アダルトチルドレン 社交不安を                      やめる心理カウンセリング -118ページ目

感情を感じない


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心の悩みを作る禁止令とは



アダルトチルドレンの為のトラウマサイコセラピー

少し間が空きすぎてしまい申し訳ありません。

おまけに「心の悩みを作る禁止令」と謳いな
がらあまり取り上げてきていませんでした。

そこで今回は禁止令を取り上げます。

最後に取り上げたのが「考えるな
だったので、今日は「感じるな」を
取り上げてみます。

結構重要な禁止令でありまして、さまざまな
心身症、摂食障害、脅迫観念・脅迫行動
などにも関係してきます。

文字通り感情を感じられないというのと
感覚を感じないというものがあります。

感情を感じないというのは怒り、恐れ、喜び、
悲しみのいづれかまたは全部の感情を
感じられないもので、
感覚を感じられないというのは痛みとか空腹
などが感じられないというものです。

この禁止令を決断した人は、あまり表情がなく
いつも淡々としていて、話していても感情を
表す言葉があまり出てきません。
代わりに説明するような言葉ばかり出てきます。

感情を抑えていることがわかるレベルの人も
いれば、感じていること自体がわからないと
いう人もいて、怒るはずの場面でそのことに
自分でも気づかずに、怒ったことがありませんとか
あまり泣いたことがありませんと訴えたりします。

また、本物の感情でなくラケット感情 ばかりを
つかっていて文句が多くてきれやすく、感情の
コントロールが苦手な人もいます。

何をしてもおもしろくなかったり、感動する
ことが全くなかったりします。

次にどんな場面でこの禁止令を決断しているかを
見てみます。

厳格な家庭で自由がない家庭で育った。
虐待や両親の喧嘩が絶えない家庭に育った。
いづれも親の為に子どもが感情を我慢して
出さないようにしています。

親が感情を表さなかったり、感情の言葉を
使っていないそんな姿を見て育った。
もしくはその逆で親が感情的になりすぎるので
親のようにはなるまいと決めた。などなど。


このブログへの検索キーワードで多くみられるの
ですが、「子どもの頃記憶ない」というキーワード
がありました。

以前にも書いたこと がありますが、
記憶は感情を伴って思い出すものなので、
感情を感じられないと記憶までたどりつけない
ことになります。

こういう悩みを訴える方というのも大変多くなって
いるように感じられます。

やはり児童虐待の影響だったりするのでしょうか。

「感じてはいけない」のある人は思考に走りやすく、
「考えてはいけない」の人は感情に走りやすかったり
します。

以前書いた「考えてはいけない」の記事で書き
忘れていましたが、この決断をしている人の中には
考えることで考えないようにしているタイプの人が
います。

どうでもいいことばかりとうとうとしゃべり続ける
人がまれにいますが、このタイプの可能性が
あります。

問題の核心に触れられないので(考えないように
している)起承転結の結になかなかいかないので
聞いている方はスッキリせず、むしろイラッとして
きたりします。(いいかげんにしてくれ)



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うつ病を緩和する方法教えてください


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心の悩みを作る禁止令とは


アダルトチルドレンの為のトラウマサイコセラピー

今日は「うつ病」の話をしてみたいと思います。

日本ではうつ病(大うつ病性障害)患者は推定
600万人とも言われています。

そして自殺者の7割はうつ病を患っているとも言
われています。

私がかつて勤務していた職場でもうつ病と診断
された同僚がいました。

長い間休職を余儀なくされ、さらに復職できて
からも傍から見ていてとてもつらそうだったのを
よく覚えています。

一般にうつ病になりやすい性格としてメランコリック
親和型ということがいわれております。

いわゆる真面目で几帳面な性格といわれている
ものです。

物事を几帳面にできていなくてもそのことを悔やむ
気持ちがあれば、それは几帳面な性格と言えます。

几帳面にできていなくても、そうなっていないとダメ
と思っていればすでにメランコリック親和型と言えます。

現実にはこういった性格になんらかのきっかけと
なる出来事が加わったときにうつ病となることが
多いようです。

この出来事となるのは親しい人との死別などの
喪失体験が多くあげられています。

ただし中には原因がはっきりしない、おそらく
遺伝的な素因を持った人がある年齢に達した時
に発症するということもあるようです。

うつ病を患った人は抗うつ薬を飲んでも副作用ばかり
でなかなか効果が出ず症状が緩和されなかったり、
うつ病エピソード(病相)の出現が長期に及ぶなど
大変つらい経験をしています。

つらいうつ病の症状を早期に改善することが求め
られているのですが、実は再決断療法が改善に
効果を発揮していることはあまり知られていません。

再決断療法では、うつ病にはある種の禁止令
決断とそれに基づく人生脚本によって作られる
生き方が大きく関わっていると考えられています。

うつに関わる禁止令は「存在するな」 が中心に
なりますが、人によっては「楽しむな」「健康であるな」
があったりするようです。
また多くの人が「重要であるな」 「子どもであるな」
決断しています。

(新型うつなどの非定形うつはこの限りでは
ありません)

SSRIなどの抗うつ薬の投薬もアドレナリンや
セロトニンを与えているだけで生き方そのものを
変えることはできないため、一時的に回復しても
また再発するということも起きてきます。

再決断療法では脚本を変えていくことで生き方
そのものを変えることができるので、再発がない
と考えられています。

私の知り合いにも長い間うつ症状で苦しんでいたが
再決断療法で病を克服した人がいます。

もう何年もうつ病の症状は出ていないそうです。

(まずは専門医を受診してくださいね)

※遺伝的な場合は完全に症状消えることは
  難しいようです

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愛情なんて信じない 2

 

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心の悩みを作る禁止令とは



前回 はストレンジ・シチュエイション法に見られる
乳幼児の四つの反応パターンを見てきました。

Aタイプ 回避型
Bタイプ 安定型
Cタイプ アンビヴァレント型
Dタイプ 無秩序・無方向型
 以上四つありました。

いろんな反応を示す子どもたちですが、彼らの
養育者の養育スタイルとはどんなものでしょう。

Aタイプ(回避型)の養育者


子どもの求めに対して拒否的にふるまうことが多く、
子どもにたいして、微笑むことや身体的接触が少ない。

子どもが苦痛を訴えていても、対応を嫌うこともあり、
かえって子どもを遠ざけることもある。

子どもの行動を強く統制しようとする働きかけも
よく見られる。

Bタイプ(安定型)の養育者

子どもの欲求や状態の変化に対して敏感であり、
子どもに対して無理な働きかけはしない。

子どもとのやりとりは円滑でかつ調和がとれている。

また養育者自身も子どもとの遊びや身体接触を
楽しんでいるところがある。

Cタイプ(アンビヴァレント型)の養育者

子どもが出してくるシグナルに対して鈍感である。

子どもの行動や感情の世話をする際にも、適切に
調整することが苦手である。

子どもとの間で肯定的な交流も多く持つが、それは
どちらかというと養育者自身の気分や都合に合わせた
ものが多い。

よって子どもの行動や欲求に対しての反応が首尾一貫
しなかったり、反応のタイミングが微妙にずれたりする。

Dタイプ(無秩序・無方向型)の養育者

精神的に不安定なところがある。(多くは外傷体験に伴う
心理的な問題を抱えている)

突然、表情や声が変わり、時にパニックに陥ることもある。

子どもをおびえさせるような行動をとることが多く、中には
虐待行為などを伴うこともある。

(Dタイプは直接的な証拠が少ないのですが、被虐待児や
抑うつを持った親を持つ子どもが多いところから以上の
ように推察されています。)


このような養育環境で育つ子どもは愛着という観点から見て
どんな大人へと成長していくのでしょうか。

成人の愛着を測定する方法にアダルト・アタッチメント・
インタビュー(成人愛着面接法)という手法があります。

この手法の結果導き出されるパターンはやはり四つに分かれ、
それぞれがストレンジ・シチュエイション法で見た四つの
パターンに対応しているようです。

愛着軽視型 ⇒ Aタイプ 回避型に相当

人生における愛着の重要性や影響力を低く見積もっており、
他者との親密な関係を避けようとしています。

愛情はそれほど必要ではない、子どもにもかける必要はない
と思っています。

自律型 ⇒ Bタイプ 安定型に相当

過去の愛着が人生や人格形成に及ぼす意味を深く
理解しています。

他者と自分を深く信頼できており、安定した対人関係を
築いていけるタイプです。

とらわれ型 ⇒ Cタイプ アンビヴァレント型に相当

過去に養育者が自分にとった態度にたいして強いこだわり
(特に憎しみ)を持っています。

人との親密な関係を作りたいと思っているが、その反面
嫌われるのではないか、見捨てられるのではないかという
不安を持っています。

対人関係は全般的に不安定になりがちです。

未解決型 ⇒ Dタイプ 無秩序・無方向型に相当

過去のトラウマ(心的外傷)が解決されずに残っているタイプで、
愛着対象の喪失体験があり、その喪の過程から抜け出せない
または被虐待経験を持っていて、そのことに対しての
心的葛藤を抱えています。


成人の愛着ということなので恋愛についても少し言及しておくと
回避型は恋愛経験が少ない、あっても相手に対する愛情を
それほど強く感じないことが多い。

自律型は相手に対して信頼や友情を感じやすい。
結婚生活に対しても満足度が高いようです。

とらわれ型は相手への信頼感が低く嫉妬を感じやすい。

自律型のような安定型は恋愛において親密さの高さから
自己開示・愛情表出もできることにより気楽さ、快適さといった
ポジティブな感情を感じていることが多いようです。

これに対し、その他の不安定型では相手に対する親密さの低さ
から自己開示・愛情表出のしづらさを感じてしまうためか恋愛に
おいても不安、怒り、悲しみなどのネガティブな感情を感じやすい
ようです。

あちらこちらで恋愛論が盛んですが、こうしてみてくると一律に
誰彼すべてにあてはめてよいものではなさそうです。

理想的な恋愛を成就する為には、特に不安定型の人は愛着・
親密さといったギャップを埋めていくことが肝要のようです。

もしかすると自分は愛着形成に失敗したからもう理想的な
恋愛ができないと思ってしまう人もいるかもしれませんが、
そう考えるのは早計です。

大人になってからも恋愛成就(幸福)に必要な愛着を形成して
いくことは十分に可能です。

(つづく)

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