて、桜を愛でる人もいる。それほど鮮やかな桜の花。誰もが穏やかな時を過ごす風景を切り取って詠んだ句。

昨日は夕方からずっと怒っていた。一国の主の不用意で不躾な発言と、それを感情的に伝える人々。そして情報に操られる自分自身に腹が立ち、何とも言えない感情が沸き上がった。翌朝、どうしてそんな事に腹が立ったのかと、冷静に自分を見つめている自分がいる。朝の散歩で満開の桜を見て、さらに心が落ち着いた。人間とは単純なものだ。どうしようもない感情が沸き上がったとき、心の中でこう呟こう。

「腹が立ったら横にしなはれ」と。

 

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