※ネタバレあり。
即日完売してしまった12/24の『ア・ラ・カルト』
篠井英介さんの人気のすごさよ(^^;💦
主催する高泉淳子さんは元"遊・機械/全自動シアター”所属で、眼鏡をかけてランドセルを背負わせたら右に出る者はいないと言われた女優。
(まぁ、そりゃそ〜だと思うけど💦)
篠井英介さんは"花組芝居”という歌舞伎をやっていた劇団で女形をしていました。
舞台詳しくない人はわからないと思うけど、花組芝居っめちゃめちゃ人気で私は一度もチケット取れたことない。
そんなすごい二人が共演するんだから見れなくて残念と思ったけど配信があると聞いて申し込みました。
しかし、この公演毎年やってるような気がするけど、何をやってるか知らないんだよね〜。
舞台は芝居、歌、バンドの演奏で構成されている。
高泉淳子さんの立ち位置はこのレストランのオーナー高橋という役どころだけど、短い芝居がたくさんあるのでワンステージでいろんな役に挑戦している。
最初の芝居は高泉さんがクリスマスに一人でフラッとフレンチレストランに寄り昔話をするというもの。
「昔付き合っていた彼がいて結婚するか迷ったけど、結局自分の夢を選んでしまった」
それに対してウエイターの話は、夢を叶えにニューヨークへ行ったけどそこで出会ってしまい帰国して結婚した、という話で。
たったそれだけなんだけど、決断するまでの過程とか考えたらすごく深いなぁ、と思ってしまった。
そして、この台詞。
「コースもいいけど今日はア・ラ・カルトで」
ゲスト篠井英介さん登場。
ここは芝居ではなくフリートーク(？)のコーナーみたいで篠井さんもフツ〜に青いセーター。
この間のライブでも言ってたけど高泉さんからテレビの時は悪役が多いですよね〜、と振られて、
「僕も何でか考えたんですけど、
うまいから？」
とおっしゃるので爆笑してしまった😆
そのあと店員扮する山本光洋さんからメニューを渡されたのだけど実はこれは台本みたいで、しかも２種類あるらしく、
A：味付け海苔の陰謀
B：鍋と人生は難しい
「どちらが楽ですか？」
とさらっと聞いてしまう篠井さん(^^;💦
山本「どちらも楽じゃないですねぇ😃」
高泉「逞しいのかきれいどころか…。やっぱりきれいどころがいいですかね？」
山本「僕らを信じて」
篠井「アンタたち信用できない💦」
なんてやり取りもありましたがBに決まったみたい。
ここで演奏が入るんだけど、衣装替えの時間なんだろうな。
篠井さんは金髪、黒のドレスのマダムに。
高泉さんはサラリーマンみたいな服装で登場。
マダムは行きつけのお寿司屋さんの大将と来る予定だったけど、常連さんの予約が入り別の人とクリスマスのレストランを訪れた、という設定。
篠井さん、有閑マダムみたいだったけど居酒屋の経理をしていてコロナで仕事ダメになってスーパーのレジをしているという女性。
高泉さんは趣味で落語をやっているがいつも師匠に怒られている。
でも、女性はその落語を気に入って…。
何か事件が起こるわけではないけれど、ほんわかしたお話でした。
ここで休憩を挟んで高泉さんは着物で登場。
これは宇野千代子というキャラだそう。
篠井さんも白の衣装に白のファーで登場。
“ジュ・トゥ・ヴ”を披露。
これって歌詞付いてたんだ？
そして二人で“Winter Wonderland”を。
最後に高泉さんと山本さんで老夫婦のケンカを描いた芝居を。
デザート食べながら。
この舞台、本当に食べながらやるのでそれって大変な気がする。
これもほのぼのしていて、まぁ、最後は仲直り。
そのあとは高泉さんが最初にレストランに来た女性になって"キャロル"という食後酒を飲むシーン。
もう篠井さんの出番はないのかな？
と思ったけど、ここで篠井さんが不自然に歌う"White Christmas”が。
なんと本人役で出演。
そして、視聴者からの質問に答えるコーナーに。
どーゆー展開なんだ、この舞台は(^^;💦
これって高泉淳子さんが構成・脚本・演出すべてやっているみたいで、しかも毎日ゲスト変わるから毎日違うことしてるんだよね？
高泉さんと山本さんが得意げに
トラブルには慣れております！
と言っていたけど、これくらい強気でないとやれないかもね。
いや〜、これを30年以上続けているなんてすごいパワーだな〜。
来年は会場で見てみたいな〜。
ギター：竹中俊二
アコーディオン：佐藤芳明
ベース：Brent Nussey
バイオリン：中西俊博
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