見える化 見せる化 -固定費率が高いということ コスト見える化10
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
見える化 見せる化で、固定費率が高くなるには
業種的なものもあります。設備産業、
わかりやすいのは半導体です。
自社生産していれば設備投資等で固定費は巨大です。
しかもシリコンサイクルで売上は変動しますから、
売上低迷期は非常に固定比率が高くなります。
一方売上が伸びても固定費はさほど変わらないので
好景気には利益は高くなります。
要はハイリスク、ハイリターンな業種なわけです。
これを良いとも悪いともいえません。
そのため、製造を外注化している企業もあります。
ただ、なんとなくそのような企業はミドルリスク
・ローリターンになっているような気がするのは
気のせいでしょうか?
見える化 見せる化 -再び残念な固定費削減 コスト見える化9
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
見える化 見せる化で再び固定費の話になりますが、
よく「売上に対する固定比率が高いので固定費を
削らなくてならない」という話を聞きますが
正しいでしょうか?答えは正しい場合も
違う場合もあります。
「売り上げに比して固定費が高い場合と、
固定費に比して売上が低い場合」
があるからです。前者の処方箋は確かにコスト削減ですが
後者はむしろ売上を伸ばすように逆に販促などコストを
かけなければならないかもしれません。
ざっくりの区分で言うと前者は衰退していく分野、
後者は新規に進出した成長分野によくあることです。
したがって、どんぶり勘定的にで後者の場合にコストを
削減すると成長の芽をつぶすことになりがちです。
見える化 見せる化 -残念なV字回復 コスト見える化8
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
見える化 見せる化で余談ですがよく
「リストラをして業績V字回復」などという
話があったと記憶されている方もあると思いますが、
それはわかりやすく言うと人員削減の割増退職金、
機械廃棄等で一気に損失計上、家賃キャンセル料
負担で一気に赤字にし、翌期からはこれらの費用
が掛からなくて一気に黒字化です。当たり前ですよね。
この方式に関しては否定も肯定もしません。
古い負の遺産を思い切って処分して生まれ変わる
という意味で正しいこともあります。
古い例ですがゴーンさんの日産リバイバルプラン
などは比較的良い方の例だと思います。
残念な例はこのV字効果を狙って、短期的志向
のファンドなどが必ずやりたることです。
悪い例だとV字回復は一瞬しても目的が短期的
ですと「脂肪でなくて筋肉も落ちるリストラ」
になってしまいます。人員整理しても実は将来を
支える幹部や幹部候補生がごっそりやめていたり、
研究開発中止で有望な技術が失われていたり、
黒字化に喜んでファンドから買収した企業
はその後痛い目にあうわけです。