ご覧いただきありがとうございます♡
ROKOです♬
今から10年以上前。
私にとって、初めてのアフリカの地。
ケニアにボランティアに行った時の回想録になります。
始めから読まれる方はこちらへ。
今回のワークキャンプの一環として
エイズ孤児宅の訪問を行いました。
私は、5軒訪問。(8軒中)
訪問した家庭、それぞれとても印象深かったけれど、
その中でも特に印象深かった家庭。
それは…
”子どもだけで暮らす家庭”
16歳の男の子、15歳の男の子、14歳の女の子 の3人暮らし。
他に20歳前後のお姉さんが二人いるそうですが、
すでに結婚し、家を離れており
ほとんど交流はないと…。
(ケニアは、一夫多妻制です。)
1994年に母親が亡くなり、2006年1月に父親をAIDSで亡くしており、
子どもだけの生活を始めて、1年。
両親を亡くした子供たちは、親戚に引き取られるケースがほとんですが、
この子達は親戚の家に行かず、自分達だけで住むことを決めました。
彼らにとって、一番大変なことは…
学校へ行けるようにすること。
そして、食べ物 だそうです。
平日は、学校。 そして、週末は、生活していくために、農園での日雇い。
それ以外の時間は、家事に追われ、勉強する時間はほとんどありません。
16歳、14歳の子は学校へ通っていますが、
15歳の子は勉強についていけなくなり、現在は学校に通っていません。
ケニアでは、プライマリースクールは無料ですが、セカンダリーに行くには、お金がかかります。
現在、親戚の援助を得て、16歳の男の子は、どうにかセカンダリーに通うことができていますが、それがいつまで続くかはわかりません。
食事はというと、一日1~2食。
(Home Visitした家庭すべて、一日2食までで、3食するという家庭はありませんでした。)
ポリッジ。そして、少しの野菜とウガリ。
私たち人間が生きていくために最も必要な ”食べ物”
毎日食べていくために、一生懸命働き、
そして、頑張って学校へも通っていました。
両親を亡くした子供たちは、ほとんど親戚に引き取られます。
引き取られれば、食事の心配もせずに済むと思われるでしょう。
私自身も軽く考えていました。
しかし、親戚に引き取られた場合、
学校に行かせてもらえず、家事を手伝わされることが多く、
また、エイズ孤児ということで虐待をうけたりもします。
”怖かった…”
と彼らが自分たちだけで暮らすことを決めたワケを教えてくれました。
彼ら自身、父親がエイズで亡くなったということで
地域のコミュニティから孤立しています。
でも、彼は…大きくなったら医者になりたいと言います。
”村の人たちをエイズやマラリアから救いたい。”と。
コミュニティから疎外されていて、
毎日、ギリギリの生活をしている中でも
彼の夢は、人々を救うこと。
彼の目は輝いていました。
笑顔ももちろん輝いていました。
あれから10数年。
彼は、もう十分な大人です。
私は、その後ケニアを訪れることが出来ていません。
続く…
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
降り続く雨が、恵みの雨となりますように~♡
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京都在住。2男1女の母。
保健室の先生の免許を持ち、世界をサバイバル体験する、注射が嫌いな元ナース
養護教諭
タマちゃんの魔法の教室認定講師。
こどもたちの心を育む魔法の教室認定講師。