顧問CFO川井隆史のブログ -469ページ目

見える化 見せる化 - どこがよいのだろうローリング予算その3

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


「見える化 見せる化」でローリング予算の話をしましたが


もう少し具体的に何が利点なのか見ていきます。 1つは


一般的な予算実績であると基本的に過去志向なのに対し、


ローリング予算は未来志向的な見方もできます。議論の中心


がPDCAのCだけでなく、Aも十分に議論されることとなります。


例えば、販売促進費を当初予算より使ってその月営業利益が


一時的に下がっても数か月後にきっちりそれ以上取り戻せば


良いといった、柔軟な対応が可能です。結構、真面目に


「今月ここでやっておけばお客さんをつかむチャンスなんだけど


予算がないからできないよなぁ」などという話よく聞きませんか?


2つめは「人は見たいと欲するものしか見ようとしない


ので、予算が達成しそうもないと、うすうす感じてもなかなか自分から


見ようとしません。しかし、ローリングで毎月Updateすることにより、


見たくない現実を早めに察知し、手をうつことができます。


この変化の速い時代、3か月前の仮定と現実の違いをクドクドと


説明するほどヒマな会社はないはずですよね。

見える化 見せる化 - 叱責よりどうするかです!ローリング予算その2

見える化経営コンサルタントかわい たかしです。見える化 


見せる化で前回ローリング予算の話をしました。



以下が例です。数字が多くてうっとうしいと思う方は表の詳細


説明とばしてエッセンスだけで見てくださいね。


売上(百万)
















4月 5月 6月 7月 8月 9月
前年 80 75 90 90 80 90
実績 81 76 92
Rolling 88 80 92 92 82 92
予算 88 83 99 99 88 99
10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月
前年 95 100 110 80 70 90
実績
Rolling 105 111 122 90 79 101 90 84
予算 105 108 120 87 77 99



本日月例会議が開かれ6月の結果と7月以降の予測(Rolling)が


示されています。今年度(4月~3月)は予定していた製品の発売


が9月にずれ込んだため、予算が未達になりそうだ、しかしこの程度で収まりそうだ


ということがすでに判明しています。


月例会議では、第一次リカバリー案が


発表され少し挽回していますがまだすべてをリカバーするかには


いたっていません。したがって、議題はどうやってリカバーするかに


集中しています。


今年度予算 88+83+99+・・・・99=1152

予測      81+76+92+92+・・・79+101=1123


29百万未達です。7月時点では予測は4~6月は実績、


7~3月はRollingの数字となります。


もし、予算と実績の比較だけだったらどうなりますか?


3か月連続で未達、今年度はどうなるのだろうと皆不安


な中、社長の叱責の声がひびきます。


見えない不安は怒りを呼ぶのです。






見える化 見せる化 -どうせだめさ ローリング予算その1


おはようございます。見える化経営コンサルタント かわいたかしです。


見える化 見せる化でこんな経験ないでしょうか?たとえばある製品


の販売をしている事業部や営業部門で比較的主要な製本で不具合が


生じたり、販売開始が大きくずれこんだりすることです。


そうすると場合によっては3か月ぐらいはどんなに頑張っても


予算未達な月が続いてしまうことです。社長は毎月うんざりし


説明するほうも毎月いやな気持であまり生産的とはおもえません。


発表側はどうせだめさという気持ちになってしまいます。


変化の速い時代になり、1年間の短期予算でどんなに


精緻に推測しても数か月で状況ががらりと変わることはよくある


のではないでしょうか?この際に、「毎月なぜきちんと推測できない!怒」


などということをクドクドとやっていてもみんな元気がなくなるだけです。


そこで作成されるのがローリング予算です。これは毎月、または3か月


に一回予算を見直していくものです。次回具体的な方法を見ていき


ましょう。