見える化 -内部と外部のバランスとは
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
見える化で経営指標を作成するにあたっての
バランスを考えています。従業員などの内部と、
株主、顧客などの外部どちらを優先させるかは
難しい問題ではあります。ただ、どれもおろそか
にしては少なくとも長期的な発展はないと思います。
確かに従業員を大量採用して、低賃金や厳しい
ノルマで縛って大量離職する企業というのは、
なかなかなくなることはありません。
一方で従業員が満足しないとその従業員は
結局顧客に良いサービスをしないので
従業員満足度を重視する会社もあります。
ただ、従業員が平和に楽しく働いているのに傾いた
会社もお目にかかったことはあります。
大量採用、大量離職でも一騎当千の社員が残って、
急成長した例もあります。要はバランスが大事
なのです。ではどのようにしてバランスを
とったらよいかの話を次回から始めます。
見える化 -自分だけが良ければうまくいくわけではないです
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
見える化で財務数値だけではない様々なバランスの
話をしています。
たとえば、購買ですが当然不必要に高いものを購入する
必要はありませんが、やたらと下請け業者を叩けば
よいものではありません。新聞を読むと、例えば、
小売業などが納入業者の社員に無給で販売業務
をさせたり、不当な買いたたきで告発されていたり
します。特に小売業などは消費者イメージなどは
大事なので、理不尽な行為の代償は大きいです。
普通得意先の商品、製品というのは自分もそこに
関与しているわけですから下請業者にとっても
愛着が多少あるわけです。
しかし、私の顧客先でこんなことがあります。
そこの社員は上得意であるA社の製品は絶対買わ
ないと断言しています。確かにその社員の方の話を聞くと、
契約にない仕事を要求して支払いは踏み倒したり、
言いがかりに近い理由で値引きを要求したりと
いった理不尽なA社のやり方は目に余るところがあります。
したがって、A社には必ず元から他社よりもその
部分を考慮して高目に価格を設定するそうです。
結局A社は何も得をしていないわけです。理不尽な行為は
絶対NGです。
見える化 -ステークホルダー(利害関係者)のバランス
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
経営指標を見る中で財務指標だけでなく様々
なバランスを考えて指標を考慮しなければなら
ないという話をしています。
一時期日本企業が欧米企業に比べ株主軽視で
あったことの反動なのでしょうか上場企業で時価総額
経営(株主価値を最大化する)が叫ばれていたこと
がありました。そのまた、反動でMBO(経営陣など
が株を購入して逆に非上場にしてしまう)ことが
流行しているようです。当然株主の意見は貴重
なものとして傾聴に値することも少なからず
あるのですが言いなりに短期的に株価ばかり
気にすると見せかけの財務数値の良化に走り、
最悪はオリンパスのようなことになってしまいます。
ある大手欧米系の投資銀行に勤務している友人が
こぼしていました。「業績が少しでも悪くなると会社は
首切りに走る。理由は人員をXX%切るといえば
株主は満足するからね。実際は現在稼いでいる
奴はやめさせられないのでバック部門や新人
などが生贄になる。頭数を差し出すということが
大事だから」。ようは株主に約束した人数を
差し出すことが目的なわけです。
長くなったので残りは次回に。